今日のネット配信の毎日新聞の記事に以下のようなことが載っていた。
<2次被害>参考人呼び出しで検事暴言「被害者なのに…」
(毎日新聞 - 10月28日 15:31)
「遺族なのに壁に向かって座らされた」「検事の心ない言葉に傷ついた」--。検察に参考人として呼びだされた犯罪被害者や遺族が、検事や検察事務官の態度や発言で「2次被害」に遭っている実態が「全国犯罪被害者の会(あすの会)」の調査で分かった。最高検が今月初めて全国規模で実施した被害者対策担当者会議でも紹介され、会議で講演した会の代表幹事を務める岡村勲弁護士は「『被害者とともに泣く検察』になってほしい」と訴えた。【伊藤一郎】
これによると、交通事故で一人息子を亡くした夫婦は「2人で来てください」と呼び出された。しかし、話を聞かれたのは夫だけで、妻は取調室の入り口付近のいすに座らされ「(夫の)聴取を見てはいけない。壁を向いていなさい」と事務官に頭を押しつけられたという。
また、建設会社経営の父親を従業員に殺された娘は、検事から「もう少し給料が高ければ、こんなことは起こらなかったんじゃないですか」と言われた。実際には、契約通りに支払われていた給料を従業員はギャンブルで使い果たしていた。
このほかの事例として、交通事故で子どもを亡くした母親が加害者の執行猶予判決に納得できず、検察庁が設置する「被害者ホットライン」に電話したところ、担当検事から電話があり「なぜ余計なことをするんですか」と強い口調で批判された▽性犯罪の被害者が「逃げようと思えば、逃げられたんじゃないんですか」と言われた▽休けい時間に検事はご飯を食べたようだが、自分たちは食べずに聴取を受けた--などの報告があった。
上記は本来転載禁止と書かれてあったがお借りする事にした。
私は前々からこうした事実を耳にしていた。それは検察側の証人として呼び出された方からの話しで知ったのだが、場合によってはかなりあからさまな恫喝をされるらしい。
よく言うことだが彼らは勉強一筋にここまで来て、社会のことを何も知らない。したがって検察庁が始めての社会。そこで目にするものがすべてであって、そこには自分たちが頂点のピラミッドが構成されている。これでは大きな勘違いをしてもおかしくはない。
犯罪者には平然と嘘を強要し、証人にも自分たちに都合のよい証言を半ば強制的にさせても彼らは恬として恥じる事を知らない。
ちかごろ教育者や警察官などのいわゆる聖職者と呼ばれる人たちの問題が社会的にクローズアップされることが多いが、今回のこの検察官にしても聖職者の部類に入る職業である。聖職者の中でもとりわけ検事・判事の公平性は強く問われるものであるが、近年ではその公平さを計る天秤のメモリが幾分ずれてきているように感じる。
世界の各国に比べて日本ほどこの公平さのレベルの高い国はなかったはずだが、近年のそれは余りにもその昔に比べればお粗末といえよう。
私はこの機会にこうしたすべての聖職者を監督する総合的な組織を整備する必要があるのではないかと考えるがいかがなものであろうか。
渋谷歌壇 秋澄みの 空で微笑む 月ひとつ
蓑虫の ような姿で 月を愛で
狂竜
<2次被害>参考人呼び出しで検事暴言「被害者なのに…」
(毎日新聞 - 10月28日 15:31)
「遺族なのに壁に向かって座らされた」「検事の心ない言葉に傷ついた」--。検察に参考人として呼びだされた犯罪被害者や遺族が、検事や検察事務官の態度や発言で「2次被害」に遭っている実態が「全国犯罪被害者の会(あすの会)」の調査で分かった。最高検が今月初めて全国規模で実施した被害者対策担当者会議でも紹介され、会議で講演した会の代表幹事を務める岡村勲弁護士は「『被害者とともに泣く検察』になってほしい」と訴えた。【伊藤一郎】
これによると、交通事故で一人息子を亡くした夫婦は「2人で来てください」と呼び出された。しかし、話を聞かれたのは夫だけで、妻は取調室の入り口付近のいすに座らされ「(夫の)聴取を見てはいけない。壁を向いていなさい」と事務官に頭を押しつけられたという。
また、建設会社経営の父親を従業員に殺された娘は、検事から「もう少し給料が高ければ、こんなことは起こらなかったんじゃないですか」と言われた。実際には、契約通りに支払われていた給料を従業員はギャンブルで使い果たしていた。
このほかの事例として、交通事故で子どもを亡くした母親が加害者の執行猶予判決に納得できず、検察庁が設置する「被害者ホットライン」に電話したところ、担当検事から電話があり「なぜ余計なことをするんですか」と強い口調で批判された▽性犯罪の被害者が「逃げようと思えば、逃げられたんじゃないんですか」と言われた▽休けい時間に検事はご飯を食べたようだが、自分たちは食べずに聴取を受けた--などの報告があった。
上記は本来転載禁止と書かれてあったがお借りする事にした。
私は前々からこうした事実を耳にしていた。それは検察側の証人として呼び出された方からの話しで知ったのだが、場合によってはかなりあからさまな恫喝をされるらしい。
よく言うことだが彼らは勉強一筋にここまで来て、社会のことを何も知らない。したがって検察庁が始めての社会。そこで目にするものがすべてであって、そこには自分たちが頂点のピラミッドが構成されている。これでは大きな勘違いをしてもおかしくはない。
犯罪者には平然と嘘を強要し、証人にも自分たちに都合のよい証言を半ば強制的にさせても彼らは恬として恥じる事を知らない。
ちかごろ教育者や警察官などのいわゆる聖職者と呼ばれる人たちの問題が社会的にクローズアップされることが多いが、今回のこの検察官にしても聖職者の部類に入る職業である。聖職者の中でもとりわけ検事・判事の公平性は強く問われるものであるが、近年ではその公平さを計る天秤のメモリが幾分ずれてきているように感じる。
世界の各国に比べて日本ほどこの公平さのレベルの高い国はなかったはずだが、近年のそれは余りにもその昔に比べればお粗末といえよう。
私はこの機会にこうしたすべての聖職者を監督する総合的な組織を整備する必要があるのではないかと考えるがいかがなものであろうか。
渋谷歌壇 秋澄みの 空で微笑む 月ひとつ
蓑虫の ような姿で 月を愛で
狂竜