石上純也ー建築の新しい大きさ@豊田市美術館(追記:作品画像リンク)

2010年12月20日 | 展覧会


福井出張の帰り、せっかくだから名古屋に寄って、石上純也展を見に行くことにした。
…んが、名古屋から豊田市って結構遠いのね。iPadにレンタルしておいた映画が、往復で見終わってしまう勢い…





 
[プロポーション・光・素材]うーむ、やはり吉生さんはしびれる。久しぶりに「ザ・建築」を見た気分。やっぱり自分はモダニズム建築が好きだな。

打って変わって石上さん。いまいち消化しきれてないけど、スケールオーバーした「建築模型」の展示、といった印象。内容的には、模型のスケールで建築の新しい「概念やコンセプト」を提示していた、資生堂ギャラリーの方が好きだな。

たまたま友人が、石上さんが妹島事務所時代に設計したフレンチレストランの家具をつくっていて、宇部へ遊びに行った際にレストランのためのテーブルを見たが、あのテーブルは食器置きとして使われていた。テーブルが揺れてしまって、フレンチはとても食べられないとの事。オーナーさんはまったく気にしてなかったけど…

石上さん自ら明言するように「アーティストではなく建築家」と言うのであれば、実際に建物が建ち、そして何十年と使われて、始めて評価をする事ができるのかな、と思う。

いずれにせよ、石上純也からはしばらく目が離せない。
 

豊田市美術館での作品は、
「元 雑誌BRUTUS(ブルータス)副編集長、鈴木芳雄のブログ」
Fomal Haut さんのFLickr ← 本人よりご連絡頂きました。ありがとうございます!
で詳しく紹介されています。
 

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