かかりつけのお坊さん 奮闘編

転勤も定年もリストラもない、失うものは何もない最強な坊主が日頃の“感謝”を言葉にこめて、日常を綴ります。

人の人生までも改ざんしようとは

2012-09-18 20:00:06 | 世情
高2自殺「不慮の事故と」両親に持ち掛けた校長 

兵庫県川西市の自宅で今月2日に自殺した高校2年の
男子生徒が同級生3人にいじめを受けていた問題で、
自殺した男子生徒が通っていた県立高校の校長が、
男子生徒の死について両親に
「学年集会で不慮の事故と説明させてもらえないか」
と持ち掛けていたことを巡り、
兵庫県教委の大西孝教育長は18日の県議会文教委員会で
見解を尋ねられ、
「(生徒の自殺を)事実としてきちんと報告すべきだ」と
校長の対応を批判した。(読売新聞)

この事件が起きた翌日の3日、校長は、

「学年集会で不慮の事故と説明させてもらえないか」

と両親に持ちかけたという。

後の会見では、(自殺とうことになれば)少なからず

生徒たちが動揺するからという理由で、持ちかけたと

弁解をしていた。

なんとも、自分勝手な屁理屈だ。

もっと言わせていただくなら、この男子生徒の人生を

改ざんするという、犯罪行為にも等しい。

この生徒が、どんな思いで自らの命を絶たなければ

ならなかったのか。

その無念さ、悲しさに、まったく心が届いていない。


仙台育英高校で起こった、“根性焼き”いじめ事件は、

学校側が、被害者生徒に、「自主退学」をせまったという。




毎日のように、“いじめ”事件が報道されている。

そんな中、いつか、この自分に降りかかるのではないかと

びくびくしている、校長がいるとしたら、早速、依願退職

されたらいい。

そして、教育の世界から足を洗って欲しい。

絶対に「教育委員会」などに、天下ってほしくはない。


私たち、おとなは、

子どもたちの、一粒の涙も、決して見落としてはならない。



広島ブログ いつも、ありがとうございます
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 来年は、私も | トップ | 女三人寄れば。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

世情」カテゴリの最新記事