戯言

萌えやら呟きやらたまに更新記録も混じる無駄口日記
現在ジャンルが雑穀米

9×7に非ず

2009年04月14日 | お侍
 本を読んでいたら、97式中戦車という言葉に出会いました。
 暫くすると89式中戦車も。
 97だの89だの、おサムライスキーならついつい脊髄反射してしまう数字ですが、調べてみると戦車ばかりでなく97式魚雷だの88式騎兵槍だの89式小銃だのいっぱい出てきます。
 この数字は一体何だべさと思ったら、軍に採用された年号だそうで、皇紀(神武天皇が即位した年を皇紀元年として数える)の下二桁から取っているそうな。
 即ち、97式は皇紀2597年(昭和12年)採用の兵器で、89式は皇紀2589年(昭和4年)採用。
 因みに有名な零戦は皇紀2600年(昭和15年)に採用されたから零戦という名前なんだそうな。

 ヒョーゴさんの愛刀は95式軍刀。
 デビューは昭和10年ということになります。
 あの作品の舞台に昭和という概念がそもそもあったのかという疑問は置いといて(笑)。
 更にネットの海を彷徨っていると、
「95式軍刀は下士官用の軍刀で、曹長刀とも呼ばれている」
 という記述も見つけました。


 ヒョーゴさんは下士官だったのか!


 ヒョーゴ曹長と新兵キュウ。
 うわーうわー!(ツボに嵌りまくったらしい)

 士官と兵とを繋ぐ軍隊の背骨とも言われる下士官。
 下士官の裁量によって軍の強さが左右されるんだそうな。
 背骨が腑抜けだと当然隊も弱くなり、逆に多少トップが馬鹿でも兵が頼りなくても、下士官がしっかりしてればそれなりに戦えるんだそうな。

 至極扱い難い抜き身の刀を上層部から丸投げされて、調教がてら共に組む事になるわけですね。
 ハゲ萌える。


 拍手のお侍様方有難うございました。ゴロさんの刀も95式軍刀でした。95式軍刀が南軍独自のものだと仮定すると、北軍はどんな刀使ってたんだろうか、なんて考えます。島田の刀は柄のフォルムがサーベルっぽいからもしかして西洋風だったり。


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