arts便り

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中野平和の森公園

2010-08-23 08:35:03 | Weblog
街を歩いているとお祭りの「ワッショイ・ワッショイ」の掛け声や、月明かりの向こうから盆踊りの提灯が揺らめき、笛や太鼓や炭坑節の曲が風にのり聞こえてくる季節になりましたね。
先週テレビで「帰国」と言う戦後の日本人の変貌を描いたドラマを見た。今の日本と家族を救う為に亡くなった兵隊が亡霊となり、自分たちが家族の為・国の為に戦い死んだ思いと、戦後の日本人の余りの希薄な変貌に触れ自分たちは「こんな日本にする為に死んだのではない・・・」随分視点を変えたドラマを見て考えさせられました。
中野区に平和の森公園があるが(昔刑務所があった跡地)実はまだ全部を見た訳でないがかなり広いらしいのだが、ブラブラしていたらその一角に名前の由来なのか戦時中の中野区の集団学童疎開をした方々の写真やその当時の洋服などが展示されているのだが、野方地区の学童の方々とか、地名ごとの疎開先の様子や、お風呂に入って笑顔で元気一杯の写真や、お針ごとや、乾布摩擦のシーンの写真を見て(皆さん戦争中でも笑顔でがんばっていたんだ)の印象が脳裏に残っていたのだ。・・・それに、以前、森英恵さんが新聞のコラムに連載していた時に(森さんは当時大学生)「毎日の空襲で身の危険を感じる事や命をなくす恐怖感のようなものが薄れていく・・・」と言うニュアンスの一文を読んだこともあり人間と言うものは逆境を跳ね返す強さがあるのだな~と勝手に解釈していたのだが、最近、読み返して見た終戦記念日特集の記事を見た時に、自分の浅はかさに自己嫌悪に襲われました。新聞に写っている笑顔は「自分の父親や母親や兄弟家族を心配させない為の笑顔」だったんですね。考えてみれば当たり前ですよね、自分の悲しい顔を切ない顔を送ったらみんな悲しいですね。子供心にも必死でくいしばっていたのですね。

今、私たちにとって当たり前の平和は当時の全ての人々の尊い犠牲の上に成り立っている事を感謝したいと思います。合掌

(写真は疎開先で元気にふるまう児童の皆さん)


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