昨夜、高次脳機能障害のある入所利用の方が、無断外出をしました。21時30分頃です。直前まで他の利用者と会話していたようですが、その話の内容が起因して、興奮し居室から外に車いすのまま飛び出してしまったようです。22時(定時)実施の見回り時に職員が不在に気づき、施設内と周辺を探しましたが見つからなかったため、すぐさま当事業所の近隣に住む職員が、その後他の職員も加わり、捜索しました。そして、本日0:25分、約4キロ離れた地点の歩道で車いすに乗って歩く本人を見つけ、事業所に連れて帰りました。その際、無断での外出についての注意を行いました。相手の方との考えの違いを言いたくてもうまく相手に伝えられないもどかしさと相手の方への反発からこのような行動になったようです。担当職員には、本人の話を良く傾聴するように指示して、気持ちの安定を図るようにしました。一方、話の相手方とも職員が話し合う機会を設け、利用者同士お互いのことを理解できるよう支援していきたいと思います。また、今回起こったことを職員はよく検証し、既存の利用者無断外出時における職員の対応マニュアルについても結果によっては必要な見直し等を行い、今後も適切に対応できるように努めていきます。職員の方お疲れ様でした。所長