いよいよ、リペアに入ります。
裾のほつれた部分は、まず、薄手の接着芯を張り
破れた部分には、少し厚手の接着芯を張っておきます。
太ももの薄くなった部分は、同じ素材のデニムを用意し
縫い代より5mm内側で補正部分用のパッチを作り
まず、アイロン接着テープで貼り付けます。
※破れてしまっている部分があれば、
薄手の接着芯を張り、生地を固定させておく方がずれたりしません。
パッチの端を、ほつれないようにかがり、
ももの場合は、縦に伸びるように横向きにステッチして補正します。
ポケットの補正。
ポケット雨蓋の縁がやぶれている場合は、
雨蓋をはずし、生地がずれないように薄手の接着芯を張り
サイズに合わせた、パッチを張り、
パッチの端を、ほつれないようにかがり、
横方向に伸びるように縦にステッチしていきます。
雨蓋を、縫いつけ、ステッチを入れればOK!!
お尻の、すれた部分も同じように処理していきます。
後は、元の通りに戻していけば・・・
これで、完成です!!
↓ ここクリックしてください。
基本的には、一切引き受けないリペア・・・
どうしても直して、穿きたいという事だったので引き受けました。
太もも部分・お尻・裾の生地が薄くなり
引っ張ると、破けてしまいそうな状態なので、
とりあえず、リペアできるように
足の部分は、リッパーを使ってほどきます。
太ももの部分は、ご自分で1度補正された跡が・・・
すでに、ほつれています。
お知りの部分は、生地がもう伸びなくなっている状態・・・
後ポケットは、頻繁に使われていたのか
雨蓋の端が破れている状態・・・
裾は、すでに穴が開いた状態・・・
さて、どうした物か・・・
ただ、股下が長い!!計ってみると・・・
何と!!85cmとビックリ!!
このデニムをもってこられた方は、
踵の高い靴を履かれていない。
まぁ、身長も高いのですが、
しかし、股下85cmは・・・
少し自分が、悲しくなってきました・・・
まぁ、そう状態をどう直すのかは、次回から・・・
↓ ここクリックしてください。
ついに完成!!久々のフルレングス。
かなり細めのストレートに出来上がりました。
なるべくステッチなどのディテール部分は、
ビンテージデニムを意識して、仕上げました。
2本針のミシンも無いので、1本ステッチしては、もう1本・・・
結構、手間がかかりました。
ファスナーは、最近多い8cmの物を使用し、
前身頃よりも、後身頃がベルト分くらい長く作りました。
ファスナー部分の、かんぬきミシンで留める部分は、
リベットを使用して補強!!
ベルトループ・後ポケットのステッチは、
どんな風にしようか悩んだのですが、
8848の4を取って、4本に・・・
さすがに、8本はどうかと・・・・
もちろん、後ポケットの上部は、リベットで補強!!
コインポケットも、ベルト部分からステッチを入れる
ビンテージバージョンに!!
素材:綿 - 100%
色:ネイビー
サイズ:ウエスト - 64cm / ヒップ - 94cm / 股下 - 72cm
渡り幅 - 28.5cm / 裾幅 - 19.5cm
裁断が終わったら、パーツ作り。
前ポケットは、ポケット用の生地に
右側は、向布にコインポケットを付け
ステッチを2本入れ上部をリベットで留めます。
左側は、向布を付けるだけ。
ポケット生地に向布を縫い付けます。
向布は、下部をあらかじめロックミシンで
ほつれ防止のために処理しておきます。
後ポケットは、上部を3つ織りにして
2本のステッチで留めます。
ポケットの伸び防止に、8848 なので
8本は、面倒なので4本ステッチを入れました。
同じように、ベルトループも4本のステッチで留めました。
ファスナーの持ち出しは、
右側用は、2つ折にして下部だけロックミシンでほつれ防止。
左側用は、縫い代部分の反対側をロックミシンでほつれ防止。
あらかじめ準備するパーツは、こんなところ・・・
さぁ!!本体を縫いにかかりましょう・・・
型紙が出来たら、早速裁断!!
前身頃・後身頃・後ヨーク・ベルト・ベルトループ
左右持ち出し・前ポケット・前ポケット向布・コインポケット・後ポケットを裁断。
ファスナー・リベットボタン・リベット・ネームタグを用意。
糸は、オレンジの20番&ネイビーの20番を準備!!
ロックミシンの糸は、ネイビーの80番を使用。
問題のサイズは、
ウエスト - 68cm / ヒップ - 94cm / 股下 - 72cm
渡り幅 - 28.5cm / 裾幅 - 19.5cm
シャープな、ストレートラインになるはず???
ファスナーは、8cmと短め・・・
後身頃は、少し長めに作る予定です。
綺麗なラインに仕上がるといいのですが・・・・
↓ ここクリックしてください。
1度、真剣に・・・ジーパンを作ってみようかと・・・
とりあえず、どんな風に縫っているのか?
パーツの取り方は?
そう思い、旦那さんが持っている
40年ほど前に製造された、LEVIS の502 を、
ほどいてみる事に・・・
リッパーで、コツコツと・・・
破かないように・・・
リベットがある所は、とりあえず残し・・・
結構時間がかかるものですね・・・
チェーンステッチなどの、ミシンが無い部分は
他の縫い方にするとして、
この、ばらしたLEVIS の502を元に、
atelier de 8848 オリジナルデニムの型紙を起こしたいと思います・・・
とりあえずは、ボーイフレンドデニムより
細身のストレートが欲しいし、
ストレッチデニムではないので、
スキーニーは、チョッと無理かな・・・
作成行程は、随時Upします!!
↓ ここクリックしてください。
2種類のカットソーで作るワンピースが、
完成したのでUpします。
デザイン的には、2013-06-05 掲載の
アンシンメトリーなバルーンワンピースを作る
http://blog.goo.ne.jp/atolier/e/94db198b2247fec5916158a23a2bbe16
上記のデザインを、カットソーに移し変え、
裾部分を切り替えたのですが、
生地感が、まったく違うため
違った感じに仕上がりました。
グレーが多いので、ぼんやりした感じにならないように
襟ぐり&袖ぐりは、ブラックのニットバイアステープを使用して、
アクセントにしました。
裾のリブは、ホワイト・グレー・チャコール・ブラックの4色リブを
折り返して使っているので、
重みで、上の部分が引っ張られるので
カットソー独特の、ドレープ感も!!
そして、リブが通常のカットソーと比べると硬いので
裾が、きれいに開くので、まとわりつく感じもない!!
素材:綿 - 100%
色:グレー x 4色リブ
サイズ:着丈 - 95cm / バスト - 100cm
8cm幅アーガイル柄の畳縁を使って
ファイルバッグを作ろうと思い準備しました。
用意したのは、ナイロン製の畳縁&綿のテープ
※写真には取っていませんが、生成りのシーチング
完成品がこれ。↑
8cm幅の畳縁を4本つなぎ、折り返しました。
4つの角は、折り返し縫いにはしているのですが、
リベット補強しました。
中は、シーチングを張り、
内ポケットも付けました。
簡単に出来るのですが、
ナイロン製なので、
接着テープなどがアイロンを使えないため、
4本の畳縁をつなぐのに、
縫い代が、5mmしか使えないのに
まち針を打って、縫うのは、
チョッと面倒でした・・・
しっかり縫い付けたいので、デニム用の糸を使用しました。
素材:ナイロン - 100%
色:オレンジのアーガイル
サイズ:縦 - 32.5cm / 幅 - 29.5cm
↓ ここクリックしてください。
今日は、珍しく・・・
シルクスクリーン印刷のやり方をご説明!!
完成品が、こちら ↓
● 印刷するフィルムを用意します。使わない場所は、マスキングします。
※シルクスクリーンのフィルム感光の説明は省きます。
● フィルムにテンションをかけるため、フレームに固定します。
● インクの裏への浸透防止&印刷物へのテンションかける為のプレート
テンションをかけるための、接着スプレーを用意します。
● インクをすくう為のヘラ&専用インク&インクを伸ばす為のスキレージを用意します。
※今回は、ホワイトの発砲インクを使用しています。
● 印刷をかけるキャンパストートバッグに、接着スプレーをかけたプレートを差し込みます。
● 印刷した居場所にフレームをのせます。
● ヘラでインクをスクリーンにのせます。
のせたインクは、スキレージで伸ばします。
● 印刷が出来たら、ゆっくりとフレームを外し30分ほど乾かします。
● 30分ほど乾かし、インクが手に付かないようなら
アイロンをかけて、熱によるインク定着をさせます。
※今回は、発砲インクを使用しているので
裏からアイロンをかけます。
これで出来上がり!!
簡単ですが、機器がそれなりの値段がするので・・・・
↓ ここクリックしてください。