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年300万人の女性に割礼 「世界的問題」とユニセフ

2005年11月24日 | アフリカ
 【カイロ24日共同】国連児童基金(ユニセフ)はカイロで24日、中東、アフリカ地域の計28カ国で、現在も推定で年間約300万人の女性が割礼(女性性器の一部切除)を受けているとの報告書を発表した。

 報告書は「(犠牲者は)これまで考えられていたよりも多い」とし、移民の増加で中東、アフリカ地域だけでなく、世界的な問題になっていると指摘。一方で「一世代でなくすことができる」として、各国政府や地域社会の協力を呼び掛けた。

 割礼が行われている社会では、割礼は女性の社会的ステータスを維持し、その家族の名誉を守る行為とされ、性的欲求を抑えることなども理由として行われてきた。切除の失敗により死亡する例もあり、ユニセフは「女性の基本的人権を侵害する有害な慣習」と批判している。

(共同通信) - 11月24日21時14分更新

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