フライフィッシングの話
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その後はなかなか霧が晴れず、気温も低下気味だったが、風が南に変わり、再び暖かさが戻って来ると、途端にアタリが出始める。カウントダウンの最中、突然グーンとラインがひったくられたと思ったら、直後にもの凄いスピードで魚が走り出したのだ。こういう時に限って、不測の事態が起きてしまうもので、この時は、足下のランニングラインが絡まり、リールファイトが出来なくなってしまった。このままだと、これ以上ラインを出されないよう耐えるしかない。と言っても、8番ロッドのティップが真っ直ぐになるくらいの強烈な引きで、50センチはあるだろうと思ったが、姿を見せたのは40オーバーのヒレピンレインボーだった。しかし、姿を見てからさらに力強い抵抗が続く。長いファイトの末、ネットに収まった魚は、惚れ惚れするくらいの大きなヒレを持っていた。恐らく昨年放流された個体が野生化したのだろう。この魚を見て、今こそ時合いに入ったのだと確信。続いて数投目、またしてもヒレが再生途中の良型ニジマスがヒット。これもかなりのファイターで、ランディングまでかなりの時間を要した。続いて今度は一投目に良型の銀化マスがヒット。残念ながらこの魚は針が胃袋まで達していたためダメージが大きく、キープすることになってしまった。この間、わずか15分ほどではあったが、どの魚も素晴らしいコンディションで、久しぶりにエキサイティングなひとときを過ごすことが出来た。

つづく


12:44 ヒレピンレインボー43センチは凄まじいファイトで危うく切られるところだった。




12:55 続いて釣れた良型ニジマス40センチもヒレが再生途中の素晴らしいコンディション。




13:02 連続ヒット3尾目の38センチは見事に銀化したスチールヘッドと言っても差し支えない個体。




タックルデータ

ロッド Scott S3 908-4
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン SA マスタリーアトランティックサーモンショート SWT 6/7 S2/S3、ティムコエアロシューター28lb
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 3X
ティペット クレハ シーガーグランドマックスFX 1号
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #10 オリーブ


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