電撃ブックハンター

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仕入れ管理

2016-05-08 09:08:03 | 日記
本の文中や巻末に参考文献が紹介されている事がありますが、これが曲者です。
なぜなら、それらも読みたくなってしまうからです。

例えば読んだ本に著者のおすすめが5冊あったとします。
その5冊それぞれにまた5冊ずつ推奨本があって、その25冊を当たったらまた各々に5冊ずつ・・・という様に紹介されていたとすると、タイトルは加速度的に増えていきます。
よく本探しは「芋づる式」と言われますけど、「ねずみ算式」と言った方が正しいと思います。

欲望に任せて本を入手していくと、最後には床が抜けるか、本の下敷きになって発見されることになるでしょう。
それでも本読みは前に進まざるを得ません。
山男が山で死ぬのは本望、みたいなものです。

そんな感じでここ1ヶ月で買い集めた本がこれらです。

これも。


198冊。
さすがに「どうするんだよ、これ・・・」という感じです。

まあ、世の中には月に500冊ぐらい買う人もいますから、それに比べれば子供のおつかいでしょう。

本を買うのは金さえあればいいので簡単(金が「あれば」)ですが、買った後困るのが置き場所、管理、それから読むこと、です。
今回は「管理」について考えてみます。

昔は買った本をノートに記録していました。
が、どうもよろしくありません。
月に50冊ぐらい入手していると書くのも面倒くさくなってきますし、先に記録したものを見直すのも面倒くさくなってきます。
なによりピンときません。
記録と本のイメージがマッチしないのです。

色々試行錯誤していたところ、作家の佐藤優氏の本に、「蔵書は背表紙が見えるように積んでおくと読む気になる」という様な事が書かれていたので「これだ!」と思って始めたのが「背表紙写真」です。

まず、買ってきた本を、こんな風にデジカメで背表紙を撮ります。


ちなみに本を立てるのにちょうどいいのは100均のセリアで買ってきたこのブックスタンドです。


同じ日に買った本の背表紙画像は全て同じ日付のフォルダに入れておきます。
この日付がそのまま管理番号になります。


そして、画像をプリントアウト。
クリアファイルに入れて隅っこに赤ペンでフォルダと同じ日付を書き込みます。




今はアナログですが、お金に余裕が出来たら専用タブレットで管理したいところです。


それぞれの本には栞をかねて、フォルダ日付を書いた付箋をはりつけておきます。

付箋は一束100枚が5本入りなので、使い切ったら500冊蔵書が増えた、という冊数の目安にもなります。

ちなみにノート記録を始めた時点からこの色の付箋を使い始めました。
それ以前の未整理の蔵書は別の色のを貼り付けているか、何にも貼ってありません。
記録してあるかどうかを付箋の色と有る無しで区別しています。


この記録方式にしてから「ああ、こういう本買ったな」というイメージが定着して、重複がかなり減りました。
同時に「読みたい。読まねば」という気持ちも倍増してきました。

これまでストックしてきた未整理の本もこれで全部記録して、どこにどの本があるかイメージで浮ぶようにしたいところです。


何年かかるか分かりませんが・・・。