旅の終わりは 南国那覇クルーズか、地中海クルーズか 

2023-01-16 10:43:31 | 古代遺跡巡り2エーゲ海沿岸の旅

 

1992年

<1992 istanbul>

五木寛之が作った歌謡曲「旅の終わりに」ではないけれど、私の旅行もいよいよ今回が最後の旅行になるかもしれない。

五木寛之「世界漂流」〈1992年 集英社〉のなかにある「イスタンスール小景」で読んで、旅の魅力にとりつかれた。

この1節が 私をまだ見ぬ地中海諸国への旅のきっかけになろうとは・・

 

”君はボスポラスの海をみたか 

見た 見た 

それも月光にきらめく地上の運河のような海峡をだ”

その対岸にうずまくるのは アジアだ

右手に視線をずらす

地上から投射される照明のなかに、くっきり浮かびあがっているのが緑色の屋根の建物 あれはトプカプ宮殿にちがいない・・・

右手に聳えているイスラム風モスクとミナレットのシルエット

有名なアヤソフイアに違いない・・

 

五木寛之の新刊を読んで 真っ先に思ったのだ。

そうだイスタンスールへ行ってみよう。

その頃 英国のカレッジの通うためホストの家に英語勉強で居候していた娘がイスタンブールの大学へ入り、イスタンブールへ移ったので、ちょうど運よくガイド兼ねてあちこち手配してくれた。

1992年9月 はじめてイスタンブールに足を踏み入れ エーゲ海沿岸の古代都市の街 町 地中海沿岸の街へゆき 遥かな昔 繫栄していた都市の 今は無残に廃墟となってほったらかしになってしまっている遺跡を 飽きるほど見せられた。

 

それから約30年の間イスタンブールへは6回訪れている。

だがイスタンブールの夜景はますます輝きがまし、人々を誘い続けている。

千年の都 永遠の都といわれるほどだ。

 

家内が正月の新聞広告をみて、このどちらかにしたら,という。

地中海クルーズか、台湾クルーズがいいという。

船はあまり歩き回らなくていいし、重いスーツケースを持ち運ばなくていい。

外国のいろいろな料理が毎晩食べられて、動き回らなくてもいい。

 

 

南国 薩摩から台湾へ回るルートが安い。

16.8万円+港湾使用料な4.7万円 合計21.5万円。

もちろんバルコニー側ではない内側の値段だ。海の見えるバルコニー部屋は10万円オンされる。寄港地は鹿児島 沖縄の那覇 石垣島 台湾の北側の基隆。9日間。

寄港地での陸上観光は別料金。添乗員付き。

 

地中海クルーズは28.8万円<バルコニー付き34.8万円>+港湾使用料など4、3万円+燃料代10、4万円 乗船はスペインのバルセロナ。ここまで飛行機で行く。

合計43.5万円<バルコニー付き49.5万円>

寄港地バルセロナ マルセイユ ナポリ メッシーナ<シチリア> パレッタ〈マルタ>

添乗員なし<英語が必須>。10日間。

さて どちらにするか。

 

199年当時の夜景

 

 


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