柳田 功ニュース

政治結社 皇嵐社の運営するブログです。
日本で今起きていることや歴史のことなどを独断と偏見で日々綴っています。

またまた中川が?

2006年10月30日 | Weblog
中川昭一政調会長は今日台湾の陳水扁総統とテレビ会談をしたとのこと。その中で陳総統の「日台安全保障についての・・・」との呼びかけに「積極的な関心を持っていかなければならない」などと発言をしたという。(時事通信社)
これがどこまで正確なニュースかわからないが、これに近いことは言っているのだろう。いくらなんでも時事通信社たるものがない話を作ってまで流さないだろうからだ。
それにしてもいい時代である。政治家がこんな発言をしても無事に政治家が続けていられるのだから。これが一昔前であったら大変な騒ぎである。
先日も二十一世紀書院で行われた対談で司会役を引き受けてくれた蜷川正大氏が言っていたが「いまの日本は幸せである政治家が何を言っても首を切られない時代になったのだから」と。
一昔前なら中川のごときは即刻辞任であろう。
しかしこの中川発言、私たち民族派にとっては願ってもない発言だが、政治的に見たらどうであろう。折角時の総理大臣が上手に国と国との対話の窓口を開き、さぁこれからというときに中国を刺激する発言。
先般の核論議発言に続いてまったく時宜を得ない発言といわざるを得ない。
これだけの時局音痴、政治音痴に政調会長が務まるとは・・・これならプロレスラー(中にはちゃんとしたのも居るが)でも政治家が務まるわけがわかろうというものである。言っちゃー悪いがこの私にでも今すぐに政治家は務まりそうである。
私が思うに、この中川昭一政調会長、もう時間の問題であろう。
これが任期満了まで勤め上げられるのであれば、安倍総理はよほどのことを握られていると見てよかろう。
明日私は自民党にまた抗議のメールを送るつもりである。


  渋谷歌壇   秋の色 少し濃くする 夕べかな
           閑寂の なか粛々と 秋のゆく
           寂しさも 一入けふの 朧月
                          狂竜