電撃ブックハンター

本の話題、もしくは関連すること関係ない事を書きたい放題です。

公園読書 2

2016-10-24 21:23:10 | 日記
読書にもっとも適した環境は「独房」だそうですが、まったくその通りです。
とは言え、本当にぶち込まれると読書以外の環境は最悪ですから、本を読むしかない状況に自らを追い込む、ぐらいにしといた方がいいでしょう。

そこで公園読書です。
公園のベンチにはテレビもパソコンもありませんし、話す相手もいません。
お金も取られませんから、貧乏人が居座るには最適な読書空間です。

今回は静かな場所を求めて、佐鳴湖の周辺に足を運んでみました。


まず最初に佐鳴湖公園の北岸広場です。
あずま屋で一休みしようと思ったら、日差しが入り込んで暑い!
とても本なんか読んでられません。
場所を変えます。

湖岸沿いに車を走らせ、高台の方に向かいます。
ここにも公園が整備されていました。
駐車場もアリです。



さて、読書空間探しです。







なかなか良い所がないですねー。



ちょっと風通しが悪いです。





これ以上いくと山を降りてしまいます。
戻りましょう。



丘の広場にベンチ発見。
ここにします。



湖が垣間見えます。



来る途中で仕入れた本を含めてこれだけ持ってきました。



まず斎藤孝先生の本から。
「本をたくさん買ったら、まず捌く
のが、積ん読にならないコツだとか。
「捌く」とは、パラパラっと一通り内容を確認する事です。
さっそく捌いてみます。


あー、風が心地いいー。
読み疲れたら目を空で洗います。



貧乏でも贅沢は出来るものですねー。
なまじ金を持っている奴には縁がない優雅さです(笑。


ふと気がついたら、人の気配がパッタリ途絶えていました。
日が暮れて来たので本日はこれまで。


此度消化の内、おすすめの3冊はこちらです。

①「大本営発表」 辻田真佐憲 幻冬舎新書
②「大人のための読書の全技術」 斎藤孝 中経文庫
③「脳はなぜあなたをだますのかー知覚心理学入門」 妹尾武治 ちくま新書 


よろしければ是非手に取ってみてくださいねー。









ブングの鬼

2016-10-23 23:07:48 | 日記
「心の師匠を持て」
というアドバイスを誰かが著書で書いていました。
(確か佐藤優氏)
気に入った本の著者を勝手に自分の師匠にしろ、という事なんですが、会ったことがなくても、外国人でも、とっくに亡くなっていても師事出来るので大変お得な師弟関係です。

ちなみに私は物語の作中に出てくる架空の人物が「心の師」です。
(後藤喜一、ケルダー王子、広田寛、佐藤聖、海堂みちる、の各師)


さて今回のお題は「文具」。
何となくですが、本を読む人は文具にもこだわっているような気がします。
少なくとも私はそうです。
といっても高級な筆記具に金をかける余裕はないので「しっくりくるもの」を求めて、その辺のホームセンターや文房具屋で買っては試し、買っては試し、しています。

中でも未だにセレクトに試行錯誤しているのは「メモ帳」です。
これまでに30種類以上の製品を試してみましたが、残念ながら完璧なモノには出会えていません。
しかし、いくつか逸品を見出したのでご紹介してみようかと思います。

まず、メモ帳というのは、
①持ち歩けて
②書きやすくて
③安価

というスペックが必須です。

ノートみたいなやつだとかさばりますし、どっかに忘れてきてしまう恐れがあります。
私は2回ノートを自失しました。
自作のギャグとか青春の憤りまでをも綴った、他人に見られたら死ぬしか無い代物だったので、それ以来ノートを持ち歩く事は厳禁としております。
なので、なるべく小型で携帯できる方がいいです。

②は非常に重要です。
そもそも「メモ帳」として売っているものの多くは、その場でサッとメモしたい時の事を考えていません。
表紙がペラペラのボール紙で、手で持って書こうとするとベコベコして非常に書きにくい。
また、リングでまとめてあるヤツは書いているとリング穴の遊びで紙が動いてしまうのがイマイチです。
それから紙の質。
ペンを走らせるには紙の滑りとか、インクのノリ具合とかが重要で、「メモ用の紙なんかこれで十分だ」という感じの製品にはガッカリします。


③の価格が安いというのも大事です。
文具の専門店にはロディアとかモレスキンなどの文房具マニアのスタンダード品が置いてありますけど、なんせ高い!
2000円も3000円もする手帳、もったいなくて使えません。
それに、そんな高級品はその辺の店に置いてないですしね。

とまあ、うるさい事を言いましたが、発見した貴重な情報を書き留め、脳から染み出した思考を記す道具としてメモ帳というのはかなり欲張ってもいいんじゃないかと思います。
そして、これらの条件をある程度満たしたのが下の製品です。

●セリア A7 HBBメモ 方眼 108円



100円ショップ「セリア」で見つけました。
縦開きで、コロンボ刑事が使っているのに似ているので「コロンボメモ」と呼んでいます。
まず、これの良いところは「ハードカバーである」点。
下敷きがしっかりしているので鉛筆で強く書いてもベコベコしません。
手の平に乗せてメモするには最適だと思います。

見た目も革シボっぽくていい。
ゴムバンドとブックマーク(栞ひも)が付いているのもサービスが効いています。
そして紙の質も悪くない。
方眼プリントしてあって図も描きやすいです。

ただ、残念ながら2016年10月現在、セリアのどの店にもありません。
製造中止になってしまった様で、後継品も見当たりません。
店頭から消えそうになった時に慌てて買い漁りましたが、ストックが切れてしまったらどうしようか悩んでいます。


●ダイソー Leather type notebook 横罫 108円



これまた100円均一のダイソーの品です。
手帳型のA6版とバイブルサイズのB6版があります
高級ブランド・モレスキンに見た目が似ている事から「ダイスキン」と呼ばれています。
前述の「コロンボメモ」と同様、ハードカバーで糸綴じ、ゴムバンド、ブックマーク付き。
ちょっと紙質がカサカサしていますが、メモの取りやすさは文句なしです。

普通に携帯するにはA6の手帳型ですが、カバンに入れて持ち歩くなら大判で書きやすいB6の方がいいでしょう。
私は図書館で机が空いていない時には簡易イスに座ってメモを取りますけど、このB6サイズは大変具合がよろしいです。
そしてこのお値段。
108円なら遠慮なくバリバリメモ出来ます。
ことメモ帳に関してはダイソーが単独首位、というのが個人的な感想です。

ちなみにこれのスケジュール帳タイプのもあって、A6とB6両方買ってみました。



気兼ねなく買えるのが100均の良いところです(笑。


●無印良品 上質紙滑らかな書き味ハードカバーノート A6 横罫 800円(税込)



最後はちょっと高級な無印のメモ帳。
ダイスキンの7.4倍のお値段だけあって作りが良いです。
特に紙質は滑りといい、書き心地といい、申し分ありません。
ハードカバーで下支えもバッチリ。
レザー風カバーの手触りが高級感を引き立てます。

ゴムバンドの有る無しは好みによるでしょう。
日本では付いている手帳の方が珍しいですしね。
個人的には方眼バージョンも設定して欲しい。


という訳で今回はメモ帳でしたー。
読書と関係ないかと思われますが、本が貴重品であった頃は自分で書き写すのが普通だったそうで、それが勉強になっていましたから、メモというのはバカに出来ないものです。
スマホで撮っていたら頭には残らないですからね。