日本百貨店協会が21日発表した5月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比%2.1減と27カ月連続で前年実績を割り込んだ。ただ減少率は2008年7月(2.5%減)以来22カ月ぶりにマイナス2%台まで復調するなど、苦戦を続けてきた百貨店販売にも、“薄日”が差し込み始めてきたようだ。
[グラフでチェック] 減少幅が徐々に緩和 百貨店の売上高推移
商品別の動向では、衣料品が2.6%減とマイナス幅を圧縮したほか、美術.宝飾.貴金属も0.7%減にとどまるなど高額品の売れ行きも回復基調にある。この日、会見した同協会の飯岡瀬一専務理事は「消費に改善の兆しが見られる」と潮目の変化を口にした。
ただ、昨年の5月は、新型インフルエンザの感染発生影響で、低水準だったなど5月の販売に特殊要因があったのも事実だ。節約志向が依然として根強いなか、夏場に向けて本格的な回復の兆しが示されるのかが、消費回復の動向を占う試金石となりそうだ。
引用元:yahoo ニュース
[グラフでチェック] 減少幅が徐々に緩和 百貨店の売上高推移
商品別の動向では、衣料品が2.6%減とマイナス幅を圧縮したほか、美術.宝飾.貴金属も0.7%減にとどまるなど高額品の売れ行きも回復基調にある。この日、会見した同協会の飯岡瀬一専務理事は「消費に改善の兆しが見られる」と潮目の変化を口にした。
ただ、昨年の5月は、新型インフルエンザの感染発生影響で、低水準だったなど5月の販売に特殊要因があったのも事実だ。節約志向が依然として根強いなか、夏場に向けて本格的な回復の兆しが示されるのかが、消費回復の動向を占う試金石となりそうだ。
引用元:yahoo ニュース