arudyaのブログ

あるぢゃがブログを試したくて設定してみました。

FIMOケース(自作時計ケース)

2016-07-30 21:19:56 | 時計のこと



FIMOという、ポリマークレイ(要するにプラスチック粘土)があります。
常温で固結しない。低温(なんと120℃!)で焼結、固化する。アクセサリーやフィギュアを作るための粘土です。

って、これで時計ケースを作ってみたら?
というのが今回のテーマ。紙バンドでは、"完全非防水"なので、せめて汗くらいは凌げるかな?と。

先ずは、とりあえず試作してみようかと。

元々がアクセサリー用なので、時計ケースのような直線エッジを効かせるのは(ワシには)難しくて、ぼんやりした形になりました。
写真にあるように裏蓋のないワンピース構造にしたので、いつものキャンドゥムーブでは、竜頭の後付けができずにやむなく(試作だから)スリットを入れて押し込みました。

あと、ラグ部はやはり多少の弾性が残るFIMOでは難しく(力が加わると開いてしまう)て、ばね棒は使えず、急遽ゼムクリップを伸ばした針金で細工しましたが、後でばっくり壊れました(>_<)。

ま、試作ですからね。
次回は、裏蓋ありにして、ラグをもう少しゴツくして…。そんな感じで製作してみようと思います。

デザインウォッチインスタイル

2016-07-30 21:15:39 | 時計のこと
「デザインウォッチインスタイル」という、少し前に買った時計雑誌(ムック版?らしい)を読んでみた。「TimeGear」や「PowerWatch」と同じ編集部から出ているカジュアル系の冊子である。

"デザインで選ぶ"を考えると(数百万、数千万円のモノは別として)、数万円で手に入るカジュアル系の方が具現化し易いのか良いものも沢山あるように思う。
で、この冊子。

デザインの"良し悪し"などはもとより分からないので、判断基準は専ら"好き嫌い"になるのだが、「ほう」とか「へぇ」とか感じるモノもたくさんあって目の保養になったのはとても良かった。(多種のカジュアルブランドやデザインを集めてくるのは、この雑誌社のお得意の分野であるので、ある程度は期待していたが、それ以上だったと思う)
ドイツ、北欧、イタリアと地域分けした特集も面白いし(と言っても決して天上人時計は出てこない(笑))、
判読不能の個性派時計では、時計という媒体を使って、デザインで遊んでいるのが普通に見て取れて楽しかった。

その中でも、
"KLASSE14(クラス14)"という新鋭ブランドの紹介では、"IMPERFECT"というシリーズの"im square"
(Ref.IM15SR002M)のスッキリ感や、
ARNE JACOBSENの短めのラグのあるケースデザインとか いいなぁ(^^)と…。
「あ、(ワシ)やっぱりシンプルなのが好きなのね」と思いましたよ。

後はFOSSILの凄さかな。冊子では分からないけど、このメーカー、四半期に一度、バサっとデザインラインを総取っ替えしてくるのよね。良し悪しは別としてデザインの消費財化(大量のデザインの使い捨て)。良くアイデアが枯渇しないものだと。デザイナーさんも大変です。気に入ったデザインがあったら即買いしとかないと半年後には確実になくなります…ま、使う側もそのつもりなのだろうけど。

で、唯一?頂けなかったのは、添付写真にもあるように、アルネヤコブセンのウォールクロック バンカーズの写真が天地逆さま(ーー;)。
ドラマやマンガで良く見かける、お約束の"間違い"で、"落ち"にもよく使われるミスがまんま。
確かに上下分かりにくいデザインだけどさ、デザインを売りにしている冊子でこれはないでしょ!ちょっと(かなり)情けないミスかと。あーやっぱりこの程度だったか…と思わざるを得ない。残念。

とは言え、カジュアルウォッチデザインの面白さを楽しむには十分"買い"な冊子かと思う。どこかで見かけたら是非!

(って、こういう特集は是非「Pen」でやって欲しいものだと思いました)
(mixi再録)