新井律子建築設計事務所のブログ
大阪・北浜で住宅の設計を中心に仕事をしています
 

灯り  


自宅の客間の照明器具のスイッチ紐が動かず、新しいペンダントをとりつけました。

以前から持っていた中村好文さんデザインの「PERA」です。

明るさが電球60ワット。いままでの明かりが蛍光灯サークルの60ワット。

三分の一の明るさです。暗いのではと悩みました。

イサムノグチさんデザインの「AKARI」40ワット電球を追加。

暗いですが、それなりの趣があります。今まで明るすぎる感覚に慣れすぎていたのかもしれません。

部屋の照度を確保することばかり考えて計画しがちです。

住宅の灯りは、その場所に必要な明るさの、居心地よい明かりを考えていきたいと思います。

 

 



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両親が結婚して、新居のお祝いに頂いた四季の和額。

額が壊れて長い間そのままになっていましたが、知人の紹介で谷建具店に修理をお願いして戻ってきました。

最初に椿に鶯の絵を飾りました。素敵です。

桜の時期に

昨日、暑くなってきたので、カワセミの絵に交換。

季節ごとに取り換えられる額、日本ならではと思います。洋画ではそうはいきません。

四季の移り変わりを部屋の中でも感じられます。

秋になれば、また入れ替えます。

絹地に書かれた日本画、掛け軸のように巻いて収納可能です。

 

 

 



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2018年、以前自宅のリフォームさせていただいたYさんから連絡があり、宮津に建物付き別荘地を購入したので、見てほしいと連絡がありました。早速、一緒に現地へ。

 

天橋立から伊根までの中間の宮津湾に面したすばらしい眺めのところにありました。
要望は、
20年前に建てられた建物のメンテナンス、外壁に数カ所痛んでいる箇所がありました。
外部にデッキとテント、中にストーブがほしい。
海に面したサッシを全解放サッシに変更したい。これは打ち合わせをしてそのままに。
和室に押し入れがないので、収納が必要。お客様に快適に泊まっていただけるようにしたい。一部増築して、収納と洗面・デスクを設置することになりました。

 before→


照明器具取替・カーテン取替・ストーブ設置

 before→ 

一部、洗面・収納を増築



デッキ・テント取付
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カーテン・窓建具変更、照明器具取り替え。

 before→ 


照明器具取り替え・カーテン取り替え

幅5メートル奥行き3メートルの広いデッキの効果もあり、内部からも広がりのある空間となり、シンプルな照明器具のインテリアで見違えるようにモダンになりました。
海外からのお客様もデッキで海を眺めて、時を忘れて会話が弾みます。

2000年3月新築建物の改修工事
工期 2019年4月1日着工、5月末完成。
施工 金下建設株式会社



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10月21日、第二十九世法誉行生、大光寺晋山式に参加しました。大光寺は私の家の菩提寺です。大光寺について泉佐野なんでも百科で調べると「創建年代は不明ですが、玄誉上人により再興された中庄にある浄土宗寺院。山号は仏照院、本尊は阿弥陀如来です。創建当初は大高寺といいましたが、1784(寛延元)年知恩院玄誉上人によって大光寺と改称されました。かつては37ヵ寺を有する大寺で、上善寺・西福寺とともに泉州地方における浄土宗中本山として大勢力を誇っていました。」と書かれてあります。

7年前に住職さんが亡くなられて、約5年間浄蓮寺さまで見ていただいていたのですが、2年前やっと京都からご住職をお迎えできる事になりました。

9時半から庭儀式、新命(新たに住職となった僧)とお稚児さんが「中宿」からお寺まで練り歩く儀式ですが、残念ながら10時にお寺に到着したときは終了して記念撮影の最中でした。

10時半から堂内式が始まりました。堂内の欄間が美しい!

新命は住職となって初めて本堂に入堂し、大光寺本尊と対面します。創建以来の傳衣(でんね)・過去帳を引き継ぎ、大光寺の法灯を受け継ぎ誓います。

 阿弥陀如来さま

新命挨拶

祝辞 浄土門主 代読 泉南組 組長より

祝辞 宗務町 代読 泉南組 第二部部長より 

祝辞 来賓 大本山黒谷金戒光明寺 執事より

新命の先生からお祝いと修行時代のエピソードをお聞かせいただきました。

法類代表謝辞 浄蓮寺御老僧 原章壽上人より

長きにわたりお寺をお守り頂きありがとうございました。

檀家代表謝辞 吉田総代より

堂内脇の薬師如来と十二神将もすばらしいです。

僧侶の方々の雅楽もすばらしく、新住職の煌びやかな衣装と能のようなゆったりした足さばきが印象的でした。高齢の母が長く座っておれないとのことで参加できませんでした。様子を見せてあげようと写真をたくさん撮らせていただきました。

一生に一度、体験できるかどうかだと思います。貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。



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 北側外観 南側外観

 平成28年10月、施主の大西さんご兄弟から「明治時代から引き継いできた屋敷を残すため、様々な手を尽くしてきたが止むを得ず解体することを決断した。そして敷地の一部に母屋の古材を活用して資料館を新築したい…」とのご相談を受けました。ご相談から住宅の調査・解体・造成・建築工事と完成まで約1年半を費やしました。
 大西家住宅は豪農の屋敷として資料価値が非常に高いため、まず建物の資料を残すための調査を京都美術工芸大学工芸学部 井上年和先生にお願いしました。結果、新築された資料館の土間に大西家住宅の主屋の模型が展示されることになりました。

 大西家住宅の主屋の模型

 資料館の様式は予てより暮らし方研究会でシリーズ化していた「日本の民家」のプランをご提案。共感と賛同をいただき資料館としての仕様にアレンジして着工・竣工しました。「日本の民家」シリーズについては、www.woodyland.biz/jhome.html
 何処か懐かしい日本民家の外観と典型的な民家の間取りを踏襲し、解体された主屋の大梁・柱・天井板・建具を活用することと併せて、伝統と歴史を伝えるに相応しい重厚さと安定感が再現されたと自負しています。更に、土間には三和土、壁は弁柄色とし、130年間住人と連れ添った懐かしい主屋の雰囲気を少しでも感じていただけたなら幸いです。
 施工をお願いした野原工務店さんには1年間にも及ぶ作業場での古材の管理、そして古材の再活用と大変なご苦労をおかけしました。約7ケ月の工事期間中に丁寧な仕事ぶりを拝見できたこと、素晴らしい職人さん方に出逢えたこと、主屋の解体工事、古材の生け捕り、造成工事、古材を使った工事、などなど大変貴重な体験をさせていただき心に強く残る現場となりました。
  縁の板は、旧大西家廊下板を利用

 

大梁・柱・建具は旧大西家のもの

 龍吐水ポンプを展示  

差鴨居・柱などの仕口を展示

  

テーブル天板は旧大西家の床脇床板

 襖・欄間を利用

      

DATA
2018/大阪府摂津市/新築工事/木造軸組工法2階建/延床106.45㎡(32.2坪)

  




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