アロマ色

アロマテラピーと日々の生活

アロマテラピーでの鉱物油

2011-02-07 17:04:11 | 基材論
アロマテラピーでよく使用される飽和炭化水素を主成分としたものと言えば

植物性スクワランですよね

植物性スクワランは肌への刺激もなく浸透性が高い上、保湿効果も高くとても優秀です
(※全ての人に刺激が無いわけではないので心配な方にはパッチテストをお勧めします)

同じ飽和炭化水素でも

ほとんどの化粧品に入っている石油から精製された鉱物油であるワセリンやパラフィンはどうなのでしょうか?

アロマテラピー関連のHPなどを拝見していると

肌に刺激を感じなければOKとされている方が多いようです

もちろん、現在、化粧品に使用されているワセリンやパラフィンは十分に精製された安全性の高いものです

成分表にナーバスになり過ぎて却ってストレスになってしまうのは本末転倒かと思います

が、、やはり自分の意思で選択できるのであれば、鉱物油は避けた方が良いかと思います

AEAJが発行している「アロマテラピー用語辞典」内を抜粋すると

鉱物油の箇所で「アロマテラピーでは使用しない」と記載されています

なので、少なくともAEAJの試験を受ける方は

アロマテラピーの基材として鉱物油は適している

という問いがあったら

×

で答えて下さいね

私はアロマテラピーを勉強するようになってから市販のスキンケア用品を使用する機会がグンと減りましたが

もともとお化粧品は大好きなので

成分表を気にしつつ楽しんでいます


油脂とは?

2011-02-04 00:14:41 | 基材論
Q.油脂について述べて下さい

と聞かれたら、きちんと理解した上ですらすらと答えられますか?

AEAJが発行しているアロマテラピー用語辞典では
「3分子の脂肪酸が、1分子のグリセリンとエステル結合したトリグリセリドを主成分とし、他の微量成分を含む物質のこと」
となっています

う~~む。。。。

化学に疎く、理解力も乏しい私は文章だけを何度読んでも何の事だか良く分かりませんでした

エステル結合?
トリグリセリド?

何のことでしょう?


1グリセリン(アルコール)+3高級脂肪酸(カルボン酸)→ 油脂+3水

と言われれば、、どうでしょう?
少しイメージがつきましたか?

難しいですよね

正確な化学面での知識よりも

・1分子のグリセリンと3分子の脂肪酸
・水に溶けない性質
・不揮発性
・常温で液体の物を脂肪油、常温で固体の物を脂肪と呼ぶ
・植物性油脂と動物性油脂がある
・酸化により固まりやすい性質の順に乾性油、半乾性油、不乾性油に分類される
・脂肪酸の性質の特徴や組合せの違いにより油脂の性質を特徴づける

これらのポイントを答えられて

更に、油脂の主成分となっている脂肪酸は

飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に大別され~・・・・・

と続けて答えられる様に勉強していけば大丈夫だと思います

1つの化学式だけでは理解できなかった事も、たくさんの脂肪酸の構造を見ていくと理解できてくると思います

理解できるまで諦めないのもポイントですね

頑張りましょう~