大河ドラマ「平清盛」が、今ちょっとピンチらしい。
やはり、問題は視聴率だった。
先日の民放で、この話題を取り上げていたのだが、
民放だから、ライバルのNHKには、
噛みつきやすいのだろう。(笑
今や、視聴率が10%を切る寸前にまで行っているとか。
このドラマには、“華がない”とか、松山ケンイチの演技とか、
かつての「篤姫」や「龍馬伝」を引き合いに出して、言いたい
放題!
確かに「保元の乱」のシーンでは、同じ一族との戦いにしても、
やはり、義朝のほうが迫力はあった。
松山ケンイチは、若手俳優の中でもかなりの演技力は評価されて
いる。でも、何かが、やはり足りない。
この前の1日放送の「平治の乱」では、最後に
信西が捕らわれて死んでいくのだが、清盛が信西を慕う、
助けに行くシーンでも、いまいち、迫力に欠けたと思う。
でも、視聴率はやや盛り返し13.2%だったそうだ。
ドラマの前半は、白河法皇の「もののけ」の血におびえる
清盛の姿が、結構インパクトがあった。
でも、今は何かが足らない。
「徳子」にしても、「信西」にしても、制作者がどのような
人物としてとらえようとしているのか、訴えてこない。
黄門さまを引き合いに出して申し訳ないが、善玉悪玉をはっきり
させたほうが、わかりやすい場合もある。
問題は、制作者の意図がなかなか見えないことにあるような
気がする。
NHKBSでは、かつて3チャンネルあったものが、デジタル化の
際に1チャンネル減になった。
地デジでも、今NHKは2チャンネルを1チャンネルに減らすこと
に迫られているらしい。
NHKは、ニュースと教育関係だけを放送すればいいという
理屈だ。
そんな中、芸能番組の最後の砦が、“大河ドラマ”と“紅白”
なのだ。
これから、オリンピックを迎える。
この夏を、どう乗り切るのか。
「篤姫」は、北京五輪を我慢して乗り切り、後半にぐんぐんと
視聴率を上げていった過去もある。
夢よ、もう一度と、挽回なるか。
清盛の夏の陣は続く。
いつも、ありがとうございます
小林幸子のスキャンダルは、NHKにとっては最悪ですね。
国民の視聴料で運営されているNHKですから、
手切れ金が云々とか、小林幸子が今までどおりに、
派手な衣装で紅白に出ようものなら、もう、私も、
視聴料は払いませんから。(笑