田中大樹-BLOG-

画家:田中大樹の雑記や展覧会情報などを紹介していきます

絵を描く楽しさを思い出せ!

2007年06月13日 00時58分25秒 | 雑記
ガキの頃から
楽しいから絵を描く事は好きだった
何も考えずに楽しんで描いていた

去年の冬頃は手で描く事が多かった
手が汚れて洗い落としきれなくとも
描いていた


それからは苦しんで描いていた
手で描く手法も少なくなってきた
楽しさが減少していた
自分を追い込んでいた

よく絵を描いていて羨む者もいる
しかし
私はそんなに簡単なものではないと答える
その時は・・・・・・





今は前回の本を読んだきっかけもあり
楽しく描いている?
楽しく描こうとしている?
頭の回路を入れ直す作業をしながら
描いている

絵を描く事
誰かのために描いている訳でもない
私が楽しいから描き続けるのだ

苦しんでいてどうする?
時間のせいにしてはいないか?
人のせいにしてはいないか?
身の回りのせいにしてはいないか?

全て楽しいで溢れさせたい
全て楽しい思いで描きたい
苦しみや悲しみや寂しさを
絵にぶつけてきた事は多かった

愛する女性のために
描いていた
愛する女性の想いを
描いている事が多かった
真剣に描き始めたきっかけも
それだった


田中大樹よ
楽しく描け!
色々な想いがあって
描いてよいが
ぶつけてもよいが
結果楽しく描け!

楽しくなければ良い作品は生まれない
前にも進めない
継続も出来ない


絵を描く楽しさを思い出せ!
楽しさを!



日本の美術と言う教育の方針を変えたい!
絵を描くとは楽しいものだ
忠実に描く事が出来る、出来ないで
判断するのは間違えている
それによって子ども達は
苦手だとか、嫌いだとか
そんな思いをもってしまう

美術はもっと楽しいものだ!
点数で判断するものでもない
縦社会かどうか知らないが
日本はそれが多い
汚い世界が多い
約束されたかのような道を歩む
実力あるものが落ちてゆき
実力ないものがあがってゆく

しかし
その世界を変えることは困難だ

身近ではあるが、俺は俺が思う楽しさを
小さい子に教えている
特別環境を作ってあげるわけではないのが。

子どもはそれを楽しく
何枚も描く
夢中で描く
楽しいからどんどん描き出す
そこでそれぞれ個性や感性が磨かれ
また違う発見をし
無限大に広がっていく


その想い
私は大切にしたい
まだまだ苦しむ事もあるが
昔を思い出し
楽しく描けるように方向転換してゆきたい




これは昔から思っていた事なのだから