柳田 功ニュース

政治結社 皇嵐社の運営するブログです。
日本で今起きていることや歴史のことなどを独断と偏見で日々綴っています。

Risorgiment!祖国再興ナイトのお知らせ

2006年10月17日 | Weblog
ご注意 本日の記事は次からです。10月17日まではこの記事をトップにします。ご了承ください。

友人の古沢・三沢・大熊氏などのグループが下記の通りライブを開催しますのでお知らせいたします。
私も時間が許す限り参加したいと考えています。

Risorgimento!祖国再興ナイト4 野村秋介自決十三年
1部 『石原慎太郎著「ある行為者の回想」より「独白・河野邸焼き討ち事件」』

シェイクスピア上演劇団に所属しながらも、ピンク映画界で確固たる地位を築いている俳優・本多菊次郎と、単独ライブで300人を集客する「GAUZE」のカリスマドラマー・ヒコが、「ある行為者の回想」に触発されて互いの領域で勝負。野村秋介の情念を迸る言葉と爆発するドラムで表現。

演技者・本多菊次郎(劇団AUN所属 数々のピンク映画やカンヌ映画祭招待作品「バッシング」等の小林政広監督作品にも出演)

演奏者・ヒコ(HARD CORE PUNKの「GAUZE」をはじめ、幾つかのバンドで活躍する超爆音・高速カリスマドラマー)

2部 「河野邸焼き討ち事件当時を語る」トークショー
場所 新宿 ネイキッド・ロフト(地図参照)
日時 10月17日
OPEN 18:30 / START 19:00
入場料1000円(飲食代別)

                                     
 渋谷歌壇  悔ひなしと 思へど雪の 淡さかな   野村秋介
         悔ひあらば 朱に交われぬ わが身かな 狂竜
                           転載責任 柳 田  功

なくならないいじめ…

2006年10月16日 | Weblog
福岡県で起きた中学生徒のいじめによる自殺問題で今日全校集会が開かれたらしい。そこでの校長の発言がまた物議を醸している。この校長自殺した生徒の家族にいじめと自殺の因果関係を、当初関係ありとして後にその発言を撤回した。自殺した生徒の遺書には「いじめが原因です、さようなら」と書いてあった。これで因果関係がないとは一体なのを考えているのだろう。しかも今回の場合も教師によるいじめが発覚しており、教育現場の荒んだ様子がありありと見て取れる。校長はいじめをプレッシャーと表現したが、こうした体質はまさに彼らが如何に保身に汲々としているかがわかる。これでは一向にいじめはなくならないだろう。私の娘が幼稚園のときにいじめにあった。私は娘の担任の先生、そして父兄と彼女の母親の三者で話し合いをさせた。その結果いじめは解消された。勿論私は出てもいないし、私の存在自体も他の二者は知らない。結局早期に発見をしそれを大人も交えて話し合う、子供達だけではなく大人が参加をして解決していけば何とかなるのだ。学校側はこの問題が外部に知れないようにするだけで、根本的な解決を図ろうとしないからいつまでたっても解決しないのだ。よく子供のけんかに親が出るな。こう言うがいじめは喧嘩ではなく、一方的な暴力であってその暴力は言葉だけでなく物理的暴力も含むわけで、受けている側に取ってはたまらなく心的ストレスの蓄積になる。これを早期に発見するには学校側が、毎日子供達の同行に厳しい目を向けていなければ難しい。いじめがあった学校はその責任者の降格があるといい、学校側はその事実を中々正直に報告をしないらしい。これは学校を管理監督する文部科学省にもその責任の一旦はあるのではなかろうか。教育基本法の改正などよりも、文部科学省のありかた自体を変えていかなければ、また同様の痛ましい事件は起こり得る。国はこの問題に真剣に取り組んでほしい。自殺した少年の冥福を祈りたい。


 渋谷歌壇  秋の夜に 荒ぶ学び舎 照らす月 狂竜

まったく日本の政治家は!

2006年10月15日 | Weblog
中川昭政調会長が核を保持する論議を大いにするべし。こう発言した。まったく何を考えているのだか、こんなのが政調会長だなんてこの内閣も先が見えている。私も核を保持する事には反対ではない。世界で核を持った国だけが発言権があるようでは、やはり持たない国はいつまでたっても2流国家にされてしまうからだ。しかし、この論議を何もいますることはないとは、誰が聞いても言うだろう。折角北朝鮮に目が向いている今、下手をすれば日本に矛先が向けられてしまうのは必然であろう。それにしても組閣があるたびに必ず誰かが失言をするが、言っていいことと悪い事の区別もつかないようでは政治家として失格だ。この発言を聞いて北朝鮮がどういう出方をしてくるか、恐らく待ってましたとばかりに言葉尻を取ってくるはず、中川政調会長の政治生命は終わったも同然である。「ボンボヤージ」と送り出された安倍日本丸は、船出早々暗礁に乗り上げそうだが、これをどのように上手に避けるかが見ものである。安倍船長も航海早々頭の痛い事だろう。


  渋谷歌壇   中川に 船漕ぎ出せば 浅瀬かな  狂竜

林真須美さんからの書簡

2006年10月14日 | Weblog
私は以前和歌山カレー事件の林真須美さんの支援をしたい、こう書いた。彼女は先般大阪高裁でも死刑判決を受けた。その彼女に私が出来る支援といっても高が知れている。私のような貧乏浪人が出来るのはせいぜい何冊かの本を差し入れしたり、激励の手紙を書いて送ることぐらいである。あの記事を書いてすぐに手紙は書いたし、雑誌も送った。彼女からは事件を詳しく知らない私に、事件の内容や彼女とお子さんの手紙のやり取りのコピーなどが送られてきた。これは拘置所の中で制限のある発信数のなかで、パンフレットは発信数に数えられないとうことで私への返信のつもりだろう。私は自分の手紙には返事はいらない、今後もこちらから一方的に激励の手紙を出すだけです。とこう書いたのに何とかそれに応えようと努力をしてくれたのだと私は理解した。あの中で最愛の家族と別れて暮らす彼女にとって、家族との交流はたった一通の手紙でしか出来ないのだ。彼女が子供達とやり取りをした手紙が今一冊の本になった。「死刑判決は『シルエットロマンス』をききながら」(講談社)この本のページをめくると親子が引き裂かれ、その絆がたった一通の手紙でつながれている様子がありありと見えてくる。母の無実を信じたい。いや母は決してやっていない。なんで?何で私たちがこんな目に遭わなくてはいけないの?という切実な声がそこからは聞こえてくる。状況証拠だけで死刑判決を出され反論は悉く闇に葬られ、最愛の家族との絆まで引き裂こうと権力がしている。逮捕してしまったら何が何でも警察の面子のために有罪死刑判決に持っていこうとする権力の醜さは私が一番よく知っている。事実私も冤罪で何年か服役をして社会復帰をしたのがこの4月、この悔しさは誰よりも理解できる。この本を読んで私はこみ上げるものが抑えきれず困った。そのくらい生々しい書簡のやり取りの中で、母は子を、子は母を優しく気遣う。これほど美しいものはないだろう。私はこの親子の獄中書簡を見たとき『林真須美さんは決してカレー事件の犯人なんかではない!」こう確信をした。その林真須美さんの支援集会が今月21日大阪で開催される。私は残念ながら東京からの参加は無理だが、ご近所の方は是非ご参加のほどをお願いしたい。詳しくは下記に


 渋谷歌壇  渡り鳥 行き来て空の 碧さかな 狂竜

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  「林真須美さんを支援する会」を大阪で開催いたします!」
              
  日時:10月21日(土)午後1時~4時


場所:エル大阪(府立労働センター) 
            6階 大会議室
住所:〒540-0031 
     大阪市中央区北浜東3-14 
          TEL:06-6942-0001
(地下鉄谷町線・京阪電鉄「天満橋」駅下車西へ歩いて5分)


【林眞須美さんを支援する会】
事務局 : 〒321-2344
       栃木県日光市猪倉1973-69
関西支援会連絡先 : 〒590-0504             
       大阪府泉南市信達市場2661-18
URL http://enzai.org/masumi_hayashi/
 masumi_hayashi@enzai.org


「林真須美さんを支援する会」呼びかけ人

浅野 健一(同志社大学教授)/浅野 史生(弁護士)/石谷 友輝夫(コンサルタント)/河野 義行/小山 広明/坂口 誠也(かたつむりの会)/篠田 博之(月刊「創」編集長)/津久井 淑子(死刑廃止フォーラムin大阪)/永岡 浩一/松本 慶恒(陪審制度を復活する会)/三浦 和義(作 家)/免田 栄/山際 永三(「人権と報道連絡会」事務局長)/山口 平明/山口 正紀(ジャーナリスト)/吉田 健一


「死刑判決は『シルエット・ロマンス』を聴きながら」(講談社)‐現在発売中‐


核の悲劇!

2006年10月12日 | Weblog
日本は世界唯一の原爆被害国であることは縷々述べた。北朝鮮の核実験がまたここ数日中にあるという情報が流れている。私はそんな中である一つの出来事を思い出した。きっかけは浅田次郎さんという作家のエッセイである。それは「勇気凛々瑠璃の色」という一冊で、この中の「理不尽について」というタイトルの一文。ここでは歴史にうずもれてしまった1人の朝鮮王族の話しに触れている。明治43年日韓併合で当時の旧朝鮮王族李家は日本の皇族として迎えられた。その中の1人の殿下が先の大戦末期広島の軍司令部の教育参謀として任務されていたという。大日本帝国軍人として大東亜戦争をともに戦ったこの殿下は、昭和20年8月6日午前8時15分アメリカ軍のたった1機のB29爆撃機の落としていった原爆にその尊い命を落とされたという。この殿下の資料は少ないという。浅田次郎氏もたった一冊の資料から調べ上げて書かれたらしいが、この殿下のお名前の字は書けても、その読みまでは判らなかったという。私たちはこの殿下がどのような気持ちで大東亜戦争を戦われ、そして被爆してあくる8月7日に薨去されるまで、どんなお気持ちでいられたのか知るよすがもない。しかし、1人の朝鮮王族が日本軍人として原爆で倒れた事実を知らねばならなかった。その事実が歴史の影にうずもれていてしまった事を、戦後発展の恩恵に浴す現在に生きる日本人がこれを恥じねばならないであろう。また、いま2度目の核実験を行おうとしている北朝鮮はこの事実を知っているはずであろう。その北朝鮮が今後もこの愚を冒すのであれば殿下は泉下で何を・・・
私は日本の地でアメリカの原爆の被害にあわれた、この尊き殿下の身を思った時、涙を禁じえずに入られなかった。亡き殿下の御霊に心からのご冥福を祈りたい。


  渋谷歌壇  李王家の 殿下の御霊 靖からむ  狂竜

錯綜する情報

2006年10月11日 | Weblog
また今日も北朝鮮に関して!北の核実験に関する情報が錯綜している。核実験と言っているがただの高性能爆弾だった。2度目の実験を今日行う。アメリカに対して物理的な行動に出る。一体どうなっているのか我々一般市民には理解に苦しむ事ばかりで、政府のあたふたした姿ばかりが目立つ昨日今日である。政府は今日になって「仮に核実験ではなくとも制裁は行う」とのコメントを発表したが、遅きに失する感が無きにしも非ずである。また今日はこの非常事態に久間防衛庁長官は東京を離れて選挙区に向かっていたらしい。どうしてこうも非常識なやつらばかりがいるのだろうか?我々一般国民でさえそんな馬鹿なことは思いつきもしないというのに、このようなやつはさっさと解任すべきであろう。私たちがいま一番の安心を得られる情報源は、どの閣僚の言葉より何より防衛長官のそれであろう。余りにもばかげた話しに開いた口も塞がらなかった。北朝鮮からは核実験実施とされたこの出来事のあと、初めて北朝鮮政府としての対外的発表があり「核実験に踏み切ったのはアメリカが恐慌に圧力をかけたため」と言っていた。本末転倒もはなはだしく、よくもマァこのような勝手な言い草が出来るものと感心するほどだ。恐らく今後我が国が制裁に踏み切れば日本海沿岸あたりにミサイルを飛ばし「日本が制裁をしたから」などと勝手なことをいうのかも知れない。。さらには「アメリカがこれ以上の圧力をかけるなら宣戦布告とみなす」こう恫喝してきた。もっともこんなものは恫喝にもならない、謂わば負け犬の遠吠えに等しい。しかし乍、いずれにしても「窮鼠猫を噛む」のたとえではないがトチ狂った首領様が支配する国、隣国の我が日本としては今後更なる後手を踏まない事を国民として祈るばかりだし、また、そのような対応を練ってもらわねば、国民として安心して眠ることは出来まい。
日本!

 渋谷歌壇  朝鮮に 維新の嵐 巻き起こせ  狂竜

対応の遅さが・・・

2006年10月10日 | Weblog
昨日の北朝鮮の核実験の真偽がはっきり出ない。国によっては規模が小さいため核ではないのかも、といっている国もある。我が国では、実験の真偽がはっきりしたら制裁に踏み切るなどといっているが、北朝鮮が核実験だといっているのだから制裁すべきだろう。現実に核ではなかったとしても、核実験をやって制裁を受けて困るのは、北朝鮮である事を知らしめねばならない。大体北が核実験を行うという話しが出た時点で「もし核実験行わば」という仮説にたって前もって、協議も何もしていないからこんなにまごましてしまうのだ。仮にこれがミサイル発射であったなら、またそのミサイルが日本を直撃したならば、どうするのかという協議自体行われているのだろうか。この期に及んで安倍総理は「平壌宣言は生きている」などと寝とぼけた事を言っているが、そんな世迷いごとを言っているようではやはり何も期待すべきではないのだろう。北朝鮮が実際に核を持ったならば、その脅威は一身に我が日本が背負わねばならないのだ。このように対応が遅れている背景とは、やはり日本が平和ボケをしていることに他ならないのだろう。国会の予算委員会では民主党の前原元代表が、靖国への参拝云々を質問していたが、それこそ今質問する問題ではない、と言いたい・こんな政治家ばかりで本当に日本は大丈夫なのであろうか。
さて私は一昨日から体調を崩してしまい今日はこれで終わりたい。明日体調が戻ったならば、また真面目に「柳田功ニュース」を更新するつもりである。



  渋谷歌壇  現れよ 白頭山に 志士たちよ!  狂竜

北朝鮮核実験成功?

2006年10月09日 | Weblog
ニュースでご承知の通り北朝鮮の核実験が成功したらしい。アメリカ・中国・韓国の政府筋も実験が行われた事を示す情報をもっているようだ。本来ならこの件に関する記事を載せたいのだが、まだ情報の詳細をつかめてないので簡単に。この実験の成功によって北朝鮮は、強力な外交カードを手中に収めたのだろうか。私はそうは思わない。何故ならば国際的に孤立をするということは、食糧難に喘ぐあの国にとってマイナスにしかならないと思うからだ。今回のことで我が国も重い腰を上げて制裁に踏切るであろうが、恐らくアメリカを初めとした各国の反応を見て、ということになろう。アメリカがどこまでの範囲の制裁をするか、それは今後の北朝鮮の動きを見てからということだろう。一応政府は日本として独自の制裁を先行させるようなコメントを発表してはいるものの、恐らくそれにしても肩透かしを食ったようなものだろう。いまだ核実験の成功は北朝鮮の発表のみで、その事実とするところははっきりしていないだけに迂闊な事は言えないが、いずれにしても日本は他国に先駆けて強力な制裁を発動すべきであろう。それにしてもあの「日朝平壌宣言」とは一体なんだったのであろうか。先だって「北朝鮮には愛情もって接しろ」といった田中真紀子議員は今日のこの出来事をどう捉えているのであろうか?聞いてみたいものだ。私は昨日からの風邪で体調を崩し横になっているが、今日の昼過ぎのこのニュースで益々暗い気分になってしまった。これで株価も下がるだろう。


  渋谷歌壇  朝鮮の 飢えたる民に 神出よ  狂竜

歪められつつある伝統。

2006年10月08日 | Weblog
今日の日曜日各地で運動会が開かれているようだ。学習院幼稚園では愛子様が参加されて開かれ、大玉ころがしなどの競技をされた由。また茨城県では突風でテントが飛ばされて怪我をした人が出たらしい。今日は風が強かったものの絶好の晴天で運動会日和であった。こんなときの校長や来賓の挨拶は決まっている。「台風一過、皆さんの日ごろの行いが・・・」などと言う言葉が浮かんで微笑ましく思う。さて明日は祭日となっており「体育の日」だそうな。本来体育の人は10月10日と定められていたのだが、ハッピーマンデー制度という何だか有り難いようなありがたくない様な、よくわからない理由で10月の第2月曜日とされてしまった。祝祭日というのは元々その祝いとなる理由があって、体育の日は昭和41年の10月10日が東京オリンピック開会式であったことからこの日と定められたのだ。現在このハッピーマンデーに振り替えが指定されているのが年間18日の祝祭休日のうち3日がこれにあたる。また本来の謂れとなった名称が現在ではまったく違うものになっているものも多く、例えば11月23日勤労感謝の日は、新嘗祭といって本来宮中の儀式で新穀を神々に供え、そして天皇自らもこれを食して祝う日である。また文化の日とされている11月3日など、元は明治天皇の誕生日で戦前は「明治節」といったものである。このような風潮は歴史・伝統・文化というものを考えた時にこれは如何なものだろうか。私は日本占領中にアメリカ占領軍におもねり、当時の官僚が悉く日本の歴史・伝統・文化の破壊をせんがために行った蛮行は、ここいらで正して行くことが大事であると考える。我が国の歴史はよくも悪しくも天皇家とともにあり、その天皇家の伝統ある行事などは、また歴代天皇の功績などを伝えていく為にも安易な伝統・文化の崩壊につながる行為は避けねばならないと考える。幸い4月29日現「みどりの日」は私共皇嵐社の提唱し続けてきた「昭和の日制定」運動が、多くの賛同者のご協力により実を結ぶ結果となった。お蔭さまで来年、平成19年4月29日からは「昭和の日」として国民の祝日と生まれ変わる事ができた。先帝昭和天皇のご遺徳をしのび、そして顕彰をするにふさわしい名称になったことを心からお祝いしたい。


 渋谷歌壇  風邪ひきの 枕の耳に 秋の風  狂竜

中国の意図は?

2006年10月07日 | Weblog
◎「靖国」解決と受け止め=「安倍首相は参拝しない」-中国幹部
(時事通信社 - 10月06日 19:00)
 【北京6日時事】中国政府幹部は6日、安倍晋三首相の8日からの中国公式訪問について「中国側は、安倍首相が在任中に靖国神社に参拝しないと確信するに至った」とし、首脳会談が実現した背景に、靖国不参拝で双方の「暗黙の了解」があると受け止めていることを明らかにした。その上で、「両国の過去の困難な問題に終止符を打ち、新たな段階に入りたい」と表明した。

 この幹部は孔鉉佑駐日公使参事官。6日、日中友好7団体幹部との都内での懇談会で、日中首脳会談について説明した中で明らかにした。 

[時事通信社]
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上記は本日の時事通信社発表のネットでのニュースである。安倍総理が靖国への参拝をしないと明言したかのように取れる、中国政府筋のコメントだがどうも釈然としない。これはどうやら中国政府の、為にする情報ではないだろうか。今日から3日間はよほどの事がなければ官邸も会見を開かない、また反論をするにも休みの間では強くアッピールできないから。穿った見方をすればこんな印象も受けかねない。大体就任早々の総理大臣が多くの信頼を寄せてくれている国民に黙って、このような見解を中国に述べるであろうか。いかにも「靖国参拝で双方の「『暗黙の了解』が」あるかのようだが、本来そのようなものがあればマスコミなど発表はせずに飽くまでも極秘裏にするのではなかろうか。こうした情報を先にリークして後から合意を求めるというケースは政治の世界ではよくあること。恐らく今回の場合もこれに似たり寄ったりの事であろう。それにしてもいつまでこんな不毛な論議を繰り返せばいいのだろう。仮にこの問題が解決したって戦犯を祀ってあるところは靖国神社だけではない訳で、A・B・C級クラスの人たちになるとその方たちの地元神社にも祀っている事があり、いずれはそちらも参拝するな、こうなるだろう。靖国が終われば今度は日清戦争にまで遡って、明治天皇を祭る明治神宮や、明治の軍神乃木希典を祀る乃木神社も、東郷平八郎を祀る東郷神社もってなるのであろう。次から次へとカードを切って来て、一々それに応えていたならば日本中から神社にお参りする人がいなくなり、それこそ伝統・文化は崩壊してしまう。いっそのことこちら側から戦争殉難者は靖国だけではありませんよ!と言って総理閣僚はそれぞれ近いところの神社のお参りをすればいい。これなら靖国の問題は解決を見るだろう。


 渋谷歌壇  富士の峰 遥かに見ゆる 秋の朝   狂竜

一体どこの国の人?

2006年10月06日 | Weblog
国会の予算委員会で安倍内閣総理大臣に対する質問が行われた。気になったのは民主党岡田元代表の「東京裁判を受け入れたのだからÅ・B・C級の戦犯は日本における犯罪者である」この質問である。この人は一体どこの国の議員なのだろうか。一体学校で何を習ってきたのであろうか。国家というものを何と考えているのであろうか。こんな素朴な疑問が次から次へと沸いてくる。国会議員たるものが歴史にせよ政治にせよ自らの国の立場に立って物事を考えないで、何の国会議員であるのだろう。日本のために命を犠牲に戦ってくれた人々がいたからこそ現在の繁栄があり日本と言う国が、そしてアジアの国々が欧米列強の植民地支配から逃れられたのではなかったのか。そういう歴史認識が欠如している輩がどうして国の為の、また国民の為の政治に参加できるのであろうか。安倍首相はこの岡田議員の質問を「日本が独立をするためには『サンフランシスコ条約』を受け入れなければならなかった。その結果いわゆるABC級戦犯というものが生まれたわけであって、国内的には決して犯罪者とは決め付けてはならない」こう返した。これは極めてまっとうな意見であり常識的な見解である。更に総理は「政治化が先の大戦を含む歴史の正否を議論すべきではない」「歴史は歴史家の手に委ねるべき」と言う、総理就任時とまったく変わらない見解を強調した。次に気になったのが田中真紀子元外務大臣の質問だ。まず、一国の総理をよちよち歩きの子供に例えてこ馬鹿にした。こんな失礼な話はない。たしかに若い総理大臣ではある。しかし選ばれてなった日本の内閣総理大臣である、仮にも国の行政のトップを国会で愚弄するとは何事であろう。まったく下劣な女である。私は彼女が外務大臣に就任したとき、父上の田中角栄氏の喜びのようにそれを自分のものとした。政治家として父上の角栄氏は日中国交回復以外では評価の出来る人であった。あのロッキード事件にしてもアメリカの怒りを買っただけでの事で、そのこと自体私は批判しなかった。しかしこの女は許せない。質問の中で言うにことをかいて首相を愚弄したばかりか「北朝鮮には愛情をもって接しろ」と、こう言ったのである。どうもこの女は拉致問題に対しての動きが鈍いと思ったが、やはり何らかの形で北朝鮮との繋がりがあるのだろう。それでなければ国会の場でこのような馬鹿な発言をするわけがない。これでは中国人か韓国人である。私は何も中国・韓国の人民を馬鹿にしているわけではない。こと北朝鮮に関しての両国政府の対応を言っているのだ。父親の功績で中国からの信頼を一人集めているのがこの女だが、こんな反日議員は速やかに葬り去らねばなるまい。このままでは国会が国賊の巣窟と化してしまう。ただ、安心したのは若き宰相の回答で「拉致問題で一番心を痛めているのは拉致被害者ご家族で,田中真紀子さん貴方ではありません」とキッパリ斬り返したのはご立派。これからもこの若き日本の宰相は国のリーダーとして我々国民の手となり足となって美しい国日本を守ってくれるはずである。我等が日本の若き宰相がこのままの気持ちで日本を引っ張ってくれる事に期待するとともに、絶大なる喝采をもって応援したい。頑張れ日本!


渋谷歌壇  目を閉じて 秋の落日 今日の雨  狂竜

脅威に立ち向かえ!

2006年10月05日 | Weblog
北朝鮮が核実験を行うという声明を発表した。何を考えているのか判らない国だけに恐ろしい。しかし,誤解を恐れずに私見を述べてみるとアメリカやロシア中国を始めとした大国や、インド他の経済的にそれほど裕福ではない国でさへ保有しているわけで、国家としての北朝鮮がそれを保有すると言ったところで当たり前と言えばあまりにも当たり前の事である。ただあの国の指導者が他の国と違って、独裁者であり困窮に喘ぐ国民の事も考えずに核開発に走る事に私は腹を立てているのだ。私自身は「核はないほうがいい」こう考えてもいるが「核を待って大国と対等に対峙する」これも一つの考え方である。我が国は世界で唯一の被爆国家である。核爆弾の恐ろしさを知っている唯一の民族である。しかし我が国は核どころか隣国のお粗末なミサイルにさへ恐れをなしている現実。そのミサイルを迎撃する術も自国では持っていないに等しい。北朝鮮がミサイルを発射するにあたり我が国であれば戦後処理が簡単に出来ると考えている節は中国にもあるし韓国にもある。それほど軽く考えられるのにはこれはやはり軍備を持たないから、と言うことがいえる訳でこれほどなめられた話はないだろう。国際政治で一番大事なのは力のバランスである。だからこそアメリカは世界の正義という顔が出来るのであって、核を持たないアメリカなどクソの役にも立たないはずだ。それだから他国の核爆弾の保有には目の色を変えて反対するわけである。北朝鮮の核実験にいくら言葉で制裁だのなんだのといっても聞く耳などもたないだろうし、これは国際政治の駆け引きとしてのブラフかもしれない。それでも危機は危機だ、この危機を危機として真剣に捉えなければいつまでたっても日本の危機管理は進むはずはない。北朝鮮船舶の入港拒否だの野菜の輸入禁止だのと、世迷いごとをいっている場合ではないことを政府は認識をする時ではないのか。私達はこの危機に瀕して何の抵抗する術を待たぬも同然で、いつまでもアメリカが日本を守ってくれるなどと言う幻想から目を覚まさねば脅威は去ることはないと自覚をしなければいけない。自覚とは読んで字の如く自ら覚えると書く。学習をしたらその学習は実践しなければ意味を待たない。ここでの実践とは軍備を持つことであって、決して口先だけでの平和を唱える事ではないのだ。今こそ国軍の確立と、国民皆兵制度の機運を高めその創設こそが急務である。国内世論喚起!立ち上がれ日本。立ち向かえ危機に!美しい日本を守る為立て若人よ!


 渋谷歌壇  国の危機 起て益荒男よ 剣を持ち   狂竜

本日臨時休刊致します。

2006年10月04日 | Weblog
申し訳ありませんが、本日は臨時休刊と致します。
言い訳をさせて頂きますと、私が某雑誌に連載しております来月号の原稿のゲラの上がりが遅れ、今日校正をせねばならなくなりました。
大した文章ではなくともネット上と違い誤字脱字は、一度印刷に回ってからでは訂正がききません。そんな訳で本日はそちらに時間をとられてしまったのに加え、個人的に体調が優れず、いい加減な記事を書くわけにもいきませんので臨時休業とさせて頂きます。
また明日からは毎日のアップを目指して頑張りますので今後ともよろしくご愛読のほどをお願い申し上げます。

歴史は歴史家の手に

2006年10月03日 | Weblog
昨日安倍総理大臣が国会で「過去の戦争の・・・」と言う民主党の鳩山議員の質問に対して「歴史は歴史家の手に委ねた方が良い」と答えた。まさにその通りである。世界の歴史の中で既に半世紀を越えた歴史上のことを、国会の本会議でいつまでも論じているのは日本だけである。先の大戦のことを未だに政争の道具にしているわが国の政治の貧困さは、まったく政治的に未熟な国であるといわざるを得ない。中国や韓国がこのことを駆け引きとしていつまでも持ち出してくる背景には、このように自国の中できちんと処理できていないということがある。彼らがこの問題を引き合いに出して何か得をすることがあるのか?と問われれば長期的展望に立ったとき決して私は得などあるはずもないし、かえってお互いの理解を阻む障壁になると考える。謝罪と言う面では過去二代に亘る天皇陛下も、歴代の総理大臣も、幾度となくその謝罪を繰り返してきた事だ。また、経済的支援や慰謝料など物質面でも謝罪はしてある。これ以上何を寄こせというのであろうか。私たちはこうした馬鹿な質問を繰り返す野党の大馬鹿者どもに、何らかの鉄槌を与えねばならないと考えるがいかがなものであろうか。さて、話は変わるが、今を遡ること16年前の今日、1,990年10月3日午前零時、私達はベルリンの壁が壊されていく光景をテレビの画面に釘付けになって見ていた。東西ドイツが45年ぶりに統一なった瞬間であった。この場合は東西ドイツ政府が歴史の歪みを政治手段で修正をしたわけだが、これはこれで自国の問題であって政治で決着をつけねばならない問題であったのだ。この場合と我が国を混同して語るわけには行かないが、やはり政治家が政治と言うものを認識していなければいつまで立ってもこの問題の解決を見ることはないだろうし、政治的に成熟した国家にはなり得ようもない。いつまで私たち国民がこの未熟な政治の犠牲にならなければいけないのか判らぬが、こればかりは私達が手をこまねいてみているわけにはゆかないはずで、そろそろ国民的規模での政治的未熟の改革に立ち上がるときが来ていると切に考える次第である。前にも書いたがアメリカが靖国参拝に口を挟むようになってきた今、どこかで楔を打っておかなければ米・中・韓の日本包囲網が張られる可能性は大である。早急にこの問題の国内世論の整備をする必要があり、国を挙げて日本包囲網の阻止に立ち上がらねばなるまい。   日本祖国!

 渋谷歌壇  秋の風 散歩の足の 歩の進み 恐竜

第三回三浦和義トークライブ

2006年10月02日 | Weblog
先日もお知らせで書いたとおり、本日7時から渋谷代官山・豆風ライブハウス「晴れた日に豆まいて」に於いて「第三回三浦和義トークライブ」が開かれた。今日のゲストは現役AV女優で、トップグラビアアイドルの「みひろ」ちゃん。24歳とは思えないあどけなさを持った、可愛いというよりとてもビューティフルなお嬢さんといった感じの好感度のある女の子。開演前に紹介されての第一印象は「えっ!この子がAV女優なの?」であった。そのくらい清楚な感じのする、明るい素敵な女性であった。前回までのゲストは右翼・極左、しかも二人とも刑務所経験者。今回は司会の川村シゲル氏も三浦さんも勝手が少し違ったようで、中々話しに乗っていけない感はあったものの、やはり三浦さんの聞き上手で徐々に盛り上がり楽しくさせてくれた。トークの内容は際どいものもあったが概ね知的な会話を三浦さんのリードで進め、猥褻の定義とはというかなり高尚な問題にまで発展させたところは流石という感じであった。今日のお客さんはほとんどが彼女のファンで、仲には女性のファンまでいた。これには私もビックリしたが、女性のファンがいるほどの売れっ子という事はそれだけ有名なのだと理解した。私自身こういった方面にはとても疎く、彼女の事をほとんど何の知識もないまま会場入りしていたのだ。私達の年代はAVなどよりも日活ロマンポルノであり、ビニ本というエロ本などの時代であり今のビデオやDVDでの家庭でこのようなものが見れる時代など考えもしなかった。さてこの柳田功ニュースは女性の読者も大勢いるわけで、このようなことを書くと誤解を受けるかもしれないが私はエロは文化であると考える。文化といえば少し前にある男性俳優が「不倫は文化だ!」と発言をして物議を醸した事があった。昨日もこの「不倫は文化論」について司会の川村シゲル氏が言っていたが、あのときの男性俳優は何故文化なのかを釈明しないから叩かれたと。我が国の不倫が文化論は、彼の俳優が始まりではなく平安の昔からのことで光源氏を見てみろ!と言う。たしかに源氏物語などを思い出してみれば、ただすれ違っただけの人の妻に恋をし、熱烈たる恋の思いを歌に託して送ったり、深夜女性の床に忍び込んだりということが平然と行われていた。こう例えたのだが、果たしてこれを世の奥様方はどうとらえるのだろうか?ここでは私の考えは述べぬ方が賢明であろうと判断したが、一応思いを川柳で述べたい。
次回「第四回三浦和義トークライブ」は11月6日に開催。ゲストに戸塚ヨットスクールの戸塚宏氏を迎えてやる。これも楽しみで次回もぜひ参加したい。
三浦戸塚

 渋谷歌壇  平安の 昔を憾む 男かな  狂竜