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あるくくまもんの居候部屋

【期間限定?】まったりとした空気を届けます

次世代機戦争

2021-02-06 10:10:45 | 仮想空間とゲームとアニメ
プレイステーション5が発売されてしばらく経つけど
転売屋が買い占めて、高額で取引しているから
ソフトが全然売れなくて困っている

そんなニュースが流れていた。


このニュースを聞いて、最初に感じたこと。
「ソフト売れてないんだー」でもなく

「転売屋は最低だ!」でもなく

「高額で売っている転売屋から買っちゃう人間も悪いんだ!!」でもなく


単純に。

「あ! プレステ5 もう販売されてたんだぁ・・・」
だったりする。

大人になってからもそうだけど、ここ10年くらい特に日本のゲーム情勢についていけなくなっている。

プレステは3までは実家にある。
DSも3DSもSwitchも実家にある。
でも、Switchなんか特にホコリをかぶって、ほとんど使われないままで、どこかで眠ってる。


ついていけなくなったのがいつ頃なのか思い返してみると
多分、90年代の「次世代機戦争」の頃だった気がする。

当時、任天堂のスーパーファミコンが終焉を迎え始め
任天堂はNintendo64を発売し、3D(立体)を前面に押し出したけど、世の中がついていけず。
ソニーがプレイステーションを発売し
セガがセガサターンを発売し
プレステとサターンのどっちがスーファミの後継機になるのか・・・みたいな感じだった。

結果として
サターンは破れ、セガはさらにドリームキャストを発売するも、ドリキャス中途半端なまま消え去り
任天堂もその後、CubeやGameboy Advanceを出すも、そこまで大きな流れにはならず
プレステの1人舞台になっていた。
プレステが2、3、4と更新される中

任天堂はDS、3DSを出して反撃に出て、かつてのゲームボーイを上回る携帯ゲーム機になっていったし。
Switchはスーファミを彷彿とさせる据え置きゲーム機の中心選手になった。



この25年くらいの戦争の中で、ゲームはどんどん進歩していった。
かつて「ドット絵」と呼ばれていたキャラクターは、いつの間にかポリゴン化、そしてCG化していき、今では本物の人間と区別がつかないレベルのものまで存在している。
かつて「ファイヤー」と炎魔法を出したら、画面が3回くらい光って、モンスターが1回点滅してやられるという2、3秒のやりとりも
今では、魔法陣が描かれ、指の先に炎がどんどん集まり出して、手を大きく掲げて振ると、モンスターに向かって拡散しながら炎が襲い掛かり、モンスターは大きく醜い声で咆哮を出して、倒れて消えてゆくという・・・30秒くらいのやりとりに変化している。


初めて見た時は
「すっごーい!リアル~♪かっこいい!!」と思うけど
2回目以降は
「もういいや。スキップしよう。・・・え?スキップできないの?」と渋々見続ける感じになる。

ファミコンの時代だったら10時間で終わるゲームを、演出でごまかして100時間かかるゲームに仕立て上げてる感じ。



ゲームは日に日にリアルに、容量が多くなり
そして、操作も複雑に会っていく。

別に回顧主義って訳じゃないけど、昔のシンプルだったゲームが懐かしくなる。
あるくくまもんの年老いた両親もよく
「スーパーマリオみたいな、簡単なゲーム今はないの?」
と口にする。
マリオも、最近のゲームの中ではシンプルな方だけど。
壁キックが出たあたりから、年寄りにはついていけなくなっているようだ。
まぁ、シンプルなゲームは安価でスマホであるから、わざわざメーカーが販売する気にはならないんだろうね。

でも、高齢者向けのシンプルがゲームが発売されれば、ボケ防止みたいな感じで売れそうな気もするんだけどね。


2025年くらいになったらプレステ4を買いそう。
2030年くらいになったらプレステ5を買いそう。
でも、やらないんだろうなぁ。



今、自分にこどもがいたら、毎日、親子でスマブラ対決してそうな気がする。
けど、独りぼっちだから、そんなことしてない。
独りでぽちぽち。



2020年代は
ゲーム業界で大きな変革が起こって
「リアルさではなく中身を追求するゲーム」が流行してくれるといいなぁ。

まぁ、そうなっても
ゲームをする習慣が戻って来るのか
そもそも、そんな時間が作れるのか
そっちの方が気になるけどね(笑)