日本人に合った能力主義評価方法?

2004-10-31 02:02:58 | Weblog
年功序列制度はだんだんなくなっていると聞いているが、実際のところはどうなんだろう。とりあえず、明日うちの親父に聞いてみるか。

確かに、年功序列制度は官僚的な思考に陥り、会社の成長、拡大に悪影響を及ぼすだろう。しかし、完全能力主義はかなりフェアなやり方でないと不満がつのる。やり方しだいでは、単なる人事コストの削減としてしかとられない。フェアであったとしても、出る杭を打つ日本社会においては妬みの対象となるだろう。

この手の本を一冊読んでみた。タイトルは、「『能力なき者は去れ』で日本は本当に蘇るか?」というものである。落としどころは、予想通り、日本人に合った能力主義評価制度を導入しなさい、というものであった。

自分は、年功序列制度は非生産的な空気を作るものであると考えている。ある程度、チームごとなどの単位で成果の評価を行いサラリーに反映することはモチベーションを刺激するに違いない。

うまくバランスが取れた人事評価制度は、技術者たちのモチベーションを高め、開発力、生産力の向上につながるはずだ。共通の目標を達成するために、うまい具合に競争意識、仲間意識を刺激できるかが問題である。(特に興味のあるのが技術者なので、あえて技術者と記述)

技術者評価制度の現状を知る、という目標が出来た。今度聞いてこよう。

最新の画像もっと見る