フライフィッシングの話
川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。
 




先週、とうとう関東地方にも梅雨入り宣言が。(汗)
そして、ほぼ一ヶ月振りの忍野である。
予報だと、今日は朝と日中が曇り、夕方から雷雨との事であったが、すでに出発した時から雨が降っていた。

忍野に到着したのは朝8時過ぎ頃。
雨は降ったり止んだりといった感じで、臼久保橋周辺ではライズもほとんどなく、川面は静まり返っていた。

鐘ケ淵堰堤へ行ってみると、相変わらずユスリカがハッチしていて、プールのあちらこちらでは、それらを補食していると思われるディンプルライズの輪が広がっている。早速、ミッジングを開始すると、すぐに反応があり、少しして放流間もない小振りのニジマスが釣れた。
ところが、この一ヶ月ほどで岸際の草が伸び、その草にフライを引っかけると、ティペットが縮れたりささくれたりして、なかなか思うように釣りが出来ない。とは言え、それらが完全な状態では必ず反応があり、なかなか楽しかった。
中でも、最後に釣ったメスのブラウントラウトは、ヒット直後からもの凄いスピードで走り、何度もスプールを逆転させるなど、顔を拝むまではてっきりニジマスだろうと思い込むほどコンディションが良かった。

午後は雨も上がり、気温が上昇。
とりあえず上流へ行ってみるが、魚達はほとんどやる気がなく、サイトフィッシングに切り替えてみたところ、いきなり40センチ近いホウライマスが釣れた。斑点が無いのは、ちょっと違和感があるけど、これは完璧なヒレを持つ美しい魚体だった。

その後、江戸屋釣り堀の前でひと休みして、禁漁区域を視察しに行ってみることに。
相変わらず、出口池からの水は澄み切っていて、山中湖からの流れはどぶ川のように濁っている。しかも水底には茶色くドロドロとしたものが堆積していて、その状態は年々酷くなる一方だ。これは今のうちに何か対策を施しておかないと、取り返しのつかないことに発展しそうな気がする。

夕方になると、また雨が降って来て、こんどは雷も鳴り始める。
臼久保橋に戻り、雨具を着て川へ行くと、散発だがライズもちらほら見られるようになり、羽化したばかりのナミフタオカゲロウも、数は少ないが飛翔している。
しかし、ハッチの少ない現時点では、どうしてよいのかさっぱり判らず、とりあえずパイロットフライのアダムスを結び、ライズのあった流れに放り込んでやると、「バシャッ」といきなり反応して来た。そして、三度目の正直でようやくフッキング。
しかし、後が続かず、やがて川面は朝と同様の静けさを取り戻していき、結局イブニングを待たずに納竿となった。

この日の釣果。
ニジマス8尾、ヤマメ2尾、ブラウン1尾。
今日は雨が降ったり晴れたりと、天気もハッチも不安定な一日だった。

写真上:スマートだか尾びれの大きなレインボー。
写真中:山中湖方面からの流れは、住宅地の中を通る用水路のようなもの。
写真下:テニスコート裏で釣れた40センチ近いホウライマス。

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