今はまっているもの、それは土づくり。
我が家にはありがたいことに小さいけれど庭があります。
私がやってくる以前に義父母が作った和テイストの庭。
伸びた枝の剪定や、草むしり等お手入れらしきものはするものの思い入れがいまひとつ
貝殻虫病に侵された榊をなんとかせねばと思いつつ、
薬剤を散布するでもなく枯れた土に栄養をやるでもなくほぼ放置状態であった。
そんな時、山形で循環型農業を実践されている菅野芳秀さんの講演
http://blog.goo.ne.jp/atelier-camomille/e/8bca081dcaec8e491e75d88327643a49
を聞いてスイッチが入ってしまったのです。
翌日から早速、残飯を庭の土に埋めてみました。
けれど、残飯を間近に見るのも嫌だったし、早々に退散
それでも埋める所を変えながら数日経過。
そして衝撃的な光景を目にすることとなったのです。
狭い庭ゆえ、数日めには同じ場所を掘り返すことに。
そこにはびっしりとうじが
予想だにしなかった現象にうろたえました。
ミミズがわんさか増えるのは期待していましたが、うじとは
ハエを大量発生させてはご近所迷惑、もうこれまでかと
思いましたが、歩く辞典のような父に聞いてみることに。
昔はすぐに父に聞くのは良くないと思っていましたが、
最近では父のボケ防止になるからと、
あえてそれを口実に電話するようなところもあるのです。
「残飯を埋めたらうじが発生してしまったんだけど、どうしたらいいかな?」
「それは動物性たんぱく質を入れたらそうなるだろ。
最初はお茶殻を多くして始めるといいぞ。よく土や落ち葉と混ぜて撹拌して埋めてな」
「コーヒーでもいい?」「ああ」
そんな会話をして数日後。掘り返してもうじはいず、ミミズが数匹
見るからに土はふかふかになり、半分枯れかけていた榊から若々しい色の新芽がちらほら
う・嬉しい
でも一番喜んでいるのは木々たちであろう
暇さえあればふかふかの土を見てほくそ笑む昨今です