かかりつけのお坊さん 奮闘編

転勤も定年もリストラもない、失うものは何もない最強な坊主が日頃の“感謝”を言葉にこめて、日常を綴ります。

伊達直人と“なでしこジャパン”

2011-12-02 20:14:46 | 世情
今年の流行語大賞が決まりました。


 なでしこジャパン 

今年の流行語としてノミネートされたもののほとんどが、

“震災”に関係するものでした。

日本にとって、今年1年は大変な国難の1年でした。


僕は、今年の1月の某新年会で、ちょっとした余興芸を

やりました。

上半身は黒のタートルネックのセーターに身を包み、

下半身は、坊守から借りた黒のタイツを穿いて、

頭には“タイガーマスク”のマスクをかぶって登場したのです。

会場は、爆笑の渦!


昨年の12月25日、某児童相談所に、タイガーマスクと

名のる人から、子どもたちへ、ランドセルがプレゼントされました。

それから、年があけてからも、一連の寄付行為が続きました。

中学生が貯金をはたいて、鉛筆やノートを届けました。

皆さんも、よく覚えていらっしゃるでしょう。

不景気な日本社会にも、少しずつ光が差込み、今年こそは、いい年に

なるだろうと、僕も思っていました。

“タイガーマスク運動”とか“タイガーマスク現象”とかいわれて、

一つの社会現象になり、今年の年末も、昨年に増して、

もっと盛り上がると思っていました。


しかし。。。

あの3月11日の大震災。


大地震、大津波。そして、原発事故。


今年は、私たち日本にとって、本当に辛い毎日でした。


そんななか、あの“なでしこジャパン”の快挙!

なでしこたちのチームワークと絆が、私たち国民を勇気づけました。


なでしこの彼女たちに、「ありがとう」

被災地のみなさんに、「私たちと一緒にがんばりましょう」


ある方が、本の中で、こういわれていました。


もう“戦後”は終わった。

今年は、“災後元年”だと。



これからが、本当の長い道のりです!


広島ブログ
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