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英国防省は「UFOはエイリアンではなく自然現象」と発表!

2006年05月08日 22時36分56秒 | エッセイ
今日のニュースから・・・

英国防省は7日、エイリアンが地球を訪れたとする見方を否定する報告書の存在を明らかにした。
同省が確認した400ページに及ぶ同報告書は2000年12月に完成、未確認飛行物体「空飛ぶ円盤」は、流星や大気現象などの単なる自然現象によるものにすぎないとしている。
[ロンドン 7日 ロイター]

という事のようですが、しかし・・・?
これを簡単に信じる訳には・・・
戦争中にドイツのナチが造っていたUFOの話だってある訳ですし、「自然現象だけ」と言うのは、どう考えてみても・・・?



以前TVで見ましたが、ドイツで造られていたUFOには色々とあるようですが、その一つに「ヘリコプター」からヒントを得て造った科学者がいます。
ドイツ軍は長い滑走路を使う飛行機を嫌っていたそうで、ヘリコプターのように直ぐに上昇する兵器が欲しかったようです。
そして、その当時話題になっていたヘリコプターのプロペラが何かに接触して墜落事故を起こしたというニュースからヒントを得て、「プロペラにカバーを付けて覆ってしまえば安全だ」というアイデアから、円盤型の内部に幾つものプロペラを付けた飛行機?を造った訳です。
これが初期の円盤型UFOだったと思います。

でも、これはもうUFO(未確認飛行物体)とは呼べないでしょう。
「自分が考案して製造していた」と証言するドイツ人科学者がいるからです。
工場内でプロペラ式の円盤型飛行機を造っている写真も残っています。
大きな円盤の底に5~8個くらいの穴が開いていて、その中にプロペラが埋め込まれているようでした。
この時の映像や写真は、映画か何かの一場面のような作り物(偽物)には見えませんでした。
ですから円盤型の飛行物体を「自然現象だけ」と判断するのはおかしいと思います。



「エイリアン」という言葉で、一つ思い出した事があります。
もう随分前の事になりますが、カール・セーガンという「宇宙生物の研究」で知られる科学者?の本などが売れて一時期ですがブームになった事がありました。
この人は日本にもやって来ました。
ところが、この時に「宇宙に高等な生物がいるかどうか」を探求している筈の科学者でありながら、「宇宙には人間のような高等生物はいない」と発表したのです。
ただし、地球から近い宇宙の事のようでしたが・・・
つまり「地球に来れるようなエイリアンはいない」と言っているのと同じ事です。

この時に「変だな?」と感じた事は・・・
科学者でありながら「結論を出すのが早過ぎる」という事でした。
科学者というのは、一つの事を一生をかけて研究するのが一般的な事だと思っていたからです。
まだ中年の若い科学者でありながら何故結論を急いで出したのか?
カール・セーガンが科学者であるならば、「宇宙に高等な生物がいるかどうか」を、死ぬまで研究して欲しいものです。

その頃、私はこのハンサムな中年男性のカール・セーガンという人が、一体何の為に日本にやって来たのかを疑問に思っていました。
出版した本を宣伝する為にやって来たのでしょうか?
それともアメリカ政府からの要請で、「エイリアンは存在しない」という事を伝える為にやって来たのでしょうか?



話は変わりますが・・・
明治政府になってから西洋の科学や医学を積極的に取り入れようとして、非科学的な考え方を排除しようとした事と思います。
例えば「拝めば病気が治る・・・というような宗教観」があっては、西洋医学の妨げになりますから抑圧しようとしたと思います。
しかし一般人の空海(弘法大師)などに対する信仰の影響は大きくて、未だに若い人でも空海ゆかりの川崎大師などへ厄除けに行く人が絶えません。
厄除け大師が賑わっているのは正月だけではないのです。

空海のように山中の荒行で修行した真言密教(後期仏教)の僧侶は、ただ単に「悟りを開いて民衆を救う」というだけではなく、ある種の呪術(超能力?)を持っていたと思います。
病気の人を治す、戦争の時には敵を呪い殺す、雨を降らせる・・・
これらの信仰は多くの一般人の感覚の中に根深く存在しているのですから、いくら政府の力で押さえつけようとしても、無理な事もある訳です。

占いなどにしても、非科学的だという理由で政府の力で抑圧する事は出来ないと思います。
西洋の天文台というのは、造る時に西洋占星術で占って色々な事を判断して造ったそうです。

という訳で・・・
今回は「政府の考え(抑圧?)」と「一般人の感覚」のお話になってしまったようです。

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