本日午前中のオールラウンド絵画教室高蔵寺で、三輪隆司さんが自画像を描いていました。
非常に印象的で、ダーマトで描かれたそれは、三輪さんの挑戦を感じました。
そこで、色んな「顔」の作品をご紹介しようと思い、考えを巡らせていたのですが…
まさかベクシンスキーに当たってしまうとは思いもしませんでした。
(三輪さんの自画像は非常にダンディーでした)
昔のある日、私がベクシンスキーを知ることになってから、しばらく頭から離れなかった作品を、どこか心の奥の奥の箱にしまいこんだはずだったのですが、まさかこんな爽やかな朝に、突然箱に出くわし蓋を開けてしまうとは。
私はどうしたことか、どうしたものかと、頭を抱えながら、怖いもの見たさで封印を解いた始末。
ズジスワフ・ベクシンスキー
ポーランドの代表的画家は、1998年に妻を亡くした翌年、うつ病による自殺で息子を失いました。
そして今から8年前の2005年。パトロンの息子からの借金の依頼を断り、殺害されて、75年の生涯を強制終了。
パーソナルコメントには、元々引っ込み思案で、頑固な性格でも、実は温厚な人であったと記されています。
結果を見て遡り、作品を判断することほど、馬鹿げた本末転倒もありませんが、「終焉の画家」と言われたベクシンスキーに関してだけは、その生涯の終わりと作品を結びつけたくなるのは、私だけでしょうか。
この記事をあげたら、もっともっと深い深い奥の奥に、もう一度ベクシンスキーをしまい込むことにしましょう。
※写真は作品とベクシンスキー。人の良さそうなおじさんです。
作品写真見づらかったならば申し訳ありません。
興味があれば、お調べくださいませ。
「こわい自画像」ですかー
こりゃ…確かに。
人のよさそうなおじさんなのがギャップ
あの自画像の話の画家の名前は、まだ思い出せないんだよf^_^;
鬼の形相の自画像を鉛筆で描く日本人。確かこのあたりの画家。完全に忘れちゃいましたわ。
で、脳内巡っているうちにベクシンスキーに当たったんだね。
でもこの絵を描かずにはいられなかったベクシンスキーの心理は…と周りが考えてもね。
画家は結果一枚の絵でいい。
1枚目の作品画像でけっこうクラクラしてます。。。
ブログ記事ご紹介のその生涯を知ってから改めて見ると、、、本末転倒かもしれないですが、さらに強烈なインパクトですね、たしかに。
。。。で、お探しの「自画像でこのあたりの画家」は、もしかして筧忠治では?
よかったー
朝からめちゃくちゃすっきりです(^_^)
三輪さんにメールだっ
有難うございました。
でも、バックボーンが生活環境の激しさである必要はないですよね。
好きなこととはいえ、何十年も描いてるだけで十分苦しい。 経験至上主義では決してありませんが、それのあるなしで、作品は変わります。
どんな環境でも、描いていく。それに違いないのですが。
お互いやりきりましょう。