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Motor Storm Pacific Rift 前作の解説など
Motor Storm 2を結構遊びました。
前作よりも、リアル系寄りの挙動バランスで、コースは完全自由なラリー風。
ゲームとしてのグレードは上がっているものの、シビア過ぎる感じを受けます。
前作の特徴であった、お手軽さが失われているような・・・。
窓絵はゲーム内のフォトモードで撮影した画像。
PS3ブラウザのホームにコピーすると、USBなどでPCに移動可能なのは良いですね。
各マシンの挙動は、比較的リアル寄りに調整され、またトップスピードの上限も増えているようです。
最高速では、かなりのスピード感になり、結構な恐怖を感じますね。
またグリップ力も更に弱めになったのか、早め早めにステアリングポイントを取らないと、コーナーを大きくオーバーし、障害物に激突したりすることになります。
前作のアクセル全開で、後はステアリング勝負と言う方針から少し変わり、必要なポイントではブレーキによる減速や、アクセルを8割程度吹かすなどのスピード制御も必要になってきました。
前作は、バギー系などの「四輪駆動」は、全てのタイヤが独立していた挙動故に、真っ直ぐ直進しにくい場面などありましたが、今回は補正が掛かっているようで、ある程度扱いやすくなっています。
(ASM機能が効いている?)
この「補正」は全車種にあるようで、特定条件・・・例えば、速度が一定以下になると、急激にステアリング性能が上がったりするようです(?)
その辺は前作より「ゲームチック」になった気がするので、少し違和感がありますね。
ブーストも前作ほど極端ではなくなり、マイルドな印象。
やはり今作でも、グリップ力を強制的に回復させる効果はありますが、前作ほど圧倒的ではないようです。
その代わり、ブーストゲージの容量が増えたようで、長時間のブーストが可能な反面、完全冷却にも時間が掛かるようです。
よりブーストゲージ・コントロール(マネージメント?)の重要性が上がった、と言えるでしょう。
ブーストゲージは自然回復の他に、水場を走ると冷却が早まったり、溶岩の付近を走ると自然発火によりゲージが増えたりする仕様が追加されました。
車種によって、水圧の影響を受けやすい車などもあるので、水冷を利用した方が良いとは、一概には言い切れませんが、一考の余地はありそうです。
逆に加熱ポイントはショートカットが可能だったりするので、どちらのルートを使うか、ですね。
さて前作は非常に優秀だったコースデザインですが、今回はと言うと。
初めの印象「コースが全くなくてどこ走って良いか分からない!」です。
正にジャングルで、コースらしい物が全くなかったり、どちらへ曲がって良いか分からないと言う無法っぷり。
前作以上にコースの把握が困難です。
かなりリアルに、そして今回も「考えられて」作られていると思うのですが、全体的に視界が悪く、また障害物の配置が細々としているので、狭苦しいイメージが大きく、前作の手軽なプレイ感覚は失われてしまいました。
そのコース把握も、先に言ったようにどこでも走れる為に有利なポイントを掴むのが難しくなっています。
どこが走れて、どこが走れないのか、それが非常にわかりにくい、ってことですね。
前作は、初見でもある程度は標準と思われるルートを、すぐに飲み込め、「あ、あの車種ならこっちいけそう」と、プレイヤー側に訴えるコースデザインが秀逸でした。
コース情報を、プレイヤーへ与えるデザインが非常に優秀だったと言うことですね。
しかし今作では、リアルになり、広大過ぎるマップになってしまったため、プレイヤーは「自然と」コースを把握するのは、かなり難しいと思われます。
極端な話、川の中とか崖を落ちる等の、普通のレースゲームでは確実にアウトな所も走れてしまうので・・・
そこまで極端なポイントを有利に走れる車種は限定されますけどね。
全体的に、前作に少しはあった「コースっぽい所」はほぼ完全になくなっており、殆どが斜面だったり、ごつごつしていたりして、「気持ちよく真っ直ぐ走れる」コースは減っている印象でした。
全体的に「アンフェア」に感じてしまうコースが多く思いますね。
シングルモードのBOTは、当然コースを把握して走っているのに対して、プレイヤーは、かなりわかりにくいので・・・。
ゲーム難易度としては、コースの把握の難しさから、確実に上がっていると思います。
前作では二つくらい「かなり難しい」と思われるレースがありましたが、今作では達成度半分くらいから、結構厳しくなってきています。
後半は正直不安だったり(~_~)
これらのことから、モーターストームに興味を持たれた方は、前作をプレイされてから、2をプレイすることをお勧めします。
最後になりますが、グラフィックや音楽などは、一級品と言えます。
前作でも優秀な洋楽で、非常にノリノリでしたが、今回も当然引き継がれ、使用する曲などを選択可能になり、またレース中に好きな曲に変更するオプション機能も搭載。
音楽好きの人にはたまらない機能でしょう(^_^)
前作同様、今作もコースのグラフィックは、細かい小道具まで書き込まれ、説得力あるデザインになっています。
リアルすぎて、知らぬ間に自然とその世界に引き込まれていると思いますね。
現実と錯覚するくらいなのに、派手なクラッシュをして復活しても気にしないとか、ある意味怖いところ(笑)
ゲーム中ポーズをかけて、まじまじと見ると、オブジェクト一つ一つはそれほど綺麗な作り込みをされていないのですが、ハイスピードレースでは当然気になりません。
(余所見などしている暇はない!)
自然な配置を心がける事で、プレイヤーの心理が自動補完する、と言う現象を上手く利用しているようです。
海外のメーカーはこういう「アート的技法」をよく考えているので、流石だな、と思いますね。
友人連中もモーターストームのファンは多いので、その人達にも今度プレイして貰って、感想を聞きたいと思いますo(^_^)o
Motor Storm Pacific Rift 前作の解説など
Motor Storm 2を結構遊びました。
前作よりも、リアル系寄りの挙動バランスで、コースは完全自由なラリー風。
ゲームとしてのグレードは上がっているものの、シビア過ぎる感じを受けます。
前作の特徴であった、お手軽さが失われているような・・・。
窓絵はゲーム内のフォトモードで撮影した画像。
PS3ブラウザのホームにコピーすると、USBなどでPCに移動可能なのは良いですね。
各マシンの挙動は、比較的リアル寄りに調整され、またトップスピードの上限も増えているようです。
最高速では、かなりのスピード感になり、結構な恐怖を感じますね。
またグリップ力も更に弱めになったのか、早め早めにステアリングポイントを取らないと、コーナーを大きくオーバーし、障害物に激突したりすることになります。
前作のアクセル全開で、後はステアリング勝負と言う方針から少し変わり、必要なポイントではブレーキによる減速や、アクセルを8割程度吹かすなどのスピード制御も必要になってきました。
前作は、バギー系などの「四輪駆動」は、全てのタイヤが独立していた挙動故に、真っ直ぐ直進しにくい場面などありましたが、今回は補正が掛かっているようで、ある程度扱いやすくなっています。
(ASM機能が効いている?)
この「補正」は全車種にあるようで、特定条件・・・例えば、速度が一定以下になると、急激にステアリング性能が上がったりするようです(?)
その辺は前作より「ゲームチック」になった気がするので、少し違和感がありますね。
ブーストも前作ほど極端ではなくなり、マイルドな印象。
やはり今作でも、グリップ力を強制的に回復させる効果はありますが、前作ほど圧倒的ではないようです。
その代わり、ブーストゲージの容量が増えたようで、長時間のブーストが可能な反面、完全冷却にも時間が掛かるようです。
よりブーストゲージ・コントロール(マネージメント?)の重要性が上がった、と言えるでしょう。
ブーストゲージは自然回復の他に、水場を走ると冷却が早まったり、溶岩の付近を走ると自然発火によりゲージが増えたりする仕様が追加されました。
車種によって、水圧の影響を受けやすい車などもあるので、水冷を利用した方が良いとは、一概には言い切れませんが、一考の余地はありそうです。
逆に加熱ポイントはショートカットが可能だったりするので、どちらのルートを使うか、ですね。
さて前作は非常に優秀だったコースデザインですが、今回はと言うと。
初めの印象「コースが全くなくてどこ走って良いか分からない!」です。
正にジャングルで、コースらしい物が全くなかったり、どちらへ曲がって良いか分からないと言う無法っぷり。
前作以上にコースの把握が困難です。
かなりリアルに、そして今回も「考えられて」作られていると思うのですが、全体的に視界が悪く、また障害物の配置が細々としているので、狭苦しいイメージが大きく、前作の手軽なプレイ感覚は失われてしまいました。
そのコース把握も、先に言ったようにどこでも走れる為に有利なポイントを掴むのが難しくなっています。
どこが走れて、どこが走れないのか、それが非常にわかりにくい、ってことですね。
前作は、初見でもある程度は標準と思われるルートを、すぐに飲み込め、「あ、あの車種ならこっちいけそう」と、プレイヤー側に訴えるコースデザインが秀逸でした。
コース情報を、プレイヤーへ与えるデザインが非常に優秀だったと言うことですね。
しかし今作では、リアルになり、広大過ぎるマップになってしまったため、プレイヤーは「自然と」コースを把握するのは、かなり難しいと思われます。
極端な話、川の中とか崖を落ちる等の、普通のレースゲームでは確実にアウトな所も走れてしまうので・・・
そこまで極端なポイントを有利に走れる車種は限定されますけどね。
全体的に、前作に少しはあった「コースっぽい所」はほぼ完全になくなっており、殆どが斜面だったり、ごつごつしていたりして、「気持ちよく真っ直ぐ走れる」コースは減っている印象でした。
全体的に「アンフェア」に感じてしまうコースが多く思いますね。
シングルモードのBOTは、当然コースを把握して走っているのに対して、プレイヤーは、かなりわかりにくいので・・・。
ゲーム難易度としては、コースの把握の難しさから、確実に上がっていると思います。
前作では二つくらい「かなり難しい」と思われるレースがありましたが、今作では達成度半分くらいから、結構厳しくなってきています。
後半は正直不安だったり(~_~)
これらのことから、モーターストームに興味を持たれた方は、前作をプレイされてから、2をプレイすることをお勧めします。
最後になりますが、グラフィックや音楽などは、一級品と言えます。
前作でも優秀な洋楽で、非常にノリノリでしたが、今回も当然引き継がれ、使用する曲などを選択可能になり、またレース中に好きな曲に変更するオプション機能も搭載。
音楽好きの人にはたまらない機能でしょう(^_^)
前作同様、今作もコースのグラフィックは、細かい小道具まで書き込まれ、説得力あるデザインになっています。
リアルすぎて、知らぬ間に自然とその世界に引き込まれていると思いますね。
現実と錯覚するくらいなのに、派手なクラッシュをして復活しても気にしないとか、ある意味怖いところ(笑)
ゲーム中ポーズをかけて、まじまじと見ると、オブジェクト一つ一つはそれほど綺麗な作り込みをされていないのですが、ハイスピードレースでは当然気になりません。
(余所見などしている暇はない!)
自然な配置を心がける事で、プレイヤーの心理が自動補完する、と言う現象を上手く利用しているようです。
海外のメーカーはこういう「アート的技法」をよく考えているので、流石だな、と思いますね。
友人連中もモーターストームのファンは多いので、その人達にも今度プレイして貰って、感想を聞きたいと思いますo(^_^)o
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