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Vばら 

ある少女漫画を元に、エッセーと創作を書きました。原作者様および出版社とは一切関係はありません。

「ベルばら」で学ぶ憲法

2016-06-08 20:32:27 | つぶやき

 今まで新作エピソード発表や、グッズ販売のニュースにばかり気をとられていたら、「ベルばら」を通して憲法を学ぶ講座を開いている弁護士さんがいることを知った。

 こちら新聞記事より。

 

  コーヒーを飲みながら憲法を学ぶスタイルで「憲法カフェ」と呼ぶらしい。憲法について考える…とてもお堅い集会に思え、普通ならなかなか足が向かないが、「ベルばら」を題材にわかりやすく説いてくれたら、40代以上の女性を中心に参加者が増えそう。18歳にも投票権が認められるようになった現在、オスカルの生き方を通して何か若い人たちに訴えるものがあったらなぁ。プロの法律家の目線で見た「ベルばら」・・・いったいどんな解釈を聴かせてくれるのだろう?自分がまったく気付かなかったポイントを指摘してくれるかもしれない。機会があれば、この講座を聴いてみたい。

 読んでくださり、ありがとうございます。



8 コメント

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行きました! (とんとん)
2016-06-09 01:25:09
はじめまして。ベルばら大好きな関西のおばちゃんです。ネットには弱くてよくわからないのでコメントさせてもらったことはないのですが、一年ほど前からブログ読ませていただいてます。記事もSSもとってもステキです。

大阪で開催された「ベルばらで学ぶ憲法」行きました!三十代の弁護士さんでしたがすごくベルばらが好きだそうで、ヅカばらから入り、原作、解説書いっぱい読まれたそうです。アランやデュU+B7バリー夫人、シャルロットやドU+B7ゲメネ公爵についても熱~く語ってらっしゃいました。

アントワネットが政略結婚させられたのは現代の日本では憲法24条違反、オスカルが男としての生きかたを強制されたり、突然女性に戻ってジェローデルと結婚しろと言われたりするのは13条違反、アンドレが平民の為オスカルと結婚できないのは14条違反に充たるとか、例をあげて説明してくれてとってもわかりやすかったです。

ベルばらの時代は、権利が保証されていない時代だったからこそ、壁を乗り越えようとする人間の生きざまが輝き、素晴らしい物語ができたのだとおっしゃってました。階級章をぶちぶちっとちぎって棄てるところは名場面だ!とも。とっても感動しました。最後は「今は革命なんかしなくても選挙にいけばいい」ってことで、終わりました!

参加人数は応募時は50名と書いてありましたが申し込み多かったらしく実際行ってみると100名くらいでした。私くらいのアラフィフ女性から、アニメから入った?と思われるちょっと下の世代のかた、男性のかたも結構いらしてて、ベルばらの人気って、やっぱりすごいなあーと感激しました!

今度は東京でも開催されるのですね。楽しかったので、機会があったら是非参加なさってください!

突然すみませんでした。こんなに書いてよかったのかな。もしこんな内容ダメなら削除してくださいね。
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Unknown (アラレ)
2016-06-09 15:34:05
りら様こんにちは
憲法カフェ、もう何回か色んな所でやってるんですよね、色んな所でかなり評判がよいようで、
多摩のつぎには、6/26雨の日商店街@豊橋にてベルばら憲法カフェを開催します。
とありました、いつか機会があれば(近くで)行ってみたいかも・・・

POP UP SHOPと、今月でなくなる原宿キディランド行ってきましたよ、結局梯子して、予定予算オーバーしました (;^_^A
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Unknown (minto)
2016-06-09 18:00:47
りらさまこんにちは。前にお知らせした講座ですね。どんなのかなあと思っていたので、嬉しいです。とんとん様詳しいご報告ありがとうございます。面白そうですね。
いきたかったなあ。
今度はこんな講座もあるそうです。
『ファッションの転換期「ベルサイユのばら」の時代』全3回。
さがまちカレッジで、7月23日から
http://sagamachi.jp/manabi/consuniv/course.html

連載時は本編でフランス革命を学んだ気がしていましたが、きちんとした時代背景に立脚した作品だからこそ時を経ても学ぶものが多いのですね。改めて脱帽です。
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とんとんさま (りら)
2016-06-09 22:46:08
 初めまして。コメントをありがとうございます。

 とんとんさま、貴重なコメントをありがとうございます。このようなイベントに行きたくても、開催場所が遠かったり、その他の事情で行くことができない人は多いと思います。実際に受講された方ならではの感想を寄せていただき、本当に感謝しております。とんとんさまはメモをとりながら、内山弁護士のお話をお聴きになったのでしょうか?とても細かいところまで、きちんと記録されていて素晴らしいです。そして内山弁護士ご自身が、相当の「ベルばら」ファンであられるのですね。

 今後、内山弁護士のもとに、「ぜひ当地でも憲法カフェを開いてほしい。」と、仕事のオファーが増えるのではないでしょうか?とんとんさまのコメントを読んで「行きたいなあ。」と思われた方は多いはず。(私もその一人です。)

 べルばらファンはそれぞれ、自分のお気に入りの場面があるはず。内山弁護士は、「オスカルが階級章を外すシーンが名場面。」と仰られているのが印象深いです。さすが弁護士さん。

 そして…私たちの革命は、きちんと投票することなのですね。とても大事なことだと思います。

 とんとんさま、本当にコメントをありがとうございました。こんなブログですが、これからもどうかよろしくお願いいたします。
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アラレさま (りら)
2016-06-09 22:51:00
 コメントをありがとうございます。

 憲法カフェは、「ベルばら」以外にも「スターウォーズ」をテーマに開催していますね。内山弁護士は一般市民が憲法に親しんでくれるよう、楽しくわかりやすくお話してくださるようなので、一度はどんな講座か聞いてみたいですね。(テレビ放送してくれると、本当にありがたいです。)

 アラレさま、POP UP SHOPとキディランドで、何をお買いになりましたか?お店に行くと、ついついあれもこれも欲しくなります。
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mintoさま (りら)
2016-06-09 22:59:53
 コメントを、そして情報をありがとうございます。

 さっそく記事にさせていただきました。

>きちんとした時代背景に立脚した作品だからこそ時を経ても学ぶものが多いのですね。改めて脱帽です。

 mintoさまのご意見に同感です。オスカルとアンドレのラブロマンスだけにとどまらず、フランス革命やファッション、人権など、「ベルばら」を構成する要素は多岐にわたり、そのどれもに重みがあるので、連載開始45年近く経った今も色褪せず、ファンに新たな気づきを教えてくれます。これって凄いことですよね。10代の頃にはわからなかったこと、知らなかったことが、ようやく今理解できるようになってきたり…。奥が深い作品です。「ベルばら」に出会えて、本当に良かったと思います。
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私も行ってきました(大阪会場) (たぷたぷ)
2016-06-10 23:33:02
講師の弁護士さんは、
ベルばらだけではなく、スターウォーズも題材にしておられるようですね。
人権意識を高く持っていれば、どんなネタも教材になるようです。

男性として産まれても女性として生きていける今の時代。
(性同一性障害の方々の道のりを思えば…)
今の時代の有難さに感謝しなくてては。

それを日本国憲法の条文に乗せてくださったのが、とても面白かったです。
ベルばらイベントにしては、男性率が高かったのも、「憲法を学ぶ」とうたわれていたからかな。

全国あちこちに行かれるようなので、ぜひ参加されますよう、おススメします!






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たぷたぷさま (りら)
2016-06-11 23:17:34
 コメントをありがとうございます。

 たぷたぷさまも「憲法カフェ」に行かれたのですね。

>男性として産まれても女性として生きていける今の時代。(性同一性障害の方々の道のりを思えば…)今の時代の有難さに感謝しなくては。

 池田先生が「ベルばら」を執筆されていた約45年前と比べても、職業における男女の棲み分けが減ってきた気がします。看護師・保育士などの呼称が、それを表しています。その意味ではいい時代になってきたと実感します。選挙権だって、その昔は女性には与えられていませんでした。こういうことを当然と思ってはいけないのですよね。オスカルも含め、いろんな人たちが闘い、血を流し得てきた貴重な権利なのだということを、忘れないようにしないと。

>それを日本国憲法の条文に乗せてくださったのが、とても面白かったです

 着想がユニークですね。機会があれば、ぜひ聞きたいです。NHKで全国放送していただけたらなあ。
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