「あの人はAさんですか?」と尋ねるのを「限定質問」、
「あの人は誰ですか?」と尋ねるのを「拡大質問」と言う。
「限定質問」は「はい/いいえ」(Yes/No)で答えられる形式の質問で、それ以外が「拡大質問」。
それぞれ、クローズド・クエスチョン、オープン・クエスチョンとも言う。
■面談では「拡大質問」
相手にたくさん話してもらいたいとき、多くの情報を引き出したいときは、拡大質問が有効だ。例えば、営業活動のとくに初期に効果的と言える。
このとき大事なのは、実際に会って話をすることだ。拡大質問の回答は話題が広がりやすいので、わからない点を「その場」で確かめる必要があるからだ。
■メールでは「限定質問」
したがってメールは限定質問で十分な状況に絞るべきだろう。例えば営業活動なら、訪問予定など事務的な連絡などだ。
とはいえ、面談のアポどりができずメールに頼らざるを得ないこともある。そんなときは、漠然とした拡大質問をしないように気をつけたい。回答の的を絞りこみやすいように、メールでは限定質問の形をとるとよい。
具体的には、
「今回の研修の対象者はどういう方ですか?」
のように尋ねるのでなく、きちんと仮説を立てて、
「今回の研修の対象者は、入社2-3年目の若手技術職の方ですか?」
というように尋ねるのだ。
仮に仮説(質問)が的を外していたとしても、「違います」とだけ返してくる人はいないので、
「今回は5-6年目の社員が対象です。」
というような回答が得られるだろう。
もっとも、これで済むからといって、メールでいくつも質問すべきではない。事務的なものでなければ、1つか2つまでではないか。
「あの人は誰ですか?」と尋ねるのを「拡大質問」と言う。
「限定質問」は「はい/いいえ」(Yes/No)で答えられる形式の質問で、それ以外が「拡大質問」。
それぞれ、クローズド・クエスチョン、オープン・クエスチョンとも言う。
■面談では「拡大質問」
相手にたくさん話してもらいたいとき、多くの情報を引き出したいときは、拡大質問が有効だ。例えば、営業活動のとくに初期に効果的と言える。
このとき大事なのは、実際に会って話をすることだ。拡大質問の回答は話題が広がりやすいので、わからない点を「その場」で確かめる必要があるからだ。
■メールでは「限定質問」
したがってメールは限定質問で十分な状況に絞るべきだろう。例えば営業活動なら、訪問予定など事務的な連絡などだ。
とはいえ、面談のアポどりができずメールに頼らざるを得ないこともある。そんなときは、漠然とした拡大質問をしないように気をつけたい。回答の的を絞りこみやすいように、メールでは限定質問の形をとるとよい。
具体的には、
「今回の研修の対象者はどういう方ですか?」
のように尋ねるのでなく、きちんと仮説を立てて、
「今回の研修の対象者は、入社2-3年目の若手技術職の方ですか?」
というように尋ねるのだ。
仮に仮説(質問)が的を外していたとしても、「違います」とだけ返してくる人はいないので、
「今回は5-6年目の社員が対象です。」
というような回答が得られるだろう。
もっとも、これで済むからといって、メールでいくつも質問すべきではない。事務的なものでなければ、1つか2つまでではないか。