新井律子建築設計事務所のブログ

大阪・北浜で住宅の設計を中心に仕事をしています

ただいま囲碁にハマッテいます。

2010年09月28日 | 日記

囲碁を始めて五年ぐらいになります。昨日も関西碁院の初級クラスの教室に行ってきました。
講義が1時間、その後対局で1時間です。昨日は勝てましたが、負けると少し悔しいです。

9月12日(日曜)、関西棋院主催の「第29回 朝日・関西アマ女流囲碁名人戦」に参加しました。
五歳ぐらいから八十八歳まで、300人程度が集まりました。女性は強し、凄まじいパワーを感じます。



4度目の挑戦で、1回目、2回目は四戦三敗、3回目は四戦二敗。「こんどこそは!」と意気込んで7級で挑戦しましたが四戦四敗、惨めな結果となりました。
対戦相手の一人は八十八歳の背筋の伸びた上品な女性、完敗です。40歳頃から囲碁を始めたとの事です。
私もそのお年まで続けられたら、元気で生き生きとした老後を迎えられるのでは・・・。
最後にプロ棋士による「指導碁対局」をしていただき、囲碁の一日を終えました。

囲碁は4千年前に中国で発生し、日本に伝来したのは1千5百年前と言われています。
囲碁はシンプルですが奥深さとおもしろさを持っています。
ただいま囲碁にハマッテいます。


新薬師寺・白毫寺・浄瑠璃寺を訪ねて

2010年09月24日 | 日記

9月18日、新薬師寺に行ってきました。



「新薬師寺」の名前についてどうして「新」がついているのか?疑問に思っていました。
「新」とは、西の京にある「薬師寺」に対するものではなく、ここでの「新」とは新しいという意味ではなく、霊験あらたかなの「あらたかな」という意味で、あらたかな薬師寺ということだそうです。「新薬師寺」は華厳宗、「薬師寺」は法相宗で宗派が異なります。

新薬師寺の本堂には、我が国最古最大の十二神将(じゅうにしんしょう)がご本尊の薬師如来を守っています。
十二神将とは、薬師如来の世界とそれを信仰する人々を守る大将で、一体に7,000人の部下を率いていると言われています。
頼もしい!
また、十二神将は十二の方角を守っている事から干支の守護神としても信仰されています。



お堂で販売していた私の干支の辰の守護神「波夷羅(ハイラ)大将」を買いました。両手に弓を持っています。頼もしいお姿です。
「どうぞお守りください」

http://www.k5.dion.ne.jp/~shinyaku/juunishin.html#top

近くにある白毫寺(びゃくごうじ)にも立ち寄りました。



奈良盆地が一望できる景勝地に建つお寺です。下の門から境内までの道を覆うほどの萩と「五色椿」が有名なお寺です。
残念ながら暑さためか、この時期咲いているはずの萩の花は、まだ「ちらほら」でした。
本尊は木造阿弥陀如来坐像ですが、険しい表情の木造閻魔王坐像にもお会いできました。
「お手やらかに!」と手を合わせ、「閻魔さんのうちわ」を買って、暑さをしのぎました。

そこから車で20分ほどの浄瑠璃寺(京都府木津市)にも足をのばしました。
本堂(国宝)に九体の阿弥陀如来坐像(国宝)を安置することから「九体寺(くたいじ)」の別名を持っています。
本堂に入り、九体の阿弥陀如来坐像を眼にし、心が引き締まります。
九品往生、人間の努力や心がけなど、いろいろな条件で下品下生からはじまり、下の中、下の上と上品上生まで九つの往生の段階があるという考えから、九つの如来が祀られているそうです。一体一体、丁寧に手を合わせました。



池をはさんで本堂と三重塔(国宝)が向かい合い、平安時代の美しい庭園がそのまま眼前に拡がっています。
五重の塔は平成修理が行われていて見ることができませんでしたが、塔からの眺めは極楽浄土の世界を見るようでした。

改修後の五重の塔を見に再び訪れてみたいお寺でした。

http://www.city.kizugawa.lg.jp/article.php?id=583&f=275&t=cat


「カフェ&ギャラリー・やまぼうし」でランチ

2010年09月14日 | 日記
9月9日、久しぶりに「カフェ&ギャラリー・やまぼうし」を訪れました。
1ヶ月のお店の夏休みの後、たくさんの方が来られていました。



当日、やまぼうしギャラリーは、1ヶ月毎の企画展「はやしかよ」さんの『絵本原画展』が開催されていました。

 

ほっこりした絵で、「自然の風景の中で、女の子の後ろにうさぎさん」の額の前で思わず「かわいい!」
子犬と花、屋根の上の猫、おじいちゃんとおばあちゃん、などが描かれた絵、どれも心が緩みます。
「ルイのともだち」「しろねこくん」「源五郎ぶな」「しろうさくんとひなこさん」の絵本も展示されていました。




その後、あらかじめ予約しておいた10食限定のランチをいただきました。6人の予約で申し訳ないです。
お味噌汁・かぼちゃのたいたん・四角豆(これははじめて食べました)・冷奴など家庭の味。
「このかぼちゃ、おいしい!」「ご飯、おいしい!」「おとうふ、おいしい!」「やっぱりこういう料理が一番!」言葉が飛び交います。
「野菜、お米は地元のものですか?」の問いに、「近くのスーパーと地元の農家からもってきていただいています」とのやまぼうしの奥様の説明。
「やっぱり!」納得。
デザートは、ぶどうのゼリー、シフォンケーキ、抹茶ロールの中から一品。私はぶどうが入ったゼリーとコーヒーをいただきました。

今尚杉の香りのする客席でのおいしい料理とおいしいデザート、会話が弾みます。
Tさんは、ここから30分程篠山方面に行った処で、退職後、畑をしているとのことで、これから行かれるとのこと。
奥様から「キジがピット、蛇がピットの自然が一杯の素敵な処なのよ!」「一緒にいかが?」とお誘いいただきましたが、残念ながら仕事の関係で、2階でのパッチワーク教室をのぞかせてもらって帰りました。
昨日、Yさんから写真を見せていただきました。言われたとおり、一面の田んぼと山並み、素敵な処でした。

とても楽しい一時を過ごせました。皆様、ありがとうございました。

http://www.arai-ksj.info/yamaboushi.htm

http://www.cafe.zaq.jp/yamaboushi/

吉左衛門 X LOUBIGNACの空の下で

2010年09月07日 | 日記
Yさんのお知り合いのギャルリ プチボワの方から「吉左衛門 X LOUBIGNACの空の下で」の開会式のご案内をいただき、Yさんと一緒に9月3日、佐川美術館に行ってきました。佐川美術館は初めてです。



ワクワクしながら会場へ。会場では館長に続き、樂焼の十五代目である楽吉左衛門氏のお話を聞くことができました。



友人のアンドッシュ・プローデルとの出会い、プローデル氏の陶房での四年間に渡る作品制作など、大変興味深く拝聴しました。
とてもソフトな口調で、お話も解りやすく、素敵で魅力的な方でした。
つづいてプローデル氏のお話(日本語がペラペラ)。ラスコーの洞窟のすぐ近くのLOUBIGNAC地方の小さな村に生まれ、放浪の絵描きとして旅をつづけ、メキシコで日本人の陶芸家と出会い焼き物を志すようになったそうです。

テープカットを終え水庭に埋設された地下展示室へ。ここは樂吉左衞門氏ご自身が設計創案・監修されました。
水の上に浮かぶように見える茶室の建物が印象的です。



地下に降りると水のゆらぎを映す天空光の入る地下ホール。



そこで流れるような「お手前」を見ながら、お茶をいただきました。



器、拝見。



いよいよ展示室へ。フランス・リモージュの白土、地元ルビニャック村でプローデル氏が掘り出した赤土、スペインの黒土や、暖炉のクヌギ灰、プローデル氏が発見したフランスの鉱石、フランスの古い銀貨から作った釉薬など、樂吉左衞門氏の初めての挑戦です。
薄暗いなかで作品が浮かび上がります。なんとも言えない風合いと色、心奪われます。

素敵な体験をさせていただいた、Yさん、プチボワさんに感謝です。

「吉左衛門X LOUBIGNACの空の下で」は2010年9月4日(土)から2011年3月21日(月・祝)まで開催されています。

http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/cgi-bin/raku/detail.cgi