骨まで愛して 城卓也
君こそわが命 水原弘
圭子の夢は夜ひらく(フルコーラス):藤圭子
私の勤める会社は川崎の工場街にありハーネスという1種の電線のメーカーでコンピュータに接続するケーブル類と電話交換機のケーブル類の製造だった。地方からの集団就職の青年が多くいて、当時全盛だった労音という音楽鑑賞団体に組合ごと加入し、ダークダックスや坂本九などの唄を聞き、新宿の「ともしび」など歌声喫茶などに出入りしていた。会社は国内に4工場を持ち、社長は後に勲章をもらっている。米国工場を作ることになり私は工場の立ち上げから従業員の採用、オペレーションまでの管理が職務だった。
この曲を聴くと当時を思いだすのである。
上を向いて歩こう 坂本九
加山雄三 - 君といつまでも
この曲は65年公開の映画「エレキの若大将」のふ。
私は青春時代には1回も湘南で遊んだことはない。
世の中が加山雄三 石原裕次郎 川地民夫などがきらびやかに湘南で遊ぶ
様子が伝わってきていた時、自分は川崎の工場で労務係として組合員あいてに
労働環境の改善に取り組んでいた。海に行こうという気が全然起きなかった。
新宿の歌声喫茶や労音の音楽会に行くのが精いっぱいの毎日だったのである。
加山のこの歌は憧れの対象だった。
五番街のマリー ペドロ&カプリシャス 高橋真理子
北の宿から 都はるみ
秋桜 山口百恵
いい日旅立ち 山口百恵 谷村新司
哀しみ本線日本海 森昌子
千曲川 五木ひろし
襟裳岬 森進一
シクラメンのかおり 布施明
旅の終わりに 冠二郎
旅の終わりに 藤圭子
遠くで汽笛を聞きながら アリス
昭和50~60年代は猛烈社員であったため 音楽をたしなむ暇もなく、カラオケにもゆく暇がなかった。ゆえに歌はほとんど記憶に残っていない。
バブルがおわり世の中が平成になり、自分の会社も軌道にのった時代 平成になって、10年、葉山に土地を求め 東急のメルクリーク<北米住宅>の住宅をたてた。やっと落ち着き、歌も聞くようになった。
海外旅行も年に1度は行くようになった。