電撃ブックハンター

本の話題、もしくは関連すること関係ない事を書きたい放題です。

ハンターの季節

2017-04-16 00:32:17 | 日記
酒が好きな人は呑みに行き、「酒が止まらない」という事がよくあるみたいですが、酒が飲めない私は代わりに本を買いに行って「本が止まらない」という事がよくあります。

ブログを上げていない間も相変わらず本が止まらなかったです。



ブックオフが経営不振のいま、仕入れの80%を依存している当方としては支援せざるを得ないのです。
(108円の本を月に100冊買ってどのくらい支えになるかは不明)


さて、ようやく春らしくなってきた今日この頃、既に連休に突入している方もおられるでしょう。
寒い間はなんにもやる気が起きない拙ですが、このぐらいの陽気になると虫のように動き始めます。


だいたい引っ越しシーズンの3月に荷物整理で大量の本が手放されます。
古本屋はこの機を逃さず仕入れに走り、今頃になるとそれらを棚に挿し始めます。
すると、どうしてもスペースが足らなくなるので、不良在庫を処分しようとします。

特にブックオフは本の内容よりも商品価値で処分するので、108~200円コーナーに良書が混じり始めます。
ベストセラーの重版がスリップも抜かずに出されている事もしばしば。
ここでブックハンターの出番となる訳です。

ブックオフにもランクがあって、小型店でも良い仕入れをしている所もあれば、大型店で大量にしょうもない本を並べている場合もあり、店舗の大きさが品揃えに比例しません。
この差は店側の目利きだけでなく、本を売りに来る客の影響もあると思われます。
(例えば、大学が近くにある店舗は専門書が充実している、など)

こういう傾向は各店しばらく通って見極めるしかありません。
そして良さそうな店舗を4つほどに絞り込み、丹念に棚を眺めていると、それぞれの特徴が見えてきます。
そうなればしめたもので、以後は週ローテーションでそれぞれの店を訪れれば、気になる本をゲット出来るようになります。

ブックハントの季節到来を受け、新たな書との出会いに胸を踊らせている今日この頃、「本が止まらなく」なって財政難に陥らないように祈るばかりであります。


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