乾燥して火事が増えています。火の元に気をつけましょう!火事は財産だけでなく思い出も燃やしてしまいます。
委員会の陳情審査で、「救急車使用の乱用防止策の制定」について話し合いました。以前からマスコミ報道などでご存知の方も多いと思いますが、タクシー代わりに使うような不届きな方がいるのも事実でして、日本は無料で行政サービスとして行ってきましたが、有料化を含めて見直しの機運があるわけです。
議員になりたての頃から私個人は、複数利用者への有料制は必要と考えていまして、当時の消防局長と議論も交わしてきました。
但し、今回正式に委員会審査をして資料に改めて目を通すと悩ましく思います。
と言いますのも、川崎市の救急車を年10回以上利用している市民が例年160名程度いらっしゃいますが、多くは精神疾患などで緊急性は低くても不届きとも言えない内容でした。
川崎市では人件費、車両維持費などで、一回の救急車出動に約35500円が掛かっています。
この手の部署は「人の命にかかわるので」という絶対的な楯があり、議会としても改革に踏み込むのは慎重にならざるを得ません。
よって、軽症利用者への代替利用の促進や普及啓発の推進などで当面は継続的に対応していく旨となりました。
平成20年の川崎消防での救急出動は55332件、搬送人員は48530人でした。
真に必要とする市民の為にも、新たなガイドラインの制定に向けて関係局関係者たちと議論を継続していきたいと思います。
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川崎市消防局の住宅用火災警報器クイズ!