かかりつけのお坊さん 奮闘編

転勤も定年もリストラもない、失うものは何もない最強な坊主が日頃の“感謝”を言葉にこめて、日常を綴ります。

あなたを傷つける人

2013-11-05 11:52:54 | 日記
★同調ばかりしてくれる人は、実際は何もしてくれない。

★オーバーに騒ぎ立てる人は、
 何かを隠していることが多い。

★親しい人間同士は適切な距離をとっている。

★人つき合いにはトラブルは必要。
 「つき合う相手」を間違えなければ、幸せになれる!


この本は、読んでいて、結構楽しくなる。

人間観察は楽しい。


「人には、人を殺すタイプと自殺するタイプとがいる。
その二人が出会えば、殺す人と殺される人になる。
人には、殴る人と殴られる人がいる。
搾取する人と搾取される人がいる。
支配する人と支配される人がいる。
いじめる人といじめられる人がいる。
わがまま放題の人とじっと我慢する人がいる。」

「この本で「きずな喪失症候群」の人と言っているのは、
殴る側の人、搾取する側の人、支配する側の人、
いじめる側の人、わがまま放題の人、。。。」

「ところできずな喪失症候群とは、私が作った言葉なので、
具体的にはどういう人か、という説明をして、
きずな喪失症候群についてのイメージを持ってもらいたい。

それは、心を失った人、心の痛みのない人、
良心がないからなんでもできちゃう人、
涙を流していても悲しんではいない人、
心がなくてテクニックだけで生きている人、
愛情よりも利益を求める人、
誠意がなく戦略のみの人、
子育ても愛情ではなく操作でする人、
言い訳が多い人、
哀れっぽさを売るけど実は図太い人、
謙遜しつつ自分のわがままを通す人、
身勝手な人、
人を人とも思っていない人、
野放しで育った猿のような人、
生き方を教わっていない人である。

自分に都合の悪いことはすべて忘れる人、
仲間をすぐに仲たがいさせるような人、
仲間を攪乱する人、
人をたきつける人、
いつも人を恨んでいる人、。。。」


あるわ、あるわ。。。


まだまだあるぞ。


「人のお金を使うのがうまい人、
深い付き合いができない人、
会っても心には残らない人。。。」


このきずな喪失症候群の人を、野生のサルにたとえるなら、

対極にいるのは、

「飼いならされたサーカスの象」だそうだ。

きずな喪失症候群の人は、人をはめる。利用する。

ところが、「燃え尽きる人」は、自分とはまったく違う人を、

自分と同じ人間だと思って付き合うから、はめられる。


僕も、かつて、そんな、つらい思いをした人である。

いま、私のまわりのお坊さんには、きずな喪失症候群の

ようなお坊さんは、見当たらない。


でも、教師時代には、人間関係には、結構疲れた。

管理職という権力を握った人たちに、かなり、

翻弄され、はめられたことも多かった。

僕は、野放しの猿というよりか、

一匹狼になっていた。

そして、とうとう最後には、その権力に

噛みついたというわけだ。

即、射殺された。


お坊さん専属になって20年。

最近は、まわりの門徒さんの中に、

時々、きずな喪失症候群らしき人をみかけるようになった。(笑


ええっ、そこまで、カミングアウトして、大丈夫なんかい?



広島ブログ
 
きょうも来てくださって、ありがとうございます
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