Vばら 

ある少女漫画を元に、エッセーと創作を書きました。原作者様および出版社とは一切関係はありません。

ここにも「---だぜよ」 (オル窓)

2015-02-17 05:46:22 | つぶやき

 昨年夏、発行された復刻版「ベルばら」、そして今年の週めくりカレンダーには、本当はオスカルが好きだけれど、素直になれず、ついくってかかるアランを「ケツの青いがきの することだぜよ」と余裕でかまうアンドレが掲載されている。池田先生によれば、もともと「だぜよ」が正しいのだとか。たまたま「オル窓」を読み返していたら、こちらにも「---だぜよ」を発見。

 第1部レーゲンスブルク編。イザークがレーゲンスブルク管弦楽団と共演すると聞いたモーリッツとその母が、裏で手を回しオペラハウスを閉鎖。それを知ったユリウスは激怒。そんなユリウスに、クラウスが

 「だいいち音楽家の世界なんてものはな 想像もつかないくらい きたないもんだぜよ

と言い、自分の兄のことを語り始めようとする場面。

 あぁ、こんなところに「---だぜよ」があったとは!

 読んでくださり、ありがとうございます。



2 コメント

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Unknown (サンボ)
2015-02-17 07:00:42
だぜよは、標準語なんですよ。
理代子先生はずっと関東に住まわれているし、私は両親東北だから、「?」となりやすいとか、育った環境によるとか。

「雨あがり」は少女漫画してました。絵は「おにいさまへ…」の頃、かな。内容はちょっと悲しい内容でした。
そのあとに収録されていた「セイリング」もおもしろいでしたよ。
ロッド・スチュワートのセイリングを思い出に持つ女性の話です。
YouTubeで聞きながら読んでいたら目が冴えて2時ころまでねむれなく困りました。寝る前に池田作品、良くないですね。
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サンボさま (りら)
2015-02-17 15:05:18
 コメントをありがとうございます。「だぜよ」は標準語でしたか。四国地方の方言かと思いました。アンドレに続いて、クラウスも使っている。探せばまだ他にも、使われている場面があるかもしれません。

 「雨あがり」は少女漫画ですか。池田先生が描く少女漫画としては、最後の時期のものですね。「セイリング」は、なんだかおしゃれな内容みたい。サンボさま、もう池田先生の作品はいくつお読みになりましたか?池田先生の作品は、寝る前に軽い気持ちでは読めないですね。
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