仕事の結び目

コンサルタント&ファシリテーターの朝尾直太が仕事に関係するテーマについて記すコラム。

PowerPoint 2002 のトラブル

2007年05月03日 | 仕事術
パワーポイント2002 が突然、編集不能な状態になった。
マイクロソフトのセキュリティ関連の更新プログラムが原因で、オフィスパーソナル2003 とコンフリクトを起こしたと考えられる。


2週間前から突然パワーポイント2002が動かなくなった。スライドショーなどはできるのだが、編集時の入力操作がまったくできない。スペース1つでも入力するとカーソルの点滅が止まり、フリーズしてしまう。何度やっても同じ。

問題の解消策として示されるのは「2003 に更新をお薦めする」という「間違った情報」だった。いつものことながら腹立たしい。マイクロソフトにはすっかりお世話になっているというのに、こういう困ったときの接触でイヤな印象が積み重ねられていく。

対応策として、まずウイルスチェックを行った。疑わしい問題はなくトラブルは解消しない。
次にマイクロソフトの Office Update を行った。すでに最新の状態だった。
パワーポイント2002を再インストールした。いったんアンインストールしたうえで改めてインストールしたが、解消しない。

ここで気づいたのだが、再インストール後に、マイクロソフトのセキュリティ関係の自動更新プログラムが行われ、オフィスやパワーポイントの更新も含まれていた。どうやらこれがきっかけらしい。しかし、元に戻すことはできない。

数日経って、もう1台のPCでトラブルが起きていないことから、Office Personal のバージョンの違いが原因ではないかと思い当たった。

問題のPC: Office 2003 Personal + PowerPoint 2002(トラブル発生)
別のPC:  Office XP(2002) Personal + PowerPoint 2002(トラブルなし)
 注)Office Personal は Word, Excel などで、PowerPoint は入っていない。

つまり、セキュリティ更新プログラムのせいで、Office 2003 Personal と PowerPoint 2002 がコンフリクトを起こすようになったらしい。

で、今朝、Office Personal 2003 を Office Personal XP(2002)に入れ替えてみたところ、見事にパワーポイント2002 が復活! トラブル解消!

ちなみにパワーポイント2003 にバージョンアップすると1万4000円近くかかる。使用頻度や仕事における必要性を考慮すると単純に高いとは言い切れないのだが、トラブルの経緯がゆえに払いたくない。マイクロソフト社には、こうした問題が起きないように対応してもらいたい。