新井律子建築設計事務所のブログ
大阪・北浜で住宅の設計を中心に仕事をしています
 



8月12日(木)~8月16日(月)まで夏期休業(お盆休み)とさせて戴きます。よろしくお願いいたします。

お盆(おぼん)は祖先の霊を祀る一連の行事です。私もお墓参りに行ってきます。

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今日、岡村歯科に行ってきました。歯が悪く、小さい頃からずっと歯医者さんに通っていましたが二年前にインプラントを決意し、やっと悩みから解放されました。今は一ヶ月おきにメンテナンスに通っています。
写真は2007年6月に開業した岡村歯科です。天神橋六丁目から北浜の大阪証券取引所2階への移転に際し、設計を依頼されました。
岡村先生の「アメリカ留学時代での診療所をモデルに、患者さんを自分の家族、友人と考え、患者さんが気持ちよく、繰り返し通院できるよう、また繰り返し通院しても苦にならないよう配慮された診療所に!」との考え方に基づきプランニングしました。
家のリビングにいる雰囲気に!と、待合室の床は無垢のチーク材フローリング(オイル仕上げ)、また廊下カーぺットは、サイザル麻を使用。患者さんの健康に配慮してできるだけ自然素材で、エコを追求しています。
4ヶ所ある診療室は、窓から街路樹を眺めることができ、またプライバシー確保のためひとつひとつが個室として区切られています。
インプラントは少し勇気がいりましたが、岡村先生の20年以上におよぶ手術実績による技術力と最新の設備で、術後の痛み、腫れなどもなく、お願いして本当に良かったと実感しています。

http://www.okamura-dental.jp/

http://www.arai-ksj.info/okamira-DC.html

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本は私自身にたくさんの体験をさせてくれます。
本を読もうとするとき、どんな本を読もうか迷ってしまいます。暮らし方研究会の事務局にはいろんな本が揃っていて、事務局の津島さんより本を薦めていただいています。
幸田露伴の「五重の塔」は最初は読みづらかったですが二回読むと大変良かったです。また、浅田次郎さんの「壬生義士伝」で涙し、緒方貞子さんの「難民支援の現場から」で背筋が伸び、「西岡常一と語る 木の家は三百年」では日本宮大工の大棟梁・西岡常一氏がかって語った言葉は大変勉強になりました。
今回、最近テレビに良く出ておられる姜尚中さんの「悩む力」をお借りしました。姜尚中さんは1950年生まれ、私より二つ上の同世代の方です。夏目漱石とM.ウェーバーをヒントに、最後まで「悩む力」を手放すことなく真の強さをつかみ取る生き方を提唱する本です。
夏目漱石の本は私も数多く読みました。「坊ちゃん」「虞美人草」「行人」「それから」など。その中でも「こころ」は印象深いです。
「人とつながりをもとめつづけろ」「老いて最強たれ」大変解りやすい文章で共感が持てました。最後の章で「ハーレーダビッドソンに乗るのが夢」と語る姜尚中さんは、ほほえましく親しみが持てます。
人とのコミュニケーションを大切にされる姜尚中さん、東京大学での授業を受けてみたいと思いました。

http://www.arai-ksj.info/hon.htm



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