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マレーシアの中国人侮辱事件、外交部が厳重申し入れ

2005年12月01日 | 中国とその周辺
マレーシアで中国人が侮辱される事件が数件起きた問題で、外交部の武大偉副部長は11月30日、マレーシアのノルルザマン駐中国大使と北京で会見し、マレーシア側に厳重な申し入れを行った。

武副部長は、「中国政府は、中国人の尊厳や身体的安全の保護を強く重視し、中国人がマレーシアで侵害を受ける事件が連続して起きたことに対し、強い懸念を表明する。マレーシアが責任ある態度で、できる限り早く事件を調査、処理し、効果的で適切な措置をとり、同様の事件の再発を防ぐよう求める」と述べた。

ノルルザマン大使は、「マレーシアの政府と各界関係者はいずれも、このような重大な事件が起きたことに驚いている。バダウィ首相は同事件の処理について、すでに明確な指示を出した。マレーシア政府は今後、事件を厳しく調査、処理していく。マレーシア政府は中国との二国間関係を強く重視しており、(この事件が)両国の友好協力に影響しないよう願っている」と述べた。

「環球時報」の報道によると、マレーシアで中国人女性への侮辱事件や傷害事件がこの1カ月で連続して3件発生した。11月3日、身分証明書に偽造の疑いがあるとして、中国人女性4人がマレーシア警察に拘留された。女性らの訴えによると、拘留期間中、現地警察は女性らに服を脱いで5回しゃがむよう迫ったり、さらに「喫茶代」の名目で金銭を要求するなどした。また、女性3人から100リンギット(約3100円)あまりを没収した。服を脱ぐのを拒んだ女性1人は、警察に殴打され、罵声を浴びせられたという。(編集SN)

「人民網日本語版」2005年12月1日

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