あるくくまもん自身が、とっくの昔に、こどもじゃなくなっていることと
結婚していないし、自分のこどもがいないことが影響していて
「春休みがいつ始まるのか」っていう感覚がもう全然分からなくなってきている。
学校や、園、そして地域によって微妙に違うらしいんだけど。
先週末くらいで春休みに入ったこども達もいれば
今週のどこかで春休みになるこども達もいるらしい。
将来、自分にこどもができたとしたら
「あぁ、こどもが春休みになってしまった!でも、自分は普通に仕事がある!どうしよう!」とか思うのだろうかと、ちょっとドキドキしている(苦笑)
さて。
みなさんは先週末の、つまり昨日までの3連休をどのように過ごしただろうか。
あるくくまもんは、書いている通り、実家に帰って、いつも通りの生活を送って今日からまた仕事モードに戻っている訳なのだけれど。
世の中の多くの人は、完全にバカンスムード全開になっていたようだ。
もちろん、とっくの昔に春休みに入っていた、学生たちが、友達や恋人とあちこちに出かけてひゃっほーしているのは当然として
家族連れや、恋人や友達と一緒にお出かけをする社会人たちが日本全国に居たのだという。
テレビを見ていて思っていた。
きっと流れてくるんだろうなぁって。
そう
「この3連休の人出」についての情報が。
でもね。
なんと!
あるくくまもんが見た限りで言うけれど。
今回、やっていなかったんだよね。
「あちこちの観光地が、大量の人でにぎわっています」っていう報道は流れていたし
高速道路の渋滞情報も流されていたけれど
「どこどこの地域は、1週間前の●曜日に比べて、★%増の人の流れが~」っていうニュースに出会わなかった。
ちょっとビックリした。
あぁ。
ついに、テレビ番組もやめたのか。
ちょっとだけ、自分でこの文章を書いていて感動しそうになっている。
この2年間
本当に無意味な数字のゲームに日本国民が踊らされ続けていた。
どこの都道府県で、何人の新規感染者が出ましたとか、そんなに重要な情報なのか?
何人が死亡しましたって言うけれど、本当にコロナウイルスによって死亡したのか因果関係がはっきりしているのか?
そういった重要な要素はうやむやにされたままで、数字の変化だけを見させられ/聞かされ続けていた。
それが、ようやく終わりかけている気がして、とても嬉しい気持ちになってきている。
塩野義製薬のコロナ治療薬に関するニュースがあまり報道されなくなっているけれど、厚生労働省が反対しなければ、間もなく承認されるはず。
「かかった時はしょうがない。インフルエンザと同じで、薬を飲んで、しばらく寝ていましょうね」って思われる時代がやってくるはず。
かなり楽しみ♪
そんな現実を考えていた時に、ふと思ったことがあるの。
「人間ってどうして、こんなにも数字を追いかけたがるんだろう?」って。
いや。
答えは単純明快なんだよ。
「数字は客観的な指標だから、比較や分析がしやすい」
もう、これに尽きるんだよね。
それは分かっている。
でも、数字以外のところもきちんと見ていかないと、真実や、物事の本質に気付けなくなる恐れがあることを知っておかないと大変なことになる。
これだけは忘れないでほしいと思っている。
まず、あるくくまもんの頭に浮かんだのは
株価だ
5年前2017年ごろの日経平均株価はだいたい2,0000円くらいだった。
でも、この数年で上がって行って最近は2,5000円~3,0000円くらいを行き来している。
思い返してみると2002年ごろや2010年ごろに1,0000円を切って4ケタだった頃もあるくらいだから、そこから比べれば確かに高い金額になっている。
ざっくり数値を言うと、2002年には9000円だったのが、2022年には2,7000円にあがった。
株価は3倍に上がっている。
そう「株価が値上がりした」ことは間違いのない事実である。
じゃあ
「2002年ごろや2010年ごろに比べて、あなたの生活は豊かになりましたか?」
「20年前と比べて、あなたの給料は3倍になりましたか?」
そう聞かれたら、あなたはどう思うだろうか?
少なくとも、生活が豊かにはなっていない。
年々、生活しづらくなっているのが現状で、「昔と変わらない」と言える人がいれば羨ましく思えるほどだ。
給料はむしろ、減っている。
もしくは、思ったほど伸びていないのが現実だろう。
そう。
ニュース番組では、必ず最後に
「今日の日経平均株価は~」とか
「TOPIX 東証株価指数は~」とか
「アメリカのダウ平均は~」とか
必ずその数値を流しているけれど。
結局、あれは株の売買をしている人のためだけの話。
株に手を出していない人にとっては、何も関係ないし。
あの数値が上がっても下がっても、実は大多数の国民の生活にはほとんど影響がない。
でも、政治家たちは、あの数字が上がったことで
「景気が良くなった」だの
「私たちの政策の効果が出ている」だの主張したがる。
そんなのどうでもいい。
そんな数値を追いかけている暇があったら、我々の生活をもっと豊かにしておくれ。
心から叫びたくなる。
話はまた、ゴロっと変わるけれど。
数値ってことで、思い出すことがもう1つだけある。
それは、摂食障害だ。
摂食障害も、これまたざっくり言うと
「食べ過ぎちゃう人」と
「食べなさすぎる人」とに分かれるから
あるくくまもんみたいに、くまもももももももーん体型な人の中にも、もしかしたら摂食障害の人はいるのかもしれない。
とはいっても。
あるくくまもん自身は、摂食障害ではない。
これは自信を持って言える。
何も知らない人は
「そんなに太っているんだから、摂食障害かもよ(笑)」とか言いそうだけど。
実際に診断を受けた人たちを目にしているから、レベルが違うことを心から分かっている。
そう。
あるくくまもん自身は違うが、あるくくまもんの周りには昔からどういう訳か、摂食障害の人がやってくることが多かった。
そして、その多くが、「食べなさすぎる人」だった。
きっと、「食べすぎる人」には、「太ってること=悪」だと思っているから、あるくくまもんの姿は醜く映っていたのだろう。
だから近付いてこなかったに違いない。
一方で、「食べなさすぎる人」には、「太っていられるなんて羨ましい」と醜く見えるものの、時に神々しく見えていたのかもしれない。
そんなことを真剣に考えた。
摂食障害の人全員がそうとは限らないらしいけれど
やっぱり多くの人が、「体重」という数値を気にするらしい。
正確には
「体重」という数値【だけの変化】を気にするらしい。
「痩せること=魅力」と思い込んでいる彼女たちは
「体重が減れば減るほど、自分が女性として魅力的になる」という呪いに憑りつかれて、ひたすら体重だけを落とし続けようとしていく。
栄養が亡くなり、肌はボロボロになり、
女性ホルモンが出なくなり、生理が止まり、胸は小さくなり、お尻の肉はなくなっていく。
自分の姿が「女性として魅力的でなくなっている」ことに、【気付いて】はいるけれど、【受け入れる】ことができないほど、数値の呪いにかかっているので、さらに減らそうとし続ける。
そして、やがて倒れるか、命を落とすこともあるらしい。
ちゃんと自分の現状を受け入れて、適切な治療を始めれば、半分程度の人は、元通りになれるらしい。
もちろん、あるくくまもんが知っている限りでは、生理が再開するまで1~2年、正常になるまで2~3年かかるケースがザラらしいけどね。
何より、口では「正常に戻りたい」と言っていても、「ちゃんと食べるようになりましたよ」と言っていても
呪いが完全に解けていないと、どうしても言い訳をするようになり
適切な量の食事をとらなかったり、お菓子だけを食べてご飯を食べなかったり、1食抜いたりという、【ごまかし】をし続けて、完治が遠のくこともあるらしい。
数値の呪いにかかっているのであれば
【適切体重に向かって、少しずつ増やしていく】ことに、そのこだわりを発揮してくれれば、また違うんだろうけどね。
あるくくまもんの身近にいた摂食障害の人は、
みんな時間はかかったけれど、最終的に適正体重に戻って、今は幸せに暮らしているみたいだから、きっとこれから出会う人もなんだかんだで、同じようになっていくんだろうなぁと思ってみたりもする。
不謹慎と言われそうだけど。
摂食障害になって痩せ切った人を見ると、あるくくまもんの下腹についている大量のアレを、移植手術してプレゼントしたいと思っているのはここだけの話だ。
コロナとマスゴミの話から
まさか株価や摂食障害の話に行くなんて・・・。
自分でも書いててちょっとビックリしている(笑)
なんにしても、1つの数値の変化だけに惑わされないように、生きて行きたいものですね。