世界の富豪たちは自分の才覚と汗水垂らし築き上げた富を後生大事にしている人もいるだろうが、世界の人びとはそのようなお金持ちには尊敬の念は余り抱かないが、そのお金を慈善団体に寄付をしたり恵まれない人たちにと惜しげもなく差し出す人には称賛を惜しまないのは世界共通だとおもうが、
この間、新聞記事に世界の富豪が話し合い内容は「自分が死んだら財産の５０％を寄付する」という話があったそうである。米フォーブス誌の世界富豪ランキング上位のウオーレン・バフェット氏やビルゲイツ夫妻などが名を連ねウオーレン氏はさらに世界ランキング400位までの人々に協力を呼び掛けるそうである。そしてこの呼びかけに賛同し応じた場合には約50兆円の金額が集まるそうである。（東京都の財政は約7兆円・都民1200万人だから規模の大きさが分かります）
しかし、新興国の中国やインドなど世界にはまだまだ大金持ちがいるようで更にこの運動を働きかけるそうです。そして、この運動に賛同してくれた人々をインターネットで公表するというのである。（なかなか人の心理を突いています）
所で日本にもこのように物心両面にわたり人知れず援助している方も多いかもしれませんが私の読んでいる新聞コラムに「杉良太郎」氏が連載していたのですが（まア大体自慢話がおおいのですが）
この人も見かけはクールで派手好きなイメージがありますが、随分苦労したらしく、
本当は歌手デビューを目指し上京してきたが全然売れず、食うや食わずのはてにヒョンな事から時代劇役者に抜擢され、何作かを視聴率を伸ばし、その後、
あの有名な桜吹雪の「遠山の金さん」で人気を不動のものにしたそうです。
杉氏も随分と熱心で、特に、売れた芸能人だからではなく
人間として一番感心したのは27～8歳の売れない時から刑務所や、老人ホーム、又は、恵まれない子供たちの施設を慰問したり、
日本のみならず戦争で迷惑をかけたと言う信念で中国やベトナムなどの子供たちに心臓手術や目や口の変形手術などを無償で（もちろん賛同するお医者さんの協力を得てや自腹で）活動し里親として15人位の「父親」になっているそうです。
そんなせいで常に7億～10億円位の借金があったそうです。自分に借金を背負いまでして人の為にと言う人はめったにはいないと思います。（大体がじぶんの余った資産で活動すると思いますが）私も杉良太郎氏の見る眼が変わりました。でも、これを読んだ時に常人では出来ないいつくしみの心を持っている人なんだと尊敬してしまいました。（稼ぐ余力があって返せる当てもあるかもしれませんが信念がないと出来ない事でしょうね・・）でも日本とアメリカでは利益の規模が違いすぎるけど志が共通ですね。
（写真は長く福祉や寄付を続けている杉良太郎氏）
（ちなみに私は甥っ子たちにシゲ様と呼ばれています）
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