いつものように、「いるか~?」と言いながら物置の引き戸を開けると・・・・
ドドスカ ~ドドドー!!!
寝床の中からアニの天敵のダミ声の白黒猫『ダミくん』が、ビックリ仰天で飛び出してきた。
水の容器をひっくり返すわの大騒ぎ。
声かけをするのは、以前も別の猫が入っていたからなんだけど、毎度毎度、猫も私もビックリする。
アニ、ひとりなの?
ダミくんは、アニとケンカをしている時に追っ払っちゃったので、私のことが怖いのだ。悪いことをした。
それでもここにごはんを食べにくるのだから、生きるのに必死なのだろう。
ニャ
何よ、アニはダミくんと一緒の部屋に寝ていたの?
ツッキーとシマ君がいないのは、ダミくんがいたからかな。
こんな雨の中、どこにいるんだろうね。
ミーちゃんが私を見つけて来てくれた。
と思ったら、アニを見つけて逃げちゃった。
スリスリ
そのうち、シマ君参上。
ごはんを食べたら、寝床に入っていった。あのー、シマ君の寝床は下なんですけど・・・。
アニは寝るのが飽きたのか、外に行きたいらしい。
いつも思うけど、こんなオンボロ物置によく住んでくれるよねぇ。
そのうち、立派な倉庫を建てるからね・・・。って、家を新築するって言えないのか(苦笑)。
うん。言えるようにがんばるわ。
あくびばっか・・・
出てくるの?いーよいーよ、出なくていいよ。
・・・・・。
バックバック・・・
ホントに戻った。花冷えの日には勝てないか・・・
でも、 君・・・むかしはこのぐらい平気だったよね?
雨の日は、お互い頭の中が霞みがかっている。
アニ、明日も雨だってよ。
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