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La Nuit Opératique deux

朝鮮人と中国人は閲覧禁止,狗はOK
毒素たっぷりの雑談

芸術祭大歌舞伎 夜の部 ☆☆☆☆

2006-10-22 22:49:03 | 感想2006
2006年10月22日芸術祭大歌舞伎 夜の部 ☆☆☆☆於 歌舞伎座
仮名手本忠臣蔵 五段目 六段目
早野勘平・・・・・・・・・・・・・仁左衛門
定九郎・・・・・・・・・・・・・・海老蔵
お軽・・・・・・・・・・・・・・・菊之助

梅雨小袖昔八丈
髪結新三・・・・・・・・・・・・・幸四郎
忠七・・・・・・・・・・・・・・・門之助
お熊・・・・・・・・・・・・・・・高麗蔵


先日文楽で4段目まで見た仮名手本忠臣蔵の続きだもの,面白くないわけがない.
おまけに仁左衛門,菊之助くんが(・∀・)イイ!!
たーっぷり楽しませて貰いました.
とはいえ,まだ歌舞伎は云々するほど見ていないので,大きいことは言えません.
今回も歌舞伎座掌本にはお姉さんの投稿が.

遅くなると行けないので,梅雨小袖昔八丈の大詰め前に劇場を後にしたのですが,電車が止まってて,結局帰宅したのは最後まで見ていたのと変わらない時間になりました.

来月は伽羅先代萩を見に行きます.

今日のお弁当も,浅草草津亭で.
「歌舞伎弁当」

中身はこんな感じで,美味しゅうございました.
こんな立派なお弁当を三階席の隅で頂くのもまた一興かと.
銀座ミトゥコスィのお総菜売り場には様々な「観劇弁当」があるのが嬉しいですね.美濃吉もお手軽な「観劇弁当」を月替わりぐらいで出してます.
客席で食べたいとは思わないけど,新国のホワイエにも「観劇弁当」があったら良いのに.
あそこのホワイエのビュッフェはサントリーの系列が経営しているから,それなりのランチボックスを出せば名物になると思うのだけど.
コメント (3)
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牧阿佐美バレヱ団 リーズの結婚☆☆☆☆

2006-10-21 20:18:21 | 感想2006
2006年10月21日牧阿佐美バレヱ団公演 リーズの結婚☆☆☆☆於 ゆうぽうと

リーズ・・・・・・・・・・・・・・佐藤朱美
コラス・・・・・・・・・・・・・・京當侑一籠(きょうとうゆういちろうと読む)
シモーヌ・・・・・・・・・・・・・保坂アントン慶
アラン・・・・・・・・・・・・・・武藤顕三
指揮・・・・・・・・・・・・・・・堤俊作
演奏・・・・・・・・・・・・・・・ロイヤルメトロポリタン管弦楽団
色々トラブルのあった公演ですが,好きな作品なので星四つ,全てアランの武藤くんにさし上げます.
まず,オケ,打楽器の音が酷い.でかいだけでうるさいぞ!
リーズの佐藤朱美,なんで主役張れるのか分からない.華もないし踊りも不安定だし,見た目も特に.
京當侑一籠,(この名前を入力するのにどれだけ苦労したと思っているの),紅顔の美少年だと勝手に思っていたけど,結構立派な青年でした.
でも日本のバレエ界はなぜか見た目が良い子は踊れないのよね.彼もそう.特にサポートはヘタレ.ま,今回が初めてのコラスだから.
何回も上演している作品なのだからもう少し頑張んなさい! で,トラブル
  1. 綾取りのPDDで,外すのがギリギリ,解くのも大あわて.
  2. その後リーズをリフトしたら,ロマンティックチュチュで顔を隠されたコラスがベンチに躓いて,リーズを落とした.
  3. メイポールの場面で,リボンが一本妙な動きをしたと思ったら切れて,ダンサーに絡んだ.
  4. ファニー・エルスラーのPDD,ポアントアティテュードが安定感に欠けてて冷や冷や物だった.
  5. 二幕の途中で非常口の誘導灯がなぜか点灯.

それにしても,リーズってのは油断も隙もないあばずれで,大嫌いな女よ.
ファニー・エルスラーのPDDは,昨年,ロイヤルバレエ学校の土屋文乃ちゃんが見事なバランスを見せてくれたので,なおさら物足りないわね.
アランとかシモーヌとかって美味しい役だけど,一番良かったのはアラン役の武藤くん.与太郎振りがほどほどでなおかつ可愛くて,抱きしめてあげたくなりました.だからこそ,アランを構うリーズとコラスが憎たらしいのよ.
最後のシーンで,リーズの家に忍び込み,置き忘れた愛用の傘を持って退場するところは,薔薇の騎士のラストのハンカチを拾うくろん坊の男の子のシーンのパクリとか.
一幕でリフトに失敗したからからなのか,二幕のリフトではチュチュをまくって手を入れてから持ち上げてたけど「それじゃ痴漢だろう!」と思ってしまいました.

ま,楽しくて嫌味のない作品だから良いけど.

今日も一応 佐賀
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ライモンダまとめ

2006-10-09 20:02:02 | 感想2006
200年10月7-9日新国立劇場バレエ ライモンダ於 新国立劇場オペラ劇場
10月7日☆☆☆☆
ライモンダ・・・・・・・・・・・・ダリア・パブレンコ
ジャン・ド・ブリエンヌ・・・・・・ダニラ・コルスンツェフ
アブデラクマン・・・・・・・・・・山本隆之

10月8日☆☆☆☆
ライモンダ・・・・・・・・・・・・さいとう美帆
ジャン・ド・ブリエンヌ・・・・・・逸見智彦
アブデラクマン・・・・・・・・・・市川 透

10月9日☆☆☆☆☆
ライモンダ・・・・・・・・・・・・スヴェトラーナ・ザハロワ
ジャン・ド・ブリエンヌ・・・・・・ダニラ・コルスンツェフ
アブデラクマン・・・・・・・・・・森田健太郎
指揮・・・・・・・・・・・・・・・オームズビー・ウィルキンス
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

7日のマリインスキー組,持ち込みの衣装が浮いていた.
特にこのバレエはグリーンのイメージなのに二幕の紫は????
パブレンコは華が無くゴツイので日本人ダンサーとの釣り合いは良いかも.
終幕ピアノのヴァリアシオン,ボリショイと同じ手を叩かないバーション.
この日は会社の社員旅行を兼ねていたので,グループ総勢30人で鑑賞.ダーリンも交えて.
一部と会場で会ったおせんちゃん,めりパパ,マイミクの踏み台さんたちとイタメシ屋でデナー.
パパと二丁目で二次会.
8日は全員バレエ団メンバーによる公演.
美帆ちゃんも逸見くんも不安定なところはあったけど,団員だけでこのレベルは凄いんじゃない?
二幕のスペインの踊り.
マイレンが「シャル・ウィー・ダンス」の竹中直人ばりの顔でくどい,恐い,うざい.
でもマイレンが出てくると本当に踊りが締まって良かった.
美帆ちゃんのピアノヴァリは牧阿佐美オリジナルの「三三七拍子」で手も叩く.
幕間にパパ発見.この日も二丁目で二次会.
で,9日のザハロワ.
「お姫さま」オーラ全開バリバリ.髪は金髪に染めてました.衣装は二人とも新国バージョン.
でも踊りはボリショイで,お花も拾わない.キメのリフトも少ない.
コルスンツェフも引きずられて良い踊りを見せてました.途中までは.
でも,終幕のヴァリアシオンは・・・・低い,かっとばない.コルスンツェフ...逝ってよし.
ピアノヴァリはボリショイバージョン.
アブデラクマンの森田健太郎くん,脇毛を剃っていないので'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ
でも山賊??
死ぬところの演技が良かった.(でもいつも思うのは「殺すこと無いだろ?」)

コメント (5)
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ライモンダ2(かきかけ)

2006-10-08 17:26:42 | 感想2006
ゲスト無しの新国バレエ団だけでの公演。
さいとう美帆ちゃん、二度ほどよろけたけど、牧監督のオリジナル振り付けで綺麗に踊ってました。
マイレンがでてくるとやはり締まる。(顔は怖いけど)
幕間にめりパパハケーン。
車で来ていたので、終演後速攻帰宅を命じ、後で新宿で会うことにしました。
つー訳で今日もめりパパとデエトです。
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新国立劇場ドン・カルロ☆☆☆☆

2006-09-19 19:08:05 | 感想2006
2006年9月18日新国立劇場 ドン・カルロ☆☆☆☆於 新国立劇場オペラ劇場

こんな綺麗な喫煙所のパラソル,なんであたくしが禁煙してからなの?

ドン・カルロ・・・・・・・・・・・ミロスラフ・ドヴォルスキー
ロドリーゴ・・・・・・・・・・・・マーティン・ガントナー
エリザベッタ・・・・・・・・・・・大村博美
エボリ公女・・・・・・・・・・・・マルゴルツァータ・ヴァレヴスカ
指揮・・・・・・・・・・・・・・・ミゲウ・ゴメス=マルティネス
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

演出は単純だけど舞台機構を良く生かしている物.
初日は酷かったというオケも良く鳴っていた.主役もコーラスもいい音出していた.
けどね,あたくしにはドン・カルロは退屈なオペラなんです.
思いっきり声を使う良い曲だとは思うんだけど.
声を浴びたと言うことでは満足でした.

ホワイエのビュッフェ二カ所に増えてました.スペイン物なので,一つにはサングリアもありました.
売店には「新国クッキー」やら売ってました.
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文楽 仮名手本忠臣蔵☆☆☆☆☆

2006-09-17 17:12:25 | 感想2006
2006年9月17日文楽公演 第一部 仮名手本忠臣蔵(大序から4段まで)☆☆☆☆☆於 国立劇場小劇場


チケットがとれなかったのですが,Cypressの奥さまが突然「行けないかも知れないので行く?」と連絡をくれたので,「参ります!」とばかりにチケットを譲っていただきました.
久しぶりの文楽,云々するほど詳しくは無いけども,とにかく楽しかった,面白かった.
というか,あたくしは本当に浄瑠璃が好きなんだって言うのがよく分かりました.
人形も素晴らしかったし,特に切腹の段の人形の動きの素晴らしさ,城明け渡しの段の無念に満ちた表現など本当に文楽という芸術の素晴らしさが解ります.
また,伴奏も,切腹の段では太棹がたまにベン,・・・・・ベン...と鳴るだけなのに,まあなんと効果的なのか.
こういった墨絵のようなモノクロームの芸術は日本人ならではの物.とにかく,文楽というのは素晴らしい芸術です.
チケットを譲ってくださったCypressの奥さまに感謝!
住太夫のCDを買い込みました.iPodで聴こう.

朝早くからの公演だったのでミトゥコスィにも寄れず,国立劇場でお弁当を買いました.

美味しゅうございました.
ハンナ姉さんが時間つぶしに行くという国立劇場近くの銭湯とは
こちらでしょうか?
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万世一系一天万乗の現人神その2フィレンツェ歌劇場トゥーランドット☆☆☆

2006-09-15 23:02:11 | 感想2006
2006年9月15日フィレンツェ歌劇場ゲネプロ トゥーランドット☆☆☆於 神奈川県民ホール

トゥーランドット・・・・・・・・・アレッサンドラ・マーク
カラフ・・・・・・・・・・・・・・カール・タナー
リュー・・・・・・・・・・・・・・ノラ・アンセレム
指揮・・・・・・・・・・・・・・・ズービン・メータ
演奏・・・・・・・・・・・・・・・フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団

開演前に,佐々忠が「途中演奏を止める可能性もある」ことと,カバリエ体型の「アレッサンドラ・マーク」が膝に来て,「車椅子で歌う」というコメントがありました.
舞台上には障子のような扉があって,それが開くとマンダリンがブランコの上で「北京の民よ」と歌い出す.装置は扇子がモチーフになっていました.金持ち感も豪華さも十分の舞台.かなりの八百屋
で,一幕は恙なく終わった物の,二幕1場から2場へ移るところで,障子が開かなくて,いったん停止.
さて,2場になってトゥーランドットが出てくると,ほぼ全てを一オクターヴ下げて歌ってました.
車椅子だと声が張れない?それとも声を温存?ここで声を張らずに,いったい何のオペラじゃ?
あーつまらない.
二幕終了後もメータはピット内に.バンダの練習を始めました.
三幕,リューの死ぬ場面は良かった.で,カラフの名前が解って,ギャップ越しのカラフとトゥーランドット.床が動いてギャップが閉じるとき,物凄い軋み音で,いったん停止.再開するもまたもや軋み音で停止.
どうもマークが重すぎて妙な音が出たみたい.
最後は京劇風のダンサーが出てきて幕.
ダンサーが中国人なので違和感のない演出と装置は良かったけど,オケは「小振り」な音でちょっとがっかり.

追記
ピン,ポン,パンは「酒」「金」「女」を象徴しているようでした.
発音がpiŋg,poŋg,paŋg,だったのが??
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魔界転生☆☆☆☆☆

2006-09-09 18:01:18 | 感想2006
2006年9月9日 魔界転生☆☆☆☆☆於 新橋演舞場

柳生十兵衛・・・・・・・・・・・・中村橋之助
天草四郎・・・・・・・・・・・・・成宮寛貴
宮本武蔵・・・・・・・・・・・・・西岡徳馬
お縫・・・・・・・・・・・・・・・藤谷美紀
お品・・・・・・・・・・・・・・・馬淵英俚可
お銭・・・・・・・・・・・・・・・遠藤久美子
成宮寛貴に'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァするためだけに見に行ったのに,信じられないぐらい面白かった!
あたくしは深作欣二の作品に感激したことが一度もないから,ジュリーの映画も「退屈」だったし,「上海バンスキング」も発狂しそうになるぐらい嫌いだった.あまりの酷い出来に串田和美 が吉田日出子で撮り直した映画が大好きだった.
だから,映画は全く引きずっていません.
で,この作品,まず,G2の脚本,演出が素晴らしい.笑いあり,涙あり,外連たっぷりの演出.場面転換も付け板も効果的で.
橋之助の上手いこと上手いこと,素晴らしい役者だってことがよく分かる.

オニチョに流れ着いた芸能人はたくさんいても,オニチョからスターになったのは成宮寛貴ただ一人.妖艶,小悪魔.
色香で男を迷わせる雰囲気十分. この子は弟の学費稼ぐと称して10代から売り専しているときに,かたせ梨乃に拾われて芸能界入りしたとか?
前から「光るところのある」子だとは思っていたけど,蜷川なんかに鍛えられて,あーっという間に実力派に成長.
少し大人になって筋肉も付き,「可愛い男の子」から「色っぽい青年」に脱皮中で(;゜∀゜)=3ハァハァ感がすごい.
柳生7人衆がイケメソ揃いで,これまた(;´Д`)ハァハァ
びっくりしたのが,時代劇初めてというエンクミが凄く良かったこと.最後は結構重要な役だし.
声も良く通るし,演技もうまかったし(ただ,凄みに欠けるけど) 彼女に限らず女優さんはみんな良かった.
観客は明らかに三種類に分かれていました.
  1. 橋之助ファンの歌舞伎好き
  2. 成宮命のヤオイ系
  3. 芝居好き
拍手のタイミングなんかは着物姿の1.が一番決まってました. ヤオイ系姉ちゃんは,せっかくの演舞場なのに場違いな格好でコンビニのサンドイッチなんか喰ってました.おいおい.
で,あたくしはミトゥコスィの美濃吉で,できたての「観劇弁当」1050円也を買い求め,演舞場で頂きました.

お値段の割りに美味しいお弁当でした.
今年見た全ての演目の中でベスト3に入りそうなぐらい面白かった.
終演後,上野でダーリンとホンの30分のデエト.
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落語・オペラ 死神☆☆☆

2006-09-03 20:09:39 | 感想2006
2006年9月3日落語・オペラ「死神」☆☆☆於 東京芸術劇場中劇場

落語・・・・・・・・・・・・・・・柳家小三治

死神・・・・・・・・・・・・・・・小川里美
早川・・・・・・・・・・・・・・・市川和彦
指揮・・・・・・・・・・・・・・・坂本和彦
演奏・・・・・・・・・・・・・・・アンサンブルみらい
我らが小川里美のオペラデビュー. 池辺センセの「死神」. 苦手な「和物」「現代物」だから,作品に関しては述べないけど,ソプラノパートなのに里美の声がとっても綺麗に伸びていた.
なにより,「女優」だったのが良かった.
小三治の落語は枕もなく,いきなり女房の罵声ではじまるという物.こちらは古典なので楽しかった.

さて,昨夜はダーリンがトロワグロのバゲットを抱えて帰ってきたので,今朝の朝食は「ハムとスティルトンチーズのバゲットサンド」とラクレットチーズ入りスクランブルエッグ,カットフルーツにしました.

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N響ほっとコンサート☆☆☆

2006-08-06 20:42:30 | 感想2006
2006年8月6日N響ほっとコンサート☆☆☆於 NHKホール

指揮・・・・・・・・・・・・・・・山下一史
MC・・・・・・・・・・・・・・・・黒崎めぐみ
演奏・・・・・・・・・・・・・・・NHK交響楽団
ダーリンと聴きに行きました.
1000円のチケットですから損したとは思いませんが.
久しぶりのN響,NHKホール.開場するとホワイエにはN響のメンバーが楽器抱えてあっちこっちで観客のお出迎え.
観客のかなりの部分はブラバン小僧達らしく,盛況でした.
N響初めての試みとかで,一部はウィンド,二部はストリングス,三部はオケと三部編成で.
三部の曲は「大編成オケ,ピアノあり,オルガンあり,ナイチンゲールあり,バンダあり,陰バンダあり」の「ローマの松」
N響なのに木管の音が今ひとつ.それより,92ストップのシュッケオルガン,ありゃ張りぼてかい?ぜーんぜん音が聞こえない.
以前芸劇のガルニエを聴いたとき,ペダル音が体を抜けていくのがわかったぞ!
パーカッションはいい音出してました.
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大須オペラ「青ひげ」☆☆☆☆☆

2006-07-30 17:22:10 | 感想2006
2006年7月29日大須オペラ 青ひげ☆☆☆☆☆於 大須演芸場

青ひげ・・・・・・・・・・・・・・若井雄司
ブロッテ・・・・・・・・・・・・・後藤好子
ポポラーニ・・・・・・・・・・・・水谷真人
ボベシュ王・・・・・・・・・・・・間瀬礼章
フローレット王女・・・・・・・・・増田美沙子
サフィール王子・・・・・・・・・・児見山宗志
指揮・・・・・・・・・・・・・・・宮脇 泰
演奏・・・・・・・・・・・・・・・シアター管弦楽団

往きの新幹線で食べた「懐石弁当」2000円也.
美味しゅうございました.

ここのところ恒例になっている,真夏の名古屋詣で.大須オペラ今年の演目はオッフェンバックの「青ひげ」.cypressさんと待ち合わせて見てきました.
まず,いつもながら明らかに臨時編成と思しき一管編成のオケ用に,見事な編曲をする,指揮と編曲の宮脇 泰に拍手.ただし,今年の打楽器は下品な音を出していた.
こんなくだらないオペレッタなのにメイヤック&アレビィ台本という贅沢さ.
相変わらず馬鹿馬鹿しいし,芸術的な価値は無いに等しい.
たった4000円ほどの演芸を見るために往復2万以上もの新幹線交通費を出して,何とも勿体ない話.奥行きもない,恐らく袖も狭いであろうこの舞台によくもまあこれだけのセットを作れる物だ.
で,いわゆる青ひげ物なのに,誰一人死なないという「なわきゃない」物語.
王様は完全な「バカ殿」で,バカ殿振りが半端じゃない.「野原」と言う単語が出ると錯乱して妙なラタプランを歌い始める(カーテンコールもラタプラン)
羊飼いは王子だし(ジゼルかよ!)花屋の娘は王女だし(パキータかよ)いい加減にしろ!と怒りたくなるぐらいの「お約束」
今回良かったのは,ブロッテ役の後藤好子,松金よね子みたいな容貌とどぎつい演技がなんとも面白い.
三幕,四幕は通しで上演なのに,場面転換があるから「ここで一分半の休憩」だって.一分半で休憩なわきゃないだろ!と楽しめました.
最後は全員がカップルになってめでたしめでたしありえねー!
終演後はしつこいぐらいのカーテンコール,これもまた楽しい.
歌ではカンタータ5番の「めでためでたの若松様よ,枝も栄えて葉も繁る」が気に入りました.
なお昨年までは生ビールでしたが,今年は缶ビール(おつまみ二つ付き)になってました.
終演後はcypressさんとお食事,そしてお酒.またもや持つべき物は「質の良い友人」を実感.
オペラファンの皆さん,たまにはこんな「屁の役にも立たない」舞台も楽しいですよ.ここの一座にはぜひ関東公演(かつて一度だけやった横浜にぎわい座とか)をお願いしたいです.これだけの内容のオペレッタをたった一月の公演とは,勿体ない.

帰りの新幹線は奮発してグリーン車で.
名古屋満載幕の内弁当,「天むす」「名古屋コーチン」「ひつまぶし」「味噌カツ」と豪華版.
グリーン車ってオーディオのサービスがあるんですね.iPodのイヤホンで聴いてました.
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牧阿佐美バレヱ団ノートルダム・ド・パリ

2006-07-22 19:39:26 | 感想2006
2006年7月22日牧阿佐美バレヱ団 ノートルダム・ド・パリ☆☆☆☆於 新国立劇場オペラ劇場

カジモド・・・・・・・・・・・・・リエンツ・チャン
エスメラルダ・・・・・・・・・・・ルシア・ラカッラ
フェビュス・・・・・・・・・・・・シリル・ピエール
フロロ・・・・・・・・・・・・・・菊地 研
指揮・・・・・・・・・・・・・・・デヴィド・ガルフォース
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京ニューシティ管弦楽団

まず.モーリス・ジャールの音楽がとても面白かった.ジャールの映画音楽はたくさん聴いていて好きだし,サントラもたくさん持っているけど,この曲も「いかにもジャール」で面白かった.但し,新国ではオルガンと合唱は電子音楽だったけど.
カジモドのチャンとエスメラルダのラカッラが素晴らしかった.
チャン,は虫類的な動きとくねくねでカジモドの不気味さを出していたし,良く開いてしなるラカッラの足の動きの美しさも美しかった.
二幕の,カジモドとエスメラルダのPDDなんて「まーなんて美しいダンスなの!」でした.
ピエール,ルグリを若くしたみたいなダンサーね.
モダン,コンテ嫌いのあたくしがこんなに楽しめるなんて.この作品は今後も観たいと思いました.

コンテンポラリーの面白くない理由の一つが「音楽が酷い」.
「マノン」はマスネー作品の寄せ集めだけど,構成がでたらめで,音楽作品としてどうしようもないし.逆に,楽しめた「オネーギン」なんかはまるでチャイコフスキーが「オネーギンという名のバレエ作品」を作曲したみたにうまく機能しているし.今日のジャールも好きな作曲家だから楽しめたのだと思います.
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七月大歌舞伎夜の部☆☆☆☆

2006-07-17 22:55:30 | 感想2006
2006年7月17日七月大歌舞伎☆☆☆☆ 於 歌舞伎座

山吹
辺栗藤次・・・・・・・・・・・・・歌六
島津正・・・・・・・・・・・・・・段治郎
縫子・・・・・・・・・・・・・・・笑三郎
あたくしにとってバレエというのはチュチュつけてティアラつけてなんぼの世界だから,モダンとかコンテンポラリーとかは例えギエムでも受け付けないの.
唯一面白かったのが,ルグリの「オネーギン」
同じように下座音楽も浄瑠璃もなくコスチュームプレイでもないこの演目は「なんで歌舞伎座でやるの?」な作品.
笑三郎はごつくした玉三郎みたいできれいだったけど,で?で終わり.

天守物語
天守夫人富姫・・・・・・・・・・・玉三郎
姫川図書之助・・・・・・・・・・・海老蔵
近江之丞桃六・・・・・・・・・・・猿弥
奥女中薄・・・・・・・・・・・・・吉弥
小田原修理・・・・・・・・・・・・薪車
亀姫・・・・・・・・・・・・・・・春猿
十文字ヶ原朱の盤坊・・・・・・・・右近
茅野ヶ原舌長姥・・・・・・・・・・門之助
一方の天守物語は面白かった.まさに鏡花の世界.
残念ながらハンナ姉さんが言ったとおり,観客の無神経な笑いが多かった.
鏡花の美しい台詞はもう聞いているだけでうっとり.
舌長姥の場面では玉三郎が扇子で口元押さえて肩を震わせているから「何事?」と思ってオペラグラスで見ると・・・・玉三郎が笑いこけてました.
玉三郎が出てきたら「山吹」の笑三郎なんか吹っ飛んだし,ずっと若い春猿よりきれいだった.おまた返しが栄えること.
海老蔵くんもきれいきれい.
でもやはり浄瑠璃が聴きたかったから星一つ抜きます.

早めに銀座に着いたので,ちょっと時間をつぶして.

今日のお弁当はまたもや浅草草津亭で.

このようなとっても美味しいお弁当でした.
幕間には最中アイスを頂きました.カロリーオーバー?
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レニングラード国立バレエ華麗なるクラシックバレエ・ハイライト☆☆☆☆

2006-07-16 20:24:46 | 感想2006
2006年7月16日レニングラード国立バレエ華麗なるクラシックバレエ・ハイライト☆☆☆☆ 於 ルネこだいら大ホール

「白鳥の湖」より第1幕2場・・・・コシュレワ シャドルーヒン
「竹取物語」より・・・・・・・・・草刈民代 シヴァコフ
「眠りの森の美女」より青い鳥・・・ミリツェワ マスロボエフ
「春の声」・・・・・・・・・・・・エフセーエワ シャドルーヒン
「グラン・パ・クラシック」・・・・・シェスタコワ シヴァコフ
「瀕死の白鳥」・・・・・・・・・・コシェレワ
「海賊」よりパ・ド・ドゥ・・・・・・ヴィジェニナ ルダチェンコ
「ワルプルギスの夜」・・・・・・・エフセーエワ シャドルーヒン フィリモーノフ
「パキータ」より・・・・・・・・・草刈民代 シヴァコフ

この夏のマールイは「ペレン組」と「シェスタコワ組」に分かれてのツアーでした.
関東でシェスタコワ組は2回しかやらないので,小平まで行ってきました(もう一回は入間).
全席完売で満席のルネこだいら(小平駅徒歩二分)
シェスタコワの座長公演なのに,ゲストの草刈タミーがメインかい?
シェスタコワは相変わらず華があって綺麗で,踊りも素晴らしく,何より座長としての貫禄十分でスターのオーラビンビンでした.
おい!男子!ルダチェンコにシャドルーヒン,相変わらず「やる気無し」系の踊り.なんとかしろ
但し,どの男子もサポートが本当にうまい.この辺り新国の○川くんや○川くんや○見は見習うように.
シヴァコフは良かった.カシオのCM以来ちとメジャーになったかな?
本当に楽しそうに踊ってたし,,自分が日本の観客に好かれているのがうれしくてしょうがないといった感じ.勿論踊りも素晴らしかった.タミーとは共演も多いので安心してみていられるし.
MVPはモダン系二曲を踊ったエフセーエワ.正月の眠りではまあまあだったのに,今日は表現力といい,何度も出た180度開脚もきれいで,本当に彼女は今後が楽しみなダンサーだわ.

日本人としてはずば抜けたプロポーションのタミーも,マールイのダンサーに混じると「ネオテニー体型」に見えるのがビクーリ.
シェスタコワが一曲しか踊らなかったのが残念だけど,楽しい公演でした.
記録映像を撮っているようでしたがDVDで販売してよ.光藍社さん.
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日フィル ダフニスとクロエ☆☆☆☆

2006-07-14 23:08:18 | 感想2006
2006年7月14日日本フィルハーモニー交響楽団 ダフニスとクロエ☆☆☆☆於 サントリーホール

指揮・・・・・・・・・・・・・・・沼尻竜典
演奏・・・・・・・・・・・・・・・日本フィルハーモニー交響楽団
合唱・・・・・・・・・・・・・・・東京音楽大学
前座に野平一郎の新作があったけど,忘れました.

今日は午後半休で通院だったので,その後,サントリーホールへ.ダーリンが出るダフクロ聴いてきました.
全盛期のカラヤンも,オーマンディでさえもラヴェルとドビュッシーの良い録音がありませんでした.
この二人の音楽は「おフランス人か,おフランス系の指揮者」じゃないとフレーバーが出ないんです.ミンシュ,マルティノン,ボード,デュトワじゃないと.
プーランク,オネゲルだと小澤あたりでもうまく演奏できるんですけど.
で,沼尻さんの指揮,たしかにおフランスの香りは足りなかったけど,日本フィルが良い演奏聴かせてくれました.
学生時代から「レコードがすり切れるほど聴いた名曲」ですから,殆ど暗譜しているので些細なミスでも逃しません!でも破綻もなく,本当にいい音でした.
初めて生で聴くダフクロ,「バンダがあったのね」とか「鍵盤グロッケン使ってるのね」とか面白かった.
特に打楽器の活躍が素晴らしかったし(本当にデリケートな音がでるのよ,ピアニシモのタムタムとか,シンバルとか)木管の音も良かった.
合唱はダーリンが可愛かった.( ゜Д゜)ハァ?   すみません,お惚気です.
合唱にもミュートがあるのは初めて知りました(楽譜で口元を隠して歌う)
それにしてもラヴェルって本当に天才ですね.美しいオーケストレーションが本当に素晴らしいです.
歴史に「たられば」は(朝鮮人以外には)あり得ないことだけど,もしこの曲をプティパが聴くことができたら,もしプティパが振り付けていたら,きっと「管弦楽曲」だけでなく,バレエとしても残っていたでしょう・・・・・・・

帰りにJR信号事故で電車が混んでたまりませんでした.

明日は久しぶりにダーリンのお泊まり保育です.
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