新井律子建築設計事務所のブログ
大阪・北浜で住宅の設計を中心に仕事をしています
 



東北の地震は大変な被害です。一刻も早く無事に救出される事を願います。

先日、暮らし方研究会にご相談があり、地震があった翌日、東住吉の住宅で耐震診断を行いました。間口2間、奥行き7間の細長いお家です。
暮らし方研究会代表の津島さん、会員の工務店の伊藤嘉材木店の社長、棟梁の國料さんと伺いました。伊藤嘉材木店さんには前に東大阪の住宅でお世話になりました。

まずは、床下の点検から。床下収納口から伊藤社長と國料さんが床に潜ります。以前に浴室・洗面・トイレをリフォームされていて、土台などの腐れ部分は取り除かれていました。基礎のクラックもないとのこと。只、筋交いなどの位置は確認できませんでした。

1階の上に2階のバルコニーがのっている部分があり、雨漏りがあったとの事で、2階の和室の畳を取り外し、床を一部カットして1階の天井裏を確認。梁がじゃまして隙間からでしたが、外壁のバラ板は腐れがあるようですが柱は大丈夫でした。一安心です。

さらに、2階の押入の天井から小屋組を点検。筋交いは2間短手方向外壁側に東西各2ヶ所、階段の壁に1ヶ所、長手方向外壁側に南北各2ヶ所が確認できました。

外壁は風化が進んでいますが、クラックもなく問題がなさそうです。屋根の瓦も問題なし。

床下、天井裏、小屋組、屋根をベテランの大工さんがすべて細部まで事細かく確認してもらったので安心できます。内部の撮影もしてもらいました。

この結果をふまえ、提案していきたいと思います。

道路側(南側)の外壁は、玄関と1間の窓があり耐力壁がとれていないので心配ですが、玄関部分と居間食堂のリフォームを希望されていますので、耐力壁の確保など考えていきたいと思います。
工務店さんから大阪市の耐震改修の補助金の案内も頂きましたので、利用できるかどうかも検討するつもりです。

関西でもいつ大地震がおきてもおかしくありません。生命に関わる事ですので慎重に提案したいと思っています。

参考に大阪市の耐震改修の補助金 http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseibi/page/0000022473.html



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3月10日、オープン戦ですがビスタルームでの野球観戦の機会に恵まれました。

オリックス対楽天。岡田監督と星野監督、タイガースファンの私にとってはどちらも応援したい気分です。

ビスタルームは初めて、観戦者六名、いっせいに「ホテルみたい!」という歓声が・・・。

少し寒かったですが外の席で観戦。マー君でるかな?岩隈さんでるかな?

残念ながらどちらも登場しませんでした。結果は1対2でオリックスの勝ちでした。

楽しい一日になりました。チケットをいただいた「Iさん」に感謝です。

 



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