振り向けばカジュアルウォーターII

某ゴルフサイトで連載していたコラムの続編です。

No.19 日本優勝

2005-02-14 | ゴルフ
イチゴのケーキ


【今週の1枚】イチゴのケーキ
どうも春先のイメージがつきまとうイチゴのいちばんの旬は1月から2月にかけて。採れたばかりのイチゴが使われるケーキも、この時期がいちばんおいしい。バレンタインデーのチョコレートもいいですが、イチゴのケーキも捨てがたい……。 → 壁紙
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先週に引き続き、今週も女子ワールドカップの話題。これを書かないわけにはいかないでしょう。宮里藍プロと北田瑠衣プロのコンビで挑戦した第1回大会。トップタイで最終日をスタート。いやがおうにも期待が高まりますよね。

前半を終わった段階ではこのまま独走かという勢いでしたが、後半に入って徐々に崩れ、気づいたら3カ国がタイで並んでしまった……。やっぱりプレッシャーなんでしょうか。あれだけ前半好調だった宮里プロすらボギーを叩いてしまうわけですから。

それにしてもかわいそうだったのは北田プロ。前半2ボギーのあと、後半に入ってトリプルボギー、ダブルボギー、ボギー3つ……前半の2ボギーと合わせて16番まででこの日10オーバー。個人戦ならいざ知らず、チーム戦でこのスコアはさらにプレッシャーがかかると思います。パートナーが好調なだけによけいかわいそうでした。

これがチーム戦の怖さでもあると思います。個人戦にないプレッシャー。パートナーに対する思い、国の代表としての思い、そういったものがよけいに重圧となり、さらに悪いほうへ悪いほうへといってしまう。こういうとき、ゴルファーならわかると思いますが、どうにもならないんですよね。立て直そうとすればするほどどつぼにはまるというか。

だからこそ17番のバーディはすごいと思います。パッティングの距離もわりとありましたし、あれを打ち切れるすごさ。その精神力はやはり代表選手に選ばれるだけのことはあるというところでしょうか。

去年のシーズン開幕当初、メールマガジンの中で“今年私がいちばん注目している選手”と書いた北田プロ。去年、見事に開花しただけではなく、今年はもう一段階上のステージにステップアップしてくれそうで、非常にうれしいです。

何はともあれ、第1回大会、優勝国日本となったワールドカップ。涙々のフィナーレ、とても感動的でした。優勝、おめでとうございます!!


 from Manabu **Springwater** Shimizu
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