2005年8月27日藤原歌劇団 アドリアーナ・ルクブルール☆☆☆☆☆於 東京文化会館大ホール
アドリアーナ・・・・・・・・・・・ヴェロニカ・ヴィッラロエル
マウリツィオ・・・・・・・・・・・マルチェロ・ジョルダーニ
ブイヨン侯爵夫人・・・・・・・・・エレーナ・カッシアン
バレエ・・・・・・・・・・・・・・スターダンサーズバレエ団
指揮・・・・・・・・・・・・・・・菊池彦典
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京交響楽団
デッシー夫妻がキャンセルした段階で,まーーーーったく興味も無くなったのですが,見てみたらまあ,面白いじゃないの,
まず,ローマ歌劇場から持ってきたというセットは,書き割りだけなのに奥行きも感じられてとてもリアルな金持ち感,
額縁はセットに会わせてかなり小さくなっていましたが,歪んだ遠近法で大きさも十分.
アドリアーナはじめ,歌手はみんな声が出ていたし,演技も十分で素晴らしい演奏でした.
オケも,一幕はちょっと温めだったのが,どんどん加熱して,終幕まで.
アドリアーナのヴィッラロエル,低音で唸るところもあったのですが,ソットヴォーチェがきれいだし,金切り声気味な高音もあたくし好みでした.
多少太いけど,見た目もきれいで,素晴らしい歌唱を聴かせてくれました.
ジョルダーニ,イタリア声がきれいでした.
カッシアンのブイヨン公妃,見るからに意地が悪そうで上手でした.
バレエシーン「スターダンサーズかよ」と思っていたら,思いっきり露出度の高い男の子二人が出てきて(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァしてしまいました.
で,全く期待しなかったのにとても良い舞台を見させてもらいました.
幕切れ,後ろのほうの席で見ていたあたくしはわからなかったのですが,指揮者がフライングブラボーを制するような仕草をしていたとか?
ところが,今日の観客は誰一人フライングブラボーをしませんでした(携帯ならしたDQNは二名ほどいましたが)
この装置,ジャンクするなら新国に残して,次回は新国で上演してもらいたいと思ったわ.
終演後はオペラ仲間と上野でお食事.その後自称ノンケのめりパパを連れてエロビデオ屋へ.あたくしは雑誌とエロビデオを買って帰りました.
めりパパったら上級者用の超特大ディルドを手に持って離さないからこっちが恥ずかしくなったわ.「初心者用はどれですか?」なんて訊かないで!
帰りの電車で会社の後輩とばったり!早速雑誌とエロビデオを見せて,解説してやりました.
さ,明日はハンナ姉さんの発表会だわ.