アロマ色

アロマテラピーと日々の生活

はっか油

2011-06-19 23:13:41 | 精油
「はっか油は精油ですか?」

という質問を頂きました

はい、はっか油は精油です

学名はMentha arvensis
葉部から水蒸気蒸留法にて抽出します

Menthaでピンとくるのは

Mentha piperitaというペパーミントの学名ですよね

属名が一緒なので香りや効能も似ています


作用は

鎮静作用
冷却作用
殺菌作用
消化促進作用
筋肉痛の緩和
リフレッシュ作用
乗り物酔いの緩和

などペパーミントとほぼ同じですね

「ペパーミント」よりも「はっか」の方がメントールを多く含むため、皮膚刺激に注意するよう言われていますが、私は「はっか」の方が肌に合います

香りは「はっか」の方が強いという方が多いみたいですが

私のイメージでの両者の違いは

「はっか」は飴
「ペパーミント」はガム

です

「はっか」にはスッとした清涼感の中にほのかな甘さを感じます

今てもとにある「はっか油」は100mlと大量の物なので・・

手作りの歯磨き粉や発泡バスフィズの他に、虫よけスプレーや消臭剤など

これからの季節に向けてどんどん消費していきます

朝、ディフューザーで香りを飛ばすと、ぼ~っとしていた頭がすっきりとしますよ

甘さがほしいときにはマンダリンやオレンジの精油とブレンドして楽しんでいます

精油の保管期間

2011-03-08 19:03:30 | 精油
写真は私が現在使用中の精油の一部です

こうして並べてみると結構ありますねぇ

AEAJでは精油の保管期間として

・未開封のものは2年程度
・開封したら1年程度
・圧搾法抽出の柑橘系精油は半年程度

と目安を定めています

私が精油を購入する時は、学名と品質保持期間、実際の香りを確認するようにしていますが

なかには、品質保持期間が箱の中に記載しているため確認できなかったり

もともと記載されていないものにも出会います

きちんとしたお店で100%ピュアエッセンシャルオイルとして販売されているものでも

やはり品質保持期間は知りたいところなので

お店の方に聞いてみたら

「消費期限はありません

と返ってきてびっくりしたことがつい最近ありました

・・製造年月日は分かりますか?

と聞いてみたところ

「分かりません

と、とても明るく返答されたので

気になる精油があったのですが、購入は諦めました

アロマテラピーの知識が全くない方が精油を購入される時は

少なくとも使用上の注意事項や基本的な精油の知識がある方から購入して頂きたいなぁ・・

と思いました

私は毎日、芳香浴、スキンケア、バスオイルやバスソルトに混ぜて使用する他、ちょっと贅沢に洗濯や掃除にも精油を使用しているので

使用中の精油はたくさんありますが、どれも消費期限以内に使いきれそうです

精油をお持ちの方は精油をどんどん使ってあげて下さいね

ティートリー

2011-02-20 23:30:25 | 精油
ティートリー精油
[学名]Melaleuca alternifolia
[科名]フトモモ科
[種類]低木
[抽出部位]葉
[製造法]水蒸気蒸留法
[成分]テルピネン-4-オール、γ-テルピネン、1,8-シネオール他
[産地]オーストラリア、ジンバブエ

ティートリー精油の特徴と言えば、まず最初に優れた殺菌作用が挙げられると思います

殺菌作用の強さを表す様な消毒液にも似たツンとした香りがします

香りを嗅いでいるだけで菌が無くなってくれそうです

数ある精油の中でも薬理作用がとても高いと言われていますよね

ティートリーの産地であるオーストラリアでは昔から先住民族が傷薬と利用していたそうです

化学的な実証が無くても、植物がもつパワーを身を持って知っていたのでしょうね

実際、私がオーストラリアを訪れた時も、ティートリー精油を用いたオイルやクリームがたくさん売られていました

当時は精油の知識など無かったので、お店の人に勧められるままティートリーが配合されたオイルを購入しました

虫に刺された痒み止めとして

虫さされ予防&痒み止めとして、体のどこに塗っても大丈夫

とのことでしたので、オーストラリア滞在中は身体中に塗りたくっていました

ティートリーの殺菌作用は、細菌に対してのみでなく、ウイルスや真菌、バクテリアなど全ての微生物に対して有効です
素晴らしいですね

原液で使用しても大丈夫といわれる精油のひとつですが(もちろん自己責任原則です

私は以前、クレイパックにティートリー精油をたらして使用した所

肌がピリピリと刺激を感じたので急いで洗い流した経験があります

アトピーなどはないのですが、皮膚が薄くて弱いため、市販の化粧品も稀に合わないものがあると刺激を感じる肌質です・・・

残念ですが、私の肌には原液では使用できないな・・と思っていたのですが
(※しつこいですが・・どの精油もAEAJでは原液塗布は禁止しています)

昨日の朝、顔を洗おうと思ったら・・あごに違和感が・・

2つ吹き出物が出ていました・・

思い当たる節はきちんとありまして・・

前日ワインを飲みながらチョコレートをひと箱一気に食べてしまったのが原因だと思われました

嘆いていても治らないので少しでも早く無くなってくれるよう

ラベンダー精油を塗布しようとしたのですが

とにかく殺菌作用の強さを考えると・・・やはりティートリー精油の右に出るものなし

私の肌には刺激が強いかも・・と一瞬躊躇したのですが、すぐにでも吹き出物には消えてほしかったので

実験

と思い、直接原液を塗布してみました(本当にしつこいですが、、自己責任原則でしております

前回の様な刺激は全く感じず、少しスースーするなぁ~くらいの感覚だったのですが

その日の夜には見た目的に吹き出物は消えていて

今朝には手で触ってみても凹凸は全く無く、すっかりと治っていました

ティートリー精油の殺菌力、恐るべし・・

この即効性には正直驚きました

嬉しい驚きです

オーストラリアの先住民の方の様に、身を持って精油の力を実感できたので

これからも自分の身体を使って色々実験してみようと思っています

実験が成功した場合はご報告しますね

ローズウッド

2011-02-01 22:45:39 | 精油
何度もリピートしている大好きな精油のひとつローズウッドです

学名はAniba rosaeodora
クスノキ科の木部から水蒸気蒸留法で製造されています
成分の約90%はモノテルペン系アルコール類のリナロールです

名前にローズとついているので、最初はバラ科の植物だと思っていました
それにしては安くて素敵だなぁと・・・
当然ですが、全くの別物です

ローズの香りがするような・・しないような・・
ウッディー系だけれども少し甘めのフローラル系も混ざっている様に感じます

香りの感じ方は人それぞれなので上手く表現できませんが

私は大好きな香りです

作用は美容面では皮脂分泌調整作用、皮膚細胞修復作用、抗炎症作用などがあり
心身面では高揚作用、疲労回復作用、消毒、殺菌作用などがあると言われています

一時期はローズウッドの木の乱伐により希少な植物となってしまっていましたが
ブラジル政府が「一本伐採したら一本植樹する」法令を定めたそうです

素晴らしいですね

植物の命がぎっしり詰まった精油ですから、植物に感謝しながら一滴一滴使っています

AEAJの試験に出てくる基本の30種類には入っていませんが香りも作用も素敵な精油なので興味のある方はぜひお手に取ってみて下さい

エッセンシャルオイル

2010-11-21 18:34:10 | 精油
自然治癒力に期待して、抗生物質を飲まずに風邪退治に挑戦した結果

成功したようです

まだ完治はしてませんが、熱を出さずに済みました

さっそく切らしていたユーカリ精油とレモン精油を買いにお店に

ついでに出番が多く無くなりそうな

グレープフルーツ精油とイランイラン精油

大好きなベルガモット精油はベルガプテンフリーのものを購入

今までなぜかベルガプテンフリーではないベルガモット精油を購入していたため・・

化粧水やクリームに入れる事が出来なかったんです

これで日中の使用も問題なく出来そうです

今はユーカリとレモンをブレンドし、殺菌&抗菌&空気洗浄をしています

良い香りで癒されます




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