今回のヤンバル滞在では、
1日目・2日目とアカヒゲが上手く撮れずちょっと焦っていました。
が、しかし予兆はありました。
2日目の夕方、いつものポイントでヤンバルクイナを見ているときに、
少し離れたところでアカヒゲの雄が囀り飛ぶ姿が見えました。
もう、薄暗かったのでいた方向と飛んだ方向を確認し撤収しました。
そして翌日、大雨が止んだ7時過ぎに同じポイントへ。
真近で出放題のヤンバルクイナを堪能しつつ先日アカヒゲが飛んだ方向をサイドミラーでチラチラ見ていました。
すると、なにかが地面に降りているのが見えました。
振り返るとすぐに飛び上がりましたが瞬間的にアカヒゲ!と確信しました。
出放題のヤンバルクイナはそのまま放置、、、慌ててかつ落ち着いて車を移動^^;
枝や倒木の位置をじっくり見てココに止まるかアソコに止まるかなど考えながら車を止め、
アカヒゲが飛んだ方向をじっと凝視して探します。
数分?いや何分ぐらい探したのかは正直わかりません。
いないか?いや、いるハズ、、、上のほうに赤い影・・・いた!!
降りてくるまでじっと我慢。
しばらくして、赤い小鳥が目の前の枝に舞い降りてきました。
来た!!、、、あれっ?、、、えっ?!
ヒゲがない、、、雌です!
カメラを構えてシャッターを押して画像を確認したときには大げさに言えば久しぶりに少し震えました。
なんせ、もしこれが通りすがりなら飛んだら終わりかも知れません。
それに、2日続けて見るも撮れずでこの日も残すところ1時間半でしたから。
ホントウアカヒゲ雌
いや~、可愛いのひとことです^^
コマドリ雌より可愛い顔してると思います。
そして、雄と同様尾羽をクイっと上げてくれます。
ひとしきり踊りを見せてくれた後、
雌は上のほうに飛び上がり、
暫くして何と雄を連れて戻ってきてくれました^^
ここはアカヒゲ番の縄張りだったのです。
てなワケで昨日のアカヒゲ雄の写真が撮れたワケです。
雌雄とも同じ枝に止まっっているのがその証拠です。
余談
昨日はアカヒゲの和名のことについて書きましたが、
アカヒゲに関しては重大な誤りがもう一つあります。
有名な話ですがアカヒゲの学名はErithacus komadori、
コマドリの学名がErithacus akahigeと逆になっています。
明らかにあちらさんが取り違えただけなんですけど、
これってこれからもずっとこのままなんですかね。
フォトチャンネルです。
ホントウアカヒゲ・ヤンバルクイナ・ノグチゲラなど~沖縄本島の野鳥2012.9
ヤンバルクイナ・ホントウアカヒゲ・オオコウモリなど~沖縄やんばるの野鳥2012.9
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