構造計算偽造事件に企業倫理は通らない

　朝一番　８１．８キログラム（いよいよプチ断食始動）

　川崎市内の構造計算偽造マンション「グランドステージ川崎大師」について、施工業者の太平工業がこんなコメントをだしました。

　要するに、太平工業は建築主から渡された確認済みの設計通りに建設しただけであるのでマンション購入者への責任は負わない。との事。(施工ミス部分については補償を検討　当たり前じゃ）

　他の事件では通用する言い訳かもしれんが、今回は通用しないよ。フトヒラさん。なぜならば、建設中にこの物件がおかしいと気づいたでしょ。ゼネコンどの社に聞いても鉄骨抜きなどは皆すぐ気づくとの事。万が一、建築主に対して意見する事がその後の仕事受注に鑑み出来なかったとしても、違反が露呈した今、知ってて工事し終えた今、買主の一生の買い物を台無しにした今、殺人の可能性もあった今、「知っていたのに責任ありません。」は通じませんよ。

　「気づきませんでした。」も通じませんよ。（たしか）二部上場企業ほどのところが気づかないならさっさと解散してくれ。日本の為にも。

　私は、この事件以後二十社以上のゼネコンと話したが、気づきます。１２０％。だそうです。鉄筋少なくしても材料費はたいした費用浮きにはならないが、鉄筋が少ないと、コンクリート流すのメッチャ楽だそうです。

　今後の費用負担問題、まだまだ目が話せません。