Aちゃんの舌代日記-その2

舌代とは 口で言う代わりに 文字にする というのが 本来ですが
写真を 見ていただく 事を 目指したいです。

古稀茶碗の 歌詞は 

2015-05-03 | 番外

まず 骨董品に 成りかけている 湯飲茶碗の写真を

文字は 歌詞が 印刷されている。

70歳代 以上の 方は 歌える 此の歌。

 

隣組 (となりぐみ)

♪  トントントンカラリっと 隣組

あれこれ面倒

味噌 醤油

ご飯の 炊き方 垣根越し

教へられたり 教へたり  ♪

 

(一部分 旧かなづかい)

 

この歌 ユーチューブで 視聴出来ます。

 

現在は 注釈が 必要になった。

トントントンカラリの からり とは 

からりと 晴れた 等のようにも 使うが

木製の 引き戸を 開ける音の ガラリでも あろうか。

隣の家は ドアではないから 引き戸を開け 訪問する。

味噌 醤油は 在庫が無ければ チョイ貸し借りした

という 気さくな 付き合いを 意味する。

 

描かれている絵は 炊飯を ” へっつい ” という かまどを使い

薪(まき)を 燃して 炊いている。

電気釜ではないから 比較にならない位 難易度が高い。

 

右下の 写真を ご覧下さい。

マークの 下に ”翼賛” (よくさん)  の 文字。  

当時は 右から左へと 読む。

 

翼賛について 

大政翼賛美会については クリックして ご一読ください。

 

此の茶碗は 隣組 つまりは 現在の 自治会も

翼賛体制に 組み込まれて 配布されたのではなかろうか。

 

此の茶碗は 戦後の 物不足の 時代に

幼時 自分が 飯茶碗として使用していた。

子供らしい 絵柄の 茶碗は 当時は 無かったのだ。

 

戦後の 食糧不足と共に 何とも 言えない 思い出です。

 

敢えて 此の写真を アップしたのは

今日が 憲法記念日だから。

 

お付き合い 有難うございます。